2018年4月8日日曜日

休暇中の読書

2週間もの療養休暇、本を読んで過ごしています。


「須賀敦子の旅路」 大竹昭子著 文春文庫
以前、河出書房新社から出ていた土地ごとにまとめられたシリーズが
ありました。そのうちの大竹さんが担当した3冊をまとめ、加筆、
東京編を加えた、重量感のある須賀敦子論となっています。


とてもすらすらとは読めず、毎日二篇ずつ読んできました。
残すは東京編です。


以前も大竹さんが担当した3冊はとても手ごたえがあり、良い本だわ、
と思っていたので、このように文庫にまとめられて、嬉しいです。


いろいろな方が須賀さんについて語っておられますが、
大竹さんも納得できる解釈をしながら、述べられています。


最近になって、自分にとっての須賀さん像がぼんやりと見えてきて、
そろそろ言葉にできるかもしれないと思っているところです。
最初の著作と出会ってから25年以上経ち、ようやく、です。


他に読んでいるのは、
「ルネサンス夜話」 高階秀爾著
「人質の朗読会」 小川洋子著
「パリの異邦人」 鹿島茂著
など、少しずつ並行して読み進んでいます。


ただ、集中力が欠落していて、30分くらい続けて読んで、休憩、
の繰り返しです。なかなか進みません。


さて、病状の方ですが、あまり芳しくありません。
少しずつましになってきているように感じてはいます。
そのような状態がおわかりになるのか、昨日の主治医の診察では、
後2週間の休暇が必要だと思う、とのことでした。
確かに頭も回らなく、PCをさわると頭痛が出てくるので、
まだ本調子とは言えません。
が、後2週間なんてありえません、出社OKにしてください!
とねじ込みまして、とりあえず、12日から出社することになりました。
とりあえず、です。
とても通常ペースではできないと思うので、
休憩しながら、少しずつやって行こうと考えています。


明日、月曜日は産業医と会社との面接です。
それで本格的な話が決まるのですが、
どのようになるでしょうか。


8年同じ部署で仕事をしていて、体調に異常はなく、
9年目に新しい部署の仕事が追加されて1年経ち、適応障害との診断。
これまでやってきたことは、いったい・・・。

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