2009年11月7日土曜日

ブリヂストン美術館のカレンダー

机の上に置いてあるのは、
ブリヂストン美術館の小さなカレンダーです。

11月は佐伯祐三の《Cordonnerie(靴屋)》
白い壁に大きくCordonnerieと描いてあって、
小さな間口に靴らしきものが吊り下げられています。
横にあるこれまた小さな棚に載せてあるのは、
たたんで積んであるのでエスパドリーユでしょうか。
庶民はきっとこういうつつましげなお店でお買い物をしたのでしょう。

右手の鉄柵は建物の入り口に当たるのでしょうか、
中は真っ暗です。
足元の暗灰色の道にお店の白い壁がくっきりと浮かび上がります。
いつもの佐伯祐三の絵より、落ち着いた感じがする絵です。

来月はマネの《オペラ座の仮装舞踏会》、
今年もあと1ヶ月とちょっとになりました。

2009年11月6日金曜日

「はじめての構造主義」

「はじめての構造主義」  橋爪大三郎著 講談社現代新書

この世の中というものをどう捉えたらいいのか、
長い間悩み続けていました。
何か基本になる考え方、見方があるはずだと思っていたのです。
人に聞いてみたりしてもしっくりくることはなかったし、
哲学や宗教の本は難しすぎました。
自分を主体にして考えすぎていたのかもしれません。
様々な考え方があり、
答えなどないのだと思い始め、
自分が納得するものは自ら構築するしかないのだと、
年を経るにつれ悩むことも薄らいできました。

身辺にも色々あって、
一つ、二つの山を越えた頃、
この小さな入門書と出会いました。
とてもわかりやすく、
こういう考え方があるのかと驚きました。
すばらしく明快に感じたのです。
そこでレヴィ=ストロースやフーコーの仕事について
簡単な知識を得ることができました。

実際には、この哲学者たちの本を読むまでには至っていません。
眼前にヒマラヤの峰々のように高く聳え立っています。
これらを読むためには、ギリシア哲学、カントやヘーゲル、
ニーチェ等についても知識が必要でしょう。
気が遠くなりそうです。
いつか読む機会を作ることができれば幸いだと考えています。

なぜか戦後活躍した哲学者、思想家たちは、
早く亡くなった方が多いように思えます。
その中で、レヴィ=ストロースは100歳まで生き、
21世紀を見ることができたことをどう感じていたでしょうか。
訃報に接し、その功績と100歳という年齢を想い、
考えることはいくつもあると感じています。
こんな頭でポケっと思いつくままですが。

2009年11月5日木曜日

ワンピース

とことこと地下に広がるお洒落な街を歩いていたら、
ふと目に入ったのが、
ちょっとマルジェラ風のすとんとしたワンピース。
とっても可愛い☆とラブリーな気分で手に取ると、
よく行くお店にも置いているブランドの物でした。
よし、次の機会にBshopへ行こう!
心はあのワンピースで一杯です。
そう、こういう浮ついた状態は好ましくないです。
浮つきから脱出するためにも早くBshopへ行ってきます!?

2009年11月4日水曜日

「フィレンツェ」

「フィレンツェ」 高階秀爾著 中公新書

副題に初期ルネサンス美術の運命とあります。
15世紀ごろのフィレンツェの美術が
政治、経済、社会、思想等の影響下に
どのように発展し、衰退したのか考察しています。

フィレンツェの隆盛は、
まず、メディチ家の興隆による、
経済的発展、維持が基盤となっています。
また市民の気質にも特徴が見られます。
コンスタンティノープルの陥落により、
イスラム圏の影響もあるようです。
特に中世から大きく変化のある思想面、
ユマニスム(人文主義)の開花が
大きく影響を及ぼしていると思われます。

このユマニスムは中世的思想と、
古典的思想を結びつけるものとして
神の前にある人間の理性的存在を肯定するといった、
新しい概念だったとのことです。
これについて高階さんは非常にわかりやすく、
具体例を多く挙げて書かれています。

「春の戴冠」に登場していた人々も登場しています。
あの温厚なフィチーノ先生が、
ヨーロッパ中に知られるほどの重要な人物であったということも
ようやくわかりました。
ボッティチェルリが線描表現にこだわった理由についても
述べられています。

残念なことに、この時代は長くは続かなかったのでした。
数々の天才たちを生み出したフィレンツェが
急速に没落せざるをえなかったのは、
政治的な面だけでなく、
この街の気風にも原因があったようです。

今もその美しさを留めているフィレンツェを一度は訪ねて、
当時の栄華を偲んでみたいと思っています。

2009年11月3日火曜日

寒さがやってきた

今日はとても寒い一日でした。
と言っても北国や日本海側のように雪が降るほどではありませんが。
ちなみに住んでいるここは奈良です。

昨日は猛烈な風が吹き、
一気に冷え込みました。
この文化の日に秋薔薇を見に行こうと考えていたのですが、
強風で薔薇も散ってしまっただろうと、
諦めてしまいました。

寒さにとても弱いので、
毎年のことながら
これから冬に向けて不安です。
乗り切ることができるのかしらん。
きっとこのブログでも
寒さの話題が多くなると思います。

2009年11月2日月曜日

お仕事

週のうち5日は
お仕事です。
デスクワークをしています。
電話を取ったり、
データをパソコンに入れたり、
経理処理をしたり、
資料をまとめたり、
レポートを作成したり、
勤怠管理をしたり、
出納もしたり、
お片づけや、
洗い物まであれこれ、
つまりなんでも屋さんです。
用事が重なると大忙しです。

週に2回は電車に乗って遠方へお使いです。
今日もてくてく出かけます。

2009年11月1日日曜日

お昼寝

日頃から睡眠をしっかりとらないと、
全く調子が上がらないので、
(機嫌が悪いという声もあります)
夜はたっぷりと寝ているのですが、
この上にお昼寝をしてしまいます。

これが気持ちいいのですね。
おだやかに過ぎる時間を満喫して、
ひたすらぐうぐう寝ています。

この時間を読書やら片付けやらに
使うのが理想です。
まったく睡眠ばかりに人生を費やしているようです。

寒くなってくるとさらに布団が恋しくなりますね。