「タルチュフ」 モリエール著 鈴木力衛訳 岩波文庫
この作品は1664年に書かれた戯曲です。
17世紀のフランスですね。
“もしくはぺてん師”という副題がついており、
まったくもって喜劇です。
舞台は、お金持ちのオルゴン家。
主人をもって、信仰の厚いタルチュフをもてなしています。
オルゴンの母もタルチュフをすっかり信用しています。
オルゴンの妻もそうです。
が、息子、娘、息子の嫁、娘の恋人、女中たちは、
すっかり見抜いていたのでした。
そこへオルゴンがタルチュフを娘と結婚させようとします。
タルチュフ、実は信心家を装って、
かつ零落貴族を名乗り、
オルゴンから財産の横領をたくらみ、
オルゴンの妻に言いよろうとするぺてん師なのでした。
さて、このお話の顛末はいかに。
17世紀のフランスは太陽王ルイ14世の治世。
モリエールの一座は地方巡業を経て、
ルイ14世のお気に入りとなったところです。
戦争も治まって、安定した世の中であったであろう、と考えます。
ルイ14世は自らも踊ることが好きだったということで、
音楽と演劇を好んだそうです。
モリエールは紆余曲折がありながらも、
数多くの作品を書き、自らも舞台に立ったそうです。
とくに喜劇を得意とし、評価が高かったのでした。
その代表作のうちの一冊が、
この「タルチュフ」。
大変古い作品ですが、
偽善者を見破り、その皮をはぐ、展開の見事さには喝采です。
で、きちんと王様を立てているところが、
あっぱれ。
そうでないと、上演できなかったのでしょうね。
当時の娯楽の一つとして、
演劇は大変好まれたと思われます。
きっと一般大衆においても。
また、モリエールは古典演劇のルール“三一致の法則”、
時の単一、
場の単一、
筋の単一、
をきちんと守っており、
喜劇作品の完成を見せています。
ひとつ読んでみると、
他も面白いのではないか、と当然ながら思いますね。
なので、翻訳されている数冊を読んでみたいと考えています。
古典劇といえば、コルネイユ、ラシーヌが挙げられます。
彼らも同時代の劇作家です。
ラシーヌはモリエールのライバルであったとか。
もちろん、他の演劇一座もありましたから、
様々な劇場での上演があり、楽しまれたようです。
その時代ならでは、の雰囲気で、読んでみると面白いですね。
映像があれば、もっと楽しめるでしょう。
いい映画ないかな?
調べてみましょう。
2017年2月11日土曜日
厳しい寒さが続きます
今週に入ってから、いっそう寒さが厳しくなりました。
中国地方では、大雪が続いています。
奈良でも、雪が積もるほど降る日もあったり、
陽射しがあるのに風花が舞ったり、
という厳しい寒さです。
おかげで、しっかり着込んでいるものの、
すぐに寒気に襲われる始末。
減らしたお薬のコントロールにも四苦八苦しておりまして、
体調管理だけでも、目が回りそうです。
今日は祝日でお休みでした。
なぜだか、一日ふっと気がつくと寝てしまっていました。
ほとんど何もしない一日。
眠気がとれません。
先日読んだ「タルチュフ」の感想を書いてみようと思ったのですが、
モリエールとその時代について調べていると、
そう簡単にはいかないことが判明。
自分で咀嚼しておかないと、簡単なことさえ書けなさそうです。
シンプルに作品の面白さだけでもいいのかもしれません。
ここしばらく幸いにして大阪へ出たりする用事がなく、
体調優先で過ごすことができましたが、
来週から出かけることが多くなりそうです。
寒さがひと段落してくれて、
動きやすくなってくれることを願うばかりです。
これじゃまるでローラ・I・ワイルダーの「長い冬」じゃないですか。
建物の中に閉じこもるばかりで、
寒い、寒い、食べるものが無い・・・。
(出社する前に食べ物を買い込んで、外に出ないようにしています。)
でも彼らは乗り越えたのですから、
ローラたちを見習って、寒さをしのぎましょうか。
中国地方では、大雪が続いています。
奈良でも、雪が積もるほど降る日もあったり、
陽射しがあるのに風花が舞ったり、
という厳しい寒さです。
おかげで、しっかり着込んでいるものの、
すぐに寒気に襲われる始末。
減らしたお薬のコントロールにも四苦八苦しておりまして、
体調管理だけでも、目が回りそうです。
今日は祝日でお休みでした。
なぜだか、一日ふっと気がつくと寝てしまっていました。
ほとんど何もしない一日。
眠気がとれません。
先日読んだ「タルチュフ」の感想を書いてみようと思ったのですが、
モリエールとその時代について調べていると、
そう簡単にはいかないことが判明。
自分で咀嚼しておかないと、簡単なことさえ書けなさそうです。
シンプルに作品の面白さだけでもいいのかもしれません。
ここしばらく幸いにして大阪へ出たりする用事がなく、
体調優先で過ごすことができましたが、
来週から出かけることが多くなりそうです。
寒さがひと段落してくれて、
動きやすくなってくれることを願うばかりです。
これじゃまるでローラ・I・ワイルダーの「長い冬」じゃないですか。
建物の中に閉じこもるばかりで、
寒い、寒い、食べるものが無い・・・。
(出社する前に食べ物を買い込んで、外に出ないようにしています。)
でも彼らは乗り越えたのですから、
ローラたちを見習って、寒さをしのぎましょうか。
2017年2月8日水曜日
断念した本と読み始めた本
断念したのは、
ヨハン・テオリン著「夏に凍える舟」 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
テオリンの作品は、これまで「黄昏に眠る秋」「冬の灯台が語るとき」
「赤く微笑む春」とあり、この本で4部作となります。
舞台も主要登場人物も同じ設定で、
一年間の北欧の自然の移り変わりを感じることができます。
最初の作は作品としてまずまずだと思っていましたが、
次の冬の作品はとても良かったのでした。
かなり評価も高かったようです。
春の作品はミステリとして面白くはあるのですが、
好みがあわなかったのでした。
どの作品もどの登場人物の心理も掘り下げてあり、
島にやってきて、今、どのような気持でいるのか、
細かく書かれています。
それが大きな特徴の一つでしょうか。
そういう意味では、心理を追う作品であり、ミステリであり、と
良い条件は整っているのですが、
とっても陽射しが遠く、冷たく、寒く、感じられるのです。
ひやひや、はらはら、ということでしょうか。
とても地面が不安定で、うまく立っていられない、というか、
いやな予感が漂ってくるというか。
というわけで、気持ちがついていかなくて、
無理をして読まないほうが、
身のためだと思い、途中で止めることにしました。
3分の1くらいは読んだので、
ちょっと残念ではあるのですが、
精神的によくないような気がしたのです。
昔は、フロスト警部やトマス・ハリスとか読んでいたのですがね。
もう怖いのは、遠慮したい感じになりました。
で、読み始めたのは、
「失われた時を求めて」のバンドデシネ。
翻訳本で大型のものが出ているのは知っていたのですが、
第3部までをまとめた本が出ておりました。
訳者は中条省平、絵はステファヌ・ウエ。
とても細かい描写で、
前に読んだ内容の記憶が蘇ってきます。
もちろん絵によって、イメージがすり替わってしまう可能性はありますが、
自分の知識には無い事柄が多い小説ですから、
それを補ってくれると考えています。
しばらくこちらを楽しもうと思っています。
ゆっくり、ゆっくりと。
ヨハン・テオリン著「夏に凍える舟」 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
テオリンの作品は、これまで「黄昏に眠る秋」「冬の灯台が語るとき」
「赤く微笑む春」とあり、この本で4部作となります。
舞台も主要登場人物も同じ設定で、
一年間の北欧の自然の移り変わりを感じることができます。
最初の作は作品としてまずまずだと思っていましたが、
次の冬の作品はとても良かったのでした。
かなり評価も高かったようです。
春の作品はミステリとして面白くはあるのですが、
好みがあわなかったのでした。
どの作品もどの登場人物の心理も掘り下げてあり、
島にやってきて、今、どのような気持でいるのか、
細かく書かれています。
それが大きな特徴の一つでしょうか。
そういう意味では、心理を追う作品であり、ミステリであり、と
良い条件は整っているのですが、
とっても陽射しが遠く、冷たく、寒く、感じられるのです。
ひやひや、はらはら、ということでしょうか。
とても地面が不安定で、うまく立っていられない、というか、
いやな予感が漂ってくるというか。
というわけで、気持ちがついていかなくて、
無理をして読まないほうが、
身のためだと思い、途中で止めることにしました。
3分の1くらいは読んだので、
ちょっと残念ではあるのですが、
精神的によくないような気がしたのです。
昔は、フロスト警部やトマス・ハリスとか読んでいたのですがね。
もう怖いのは、遠慮したい感じになりました。
で、読み始めたのは、
「失われた時を求めて」のバンドデシネ。
翻訳本で大型のものが出ているのは知っていたのですが、
第3部までをまとめた本が出ておりました。
訳者は中条省平、絵はステファヌ・ウエ。
とても細かい描写で、
前に読んだ内容の記憶が蘇ってきます。
もちろん絵によって、イメージがすり替わってしまう可能性はありますが、
自分の知識には無い事柄が多い小説ですから、
それを補ってくれると考えています。
しばらくこちらを楽しもうと思っています。
ゆっくり、ゆっくりと。
2017年2月5日日曜日
おとうとと
昨夜は弟Kが帰ってきていて、
またしても飲んだくれ一家となっておりました。
夜遅くには、
二人で久しぶりにゆっくり話をしました。
今は別々に暮らしてはいるけれど、
色々な時期を共に過ごして、共有してきました。
ほぼ互いのことを理解しあえているかと思います。
で、近況を話し合い、
体調のこと、
共通の話題のRockの話や、
小説の読み方から、
家族のことに発展し、
やはりそれなりに年齢を感じさせる両親のことを、
先を見据えてこれからどうすべきか、という
話をしていました。
もう一人離れたところに暮らす弟Tがいます。
彼とも意思疎通を図っておきたいね、ということになりました。
かなり長い間Tとは個人的に話をすることがありません。
Tには家族もいるので、なかなかタイミングも共通の話題も無く、
チャンスがないのでした。
Kの意見は、
やはり両親の気持ち、希望を鑑みると、
精神的、経済的な独立と、健康、
そして兄弟が仲良くするということが一番だろう、ということで、
私もまったく同感です。
普段から気になってはいても、
簡単に話できる内容でもないので、
いつかせねば、とは思っていました。
まずは二人の意見がまとまりました。
もうひとりとどうコンタクトを取って、
どう話を切り出そうか、
しばらくは寝かせておいて、
アイデアが浮かぶのを待ちたいと思います。
寝たのは朝3時。
眠いね、Kちゃん。
またしても飲んだくれ一家となっておりました。
夜遅くには、
二人で久しぶりにゆっくり話をしました。
今は別々に暮らしてはいるけれど、
色々な時期を共に過ごして、共有してきました。
ほぼ互いのことを理解しあえているかと思います。
で、近況を話し合い、
体調のこと、
共通の話題のRockの話や、
小説の読み方から、
家族のことに発展し、
やはりそれなりに年齢を感じさせる両親のことを、
先を見据えてこれからどうすべきか、という
話をしていました。
もう一人離れたところに暮らす弟Tがいます。
彼とも意思疎通を図っておきたいね、ということになりました。
かなり長い間Tとは個人的に話をすることがありません。
Tには家族もいるので、なかなかタイミングも共通の話題も無く、
チャンスがないのでした。
Kの意見は、
やはり両親の気持ち、希望を鑑みると、
精神的、経済的な独立と、健康、
そして兄弟が仲良くするということが一番だろう、ということで、
私もまったく同感です。
普段から気になってはいても、
簡単に話できる内容でもないので、
いつかせねば、とは思っていました。
まずは二人の意見がまとまりました。
もうひとりとどうコンタクトを取って、
どう話を切り出そうか、
しばらくは寝かせておいて、
アイデアが浮かぶのを待ちたいと思います。
寝たのは朝3時。
眠いね、Kちゃん。
2017年2月1日水曜日
日本水仙
2月に入ってさっそく日本水仙が咲いたもようです。
季節感を感じられる動植物の動きは興味深いですね。
新しい季節がやってくることが、
自分にも同じように何かがあるような、
そんな予感を感じさせます。
今日の奈良北部は曇り時々雨、という寂しいお天気。
減らしたお薬が今一つ調子悪く、
朝から頭痛の日が続いています。
残念ながら、元に戻して服用しなければなりません。
睡眠導入剤は半分に減らしたままで、
スムーズなので、こちらは大丈夫。
「タルチュフ」は無事読了。
短いですからね。
こういった昔の本は、解説を読むのが楽しいです。
作品成立の経緯や、作者の生涯、他の作品の解説もあったりしますね。
次は何を読みましょう。
読みやすい本しか読めませんが。
ヴァージニア・ウルフの「船出」が気になっていますが、
ウルフを読むと頭痛がするというビョーキがあるので、
迷っているところです。
それに難しいですしね。
以前からどうにかして読みたいのが、
ジュリアン・グラックの「森のバルコニー」。
白水社さん、復刊してくださいませんか?
さて、明日はどの本をかばんにいれましょう?
季節感を感じられる動植物の動きは興味深いですね。
新しい季節がやってくることが、
自分にも同じように何かがあるような、
そんな予感を感じさせます。
今日の奈良北部は曇り時々雨、という寂しいお天気。
減らしたお薬が今一つ調子悪く、
朝から頭痛の日が続いています。
残念ながら、元に戻して服用しなければなりません。
睡眠導入剤は半分に減らしたままで、
スムーズなので、こちらは大丈夫。
「タルチュフ」は無事読了。
短いですからね。
こういった昔の本は、解説を読むのが楽しいです。
作品成立の経緯や、作者の生涯、他の作品の解説もあったりしますね。
次は何を読みましょう。
読みやすい本しか読めませんが。
ヴァージニア・ウルフの「船出」が気になっていますが、
ウルフを読むと頭痛がするというビョーキがあるので、
迷っているところです。
それに難しいですしね。
以前からどうにかして読みたいのが、
ジュリアン・グラックの「森のバルコニー」。
白水社さん、復刊してくださいませんか?
さて、明日はどの本をかばんにいれましょう?
Happy♪Enjoy♪Love♪
しばらくの間のスローガンはこれです。
Happy♪Enjoy♪Love♪
Happyは、幸せ気分になれるよう、心がけること。
悲しいこと、苦しいこと、落ち込むこと、という心理に振り回されないように。
気持の切り替えができるようにしたいです。
Enjoyは、楽しいことを考える、実行するようにする。
美味しいお菓子を一口食べる、それくらいでいいのです。
楽しくなれることを考えて、行動に移すようにしたいです。
Loveは、大切に思う人、思ってくれる人に愛情を持つということ。
近くにいる人々には、感謝の気持ちを。
家族には、愛情を持って。
遠くの愛する人の幸せを祈る。
そういうところです。
自己満足の世界ですが、
まずは、ここから始めることにいたします。
Happy♪Enjoy♪Love♪
Happyは、幸せ気分になれるよう、心がけること。
悲しいこと、苦しいこと、落ち込むこと、という心理に振り回されないように。
気持の切り替えができるようにしたいです。
Enjoyは、楽しいことを考える、実行するようにする。
美味しいお菓子を一口食べる、それくらいでいいのです。
楽しくなれることを考えて、行動に移すようにしたいです。
Loveは、大切に思う人、思ってくれる人に愛情を持つということ。
近くにいる人々には、感謝の気持ちを。
家族には、愛情を持って。
遠くの愛する人の幸せを祈る。
そういうところです。
自己満足の世界ですが、
まずは、ここから始めることにいたします。
トランプ大統領及びアメリカの様子について思うこと①
アメリカの国民が選んだ大統領ということですから、
そういうことを尊重したい、とは思っています。
でも、次々と発表される大統領令のいくつかには、
さすがに疑問があります。
また、それに対して反論・反対言動を起こした人に、
よく考慮されたとは思われないジャッジを下していることにも、
疑問が起こります。
非常に表面的な部分でのみ、
反応されているようで、
よくよく考慮しているようには思えません。
また、周りをイエスマン・イエスウーマンで固めているからか、
よきアドバイスがあるようにも見えません。
移民の入国禁止について、
国民の49%の人が賛成しているということも、
私には理解できません。
移民は仕事を奪う敵とは決まっていませんし。
アメリカの中間・下流労働に従事している白人の方々が、
仕事が無く、困っているという事実はあります。
では、仕事を作る、増やす、シェアするなど、
業績優良企業に促すことから始めたらいかがでしょう。
外向きに吼えるだけでなく、
家の中のことをよくチェックして、考えられることをお勧めいたします。
そういうことを尊重したい、とは思っています。
でも、次々と発表される大統領令のいくつかには、
さすがに疑問があります。
また、それに対して反論・反対言動を起こした人に、
よく考慮されたとは思われないジャッジを下していることにも、
疑問が起こります。
非常に表面的な部分でのみ、
反応されているようで、
よくよく考慮しているようには思えません。
また、周りをイエスマン・イエスウーマンで固めているからか、
よきアドバイスがあるようにも見えません。
移民の入国禁止について、
国民の49%の人が賛成しているということも、
私には理解できません。
移民は仕事を奪う敵とは決まっていませんし。
アメリカの中間・下流労働に従事している白人の方々が、
仕事が無く、困っているという事実はあります。
では、仕事を作る、増やす、シェアするなど、
業績優良企業に促すことから始めたらいかがでしょう。
外向きに吼えるだけでなく、
家の中のことをよくチェックして、考えられることをお勧めいたします。
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