マッカーシーの「アメリカの鳥」を読み始めました。
興味深い本が並ぶ河出書房新社の全集の案内を見ていて、
青年がパリで大人になってゆく話だそうだし、
タイトルもなんだか気になって、
是非読んでおこうと思ったのです。
今のところ、主人公は幼さの残る年ごろで、
舞台は出身地のアメリカに居る部分です。
アメリカ文化に親しめない者には、少々我慢というところ。
文化に関しては目をつむるとして、
内容はとても細やかでデリケートです。
微妙な年齢の男の子の心理状態を、
丁寧になぞってあります。
このような巧な表現によって、
主人公の心理や、とりまく環境、
周りの人々の性格や関係などが少しずつわかっていくところが、
妙味です。
そういえば、と
最近読んだナンシー・ヒューストンの「時のかさなり」 新潮クレストブックス
を思い出しました。
冒頭の章ではアメリカの少年が主役だったのです。
作為的とも思える、非常に現代的な生活を送る少年の描き方に、
少々抵抗を感じました。
とはいえ、そこから時を遡って、複雑な過去へと導かれ、
作品としては大変重みのあるものでした。
名前からは判別できませんが、
ナンシー・ヒューストンはフランス人として、
フランス語で作品を発表しているようです。
ちょっと気になる作家だと、注意しています。
次から次へと読みたい本が出てくるので、
忙し、忙し、です。
2009年11月21日土曜日
2009年11月20日金曜日
アンリの神の手
来年南アフリカで開催されるサッカーのワールドカップに
出場する全32チームがついに出揃いました。
フランスも滑り込みセーフで面目を保ちましたね。
アンリのアシストが実はハンドだったそうで。
主審が見逃してくれたのですね。
ワールドカップでアンリが活躍するところを観た覚えがないので、
このベテランにも本番ではぜひ足か頭で決めていただきたい。
(※観た覚えがないというのは大げさで大変失礼です。)
アルゼンチンも出場を決めましたが、
あの監督なので、メッシの活躍をどこまで観れるか心配です。
なんて偉そうなことを言っておりますが、単なる見物人でしかありません。
それでもワールドカップを観るとそのレベルの高さに目を回し、
狂喜してしまいます。
もちろん日本にもがんばっていただきたいです。
来年の6月ですから、まだ半年以上ありますが、
ハイクォリティのゲームに今からワクワクしています。
出場する全32チームがついに出揃いました。
フランスも滑り込みセーフで面目を保ちましたね。
アンリのアシストが実はハンドだったそうで。
主審が見逃してくれたのですね。
ワールドカップでアンリが活躍するところを観た覚えがないので、
このベテランにも本番ではぜひ足か頭で決めていただきたい。
(※観た覚えがないというのは大げさで大変失礼です。)
アルゼンチンも出場を決めましたが、
あの監督なので、メッシの活躍をどこまで観れるか心配です。
なんて偉そうなことを言っておりますが、単なる見物人でしかありません。
それでもワールドカップを観るとそのレベルの高さに目を回し、
狂喜してしまいます。
もちろん日本にもがんばっていただきたいです。
来年の6月ですから、まだ半年以上ありますが、
ハイクォリティのゲームに今からワクワクしています。
2009年11月19日木曜日
2009年11月18日水曜日
「説得」
「説得」 ジェイン・オースティン著 中野康司訳 ちくま文庫
オースティンの6作品のうち一番最後に書かれたもので、
他の作品と比べると表現が落ち着いており、
展開も比較的ゆったりとした内容です。
主人公のアンは控えめで年齢も27歳と大人の女性です。
自分の意見をしっかり持っており、知性も教養もあり、
もちろん振る舞いも上品、冷静な判断力も備えています。
そんなアンの穏やかで落ち着いた人柄には親しみを感じられる人も
多いのではないでしょうか。
オースティンの作品のヒロイン達は才気に溢れた女性も見られますが、
最も心を通わせることができそうなアンがとても好きです。
アンには不幸なことですが、
あいかわらず滑稽な人々も顔を並べていて、
悪漢も登場します。
アンの相手のウェントワース大佐の心情が
もう一つ解りにくいのですが、
最後には明らかにされますし、
エンディングで著者による登場人物の説明が補足されていることも、
他の作品より納得が得られる仕掛けになっています。
とても暖かい心の通った思いやりを大切にした内容は
主人公のアンにふさわしいと思います。
この作品も中野さんの新訳で、
より現代的に読みやすくなっています。
これで、3パターンの訳に接したのですが、
個人的には富田彬訳の「説き伏せられて」岩波文庫が、
古風な趣きで情緒が豊かに感じられ、
落ち着いた読書が楽しめたように思われます。
2009年11月17日火曜日
DEWでカット
朝から冷たい雨が強く降っていました。
事務所も寒く感じて、
足元のヒーターを入れました。
隣の男性Fさんが、
「寒さはまだまだこれからですよ」
と脅かします。
膝には優しい上司M氏からいただいたひざ掛けを。
真紅の地に白でお家とか小鳥とか可愛い絵が描いてあり、
軽くてお気に入りです。
そんな寒い日でしたが、
予定どおりにカットに行ってきました。
月に一度の楽しみです。
とても優しく素敵なスタイリストのKさんに、
綺麗に仕上げてもらいます。
自分ではうまくスタイリングできないので、
今日はかっこよくセットしてもらいました。
帰りは少々首筋が寒かったのですが、
気分は上々です。
2009年11月16日月曜日
2009年11月15日日曜日
本の小箱たち
小さめの揃いの箱に本を詰めて保管しています。
「高慢と偏見」を探そうと、
いくつかの箱を出してきました。
お目当ての本は見つからないのですが、
以外な本たちが現れました。
もうすっかり手放していたと思っていたものです。
ヴァージニア・ウルフの数冊、
ヴィタ・サクヴィル=ウエストの庭の本、
パヴェーゼの数冊、
ベンヤミンの数冊、
ヴァレリー・ラルボーも出てきました。
片付けたときはきっとまた必要になると考えたに違いありません。
そう思うと、時間を経て自分が変化していることにも驚きます。
また時間を取って、
落ちついて整理をしようと、
そのまま元に戻しました。
その時には、
心の整理もできるだろうと思うと、
嬉しさと、寂しさとが混在した複雑な気持ちです。
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