2010年4月21日水曜日

“JustGiving”

偶然ネットで発見した“JustGiving”。
一体何でしょうか?

HPを調べてみると、
 “JustGivingとは、あなたが主催者となるチャリティ・プロジェクトです。
  まず、あなたが日頃抱いている「何とかしたい」という思いを、
  「チャレンジ」というカタチに変えて、社会に発信してください。
   そのチャレンジに共感した人が、「寄付」というカタチで応援してくれます。
   チャレンジの内容はもちろん、支援先団体も、あなたが選択。”

これだけではわかりにくいですね。
“WEB GOETHE”に元プロ野球選手の古田敦也さんが、
この“JustGiving”に参加して、プロジェクトを立ち上げている様子が
掲載されています。
これを読むと、この活動の概要を知ることができます。

チャレンジャーが何かの目標を立て、
一般から寄付を募ります。
その目標を達成すると、
チャレンジャーが定めた寄付先へ、
一般から集められた寄付金を納める。
という仕組みのようです。

大きな目標を立てている人もいるようですし、
子供ができる小さな目標でもいいようです。
チャレンジャーだけでなく、
一般の人も寄付を通じて社会に貢献することが
できるのですね。

ネットならではの
すごいアイデアだと関心しました。

できることはないかとちょっと考えてみましょう。

2010年4月20日火曜日

「少女の肖像」

昔々、「少女の肖像」という本がありました。
小学校の木造の図書室の隅に、
ひっそりと並べてありました。
確か3巻まであったかと思います。

有名な女の人の少女時代を描いた短い読み物が
集められた内容でした。

読んだのは低学年だったので、
記憶はあいまいとなっていますが、
伝記物の面白さを教えてくれた大切な本です。

当時すでに赤茶けていたので、
ずいぶん古い出版だと思われます。

きっと小さい子が読めるような大きな字で、
とっても短い文章だったのでしょう。
いくつか挿絵もあったはずです。

今もかわらず伝記や自伝を読むのがとても好き。
日経新聞の「私の履歴書」も日々の楽しみです。

それはいつも“真意”を知りたいという欲求から生まれているのでした。

2010年4月19日月曜日

「アルゴールの城にて」

「アルゴールの城にて」 ジュリアン・グラック著 安藤元雄訳 白水uブックス

「シルトの岸辺」でジュリアン・グラックを堪能したので、
続いて読んだのが「アルゴール」。

ブルターニュの森の中、アルゴールに佇む城。
主人公アルベールとその友人エルミニアンと、
連れの美女ハイデ。

ストーリーはさほど重要ではないように思われます。
というのも、ここではアルゴールという場所に魔力が潜み、
登場人物の3人もおよそ人間的ではないのです。

嵐のようにドラマティックで、神秘的ともいえる情景には、
恐れさえ感じます。

意味ありげな表現が連なり、意図的に劇的な描写は、
緊張感を孕み、
小説というより、散文詩かのようです。

以上のような印象を受けて、
この小説が象徴しているものをしばらく考えていました。
3人の人物は逃れることのできない宿命を背負い、
この小説の中に封じ込められている、
そしてこの舞台には森の中のアルゴールこそ相応しい・・・

なんて素人が感想をぶつぶつと述べるより、
訳者によるあとがきを読んでいただくほうがずっといいですね。

この作品でさらに、
ジュリアン・グラックを読んでみたくなりました。
ただ、ヨーロッパについての歴史や文化に関する素養があれば、
もっと味わえるように思います。
課題山積だなぁ。

2010年4月18日日曜日

「シルトの岸辺」

「シルトの岸辺」 ジュリアン・グラック著 安藤元雄訳 ちくま文庫

中世イタリアの都市国家を思わせる共和国オルセンナ。
敵国のファルゲスタンとは海を隔てて、
もう300年も対峙している。

主人公アルドーは僻地シルトの海岸へ、
監察将校として赴任する。

物語はアルドーの視点から、
夢うつつと緊張感の織り交じった
オルセンナと前線であるシルトが
描かれます。

まるで眠っているかのように思える状態なのですが、
少しずつ時間は動いています。
見えないものをその手で確かめようとするうち、
アルドーはその眠っているような見えないものの感触を知り、
オルセンナの行く末を悟ることになります。

この物語の特徴は独特の文体にあるでしょう。
訳者はあとがきでこう述べています。
 “比喩に比喩を重ねて多層的なイマージュを生み出しながら、
  中世的な古めかしさやバロック的な華やかさを併せもち、
  しかも決して読者に馴れ馴れしい態度を許さないだけの
  格調をもつ文体である。”

じわりじわりとこの物語に引き込まれて、
オルセンナとシルトに生きているような気分に
なっていきます。
グラッグが構築する、
なんとも例えようの無い世界。
言葉だけで、未知の世界を作り上げることの凄さ。
小説家としての見事な仕事だと、
ため息をつきました。

2010年4月17日土曜日

がんばれCarp

野球シーズンが始まって、
今までにないほどのCarpの低迷ぶりに、
悲しい思いをしています。

今日は昨日に続いて、
サヨナラ勝ちであります。
それも強敵中日にです。
勝つことはこんなに嬉しいものなのですね。

先発ピッチャー陣が苦しいので、
打撃や走塁、守備で取りこぼしの無いように、
堅実にがんばってほしいのであります。

戦力的に厳しいことは明白です。
首位を走るチームの試合を見ていると、
その意欲、集中力、瞬発力、破壊力が底力としてあるので、
試合運びも見事な展開で、
見ごたえがあります。

秋まで長丁場のシーズンです。
ファンはいつだって応援しています。
モチベーションを維持して、
プロらしい内容の試合を見せてください。

2010年4月16日金曜日

羽山料理店

美味しいものをよばれるのは、
本当に幸せ気分。
先日、大阪市内の大きな公園を
ガラス越しに眺めることのできる
小さなビストロへ出かけました。

まずパテ・ド・カンパーニュ、
これまで食べた中で一番好きなお味。
添えられたピクルスもいいお酢加減。

続いて旬の筍とグリンピースのソテー。
パセリと思われるグリーンソースと、
フレッシュチーズがまろやかに溶け合います。
野菜も歯ざわりとコクが美味しい。

それから太い太いホワイトアスパラガスに
オランデーズソースの組み合わせ。
ふわふわと口当たりがよく
味はしっかりめのソースと、
新鮮なアスパラガス、マリアージュです。

続いてメインの鴨のコンフィ。
パリパリに焼き上げられた表面も味わい深く、
身もしっかりしたお味。
名前を忘れてしまいましたが、
ジャガイモのグラタンが味を引き立てます。

そしてフィニッシュに羊と野菜のシチューを
クスクスにかけていただきます。
スパイシーなシチューは羊の柔らかみと馴染みあい、
クスクスとよく合います。

赤のワインを飲んでいましたが、
食事の美味しさに勢いづいて、
追加してしまいそうになりました。
ぐっと我慢。

どの料理も塩味がきっちりと締めていて、
そして素材の風味が生かされた、
納得の美味しさでした。

お店の気取らない雰囲気も心地よく、
とっても満足したのでした。

お店の名前は“羽山料理店”。
人気のお店のようです。

2010年4月15日木曜日

久しぶりの読書

ここ2週間持ち歩いて、
ようやく「夢の貨幣」を読み始めました。
これがユルスナールの作品で未読だった最後の邦訳作品。
どうして2週間も読んでいなかったのか、
わかりません。

その間には「ムーミン・コミックス№3ムーミン、海へ行く」を
ふむふむと楽しんだり、
「考える人」をチェックしたり、
須賀敦子さんの本をぱらぱら読んだりはしていたのですが、
集中して活字に触れないでいました。
あらあら。

「夢の貨幣」を読み始めると、
ユルスナールの紡ぎだす世界に“とぷん”とはまりました。
しばらく堪能したいと思います。