昔々、「少女の肖像」という本がありました。
小学校の木造の図書室の隅に、
ひっそりと並べてありました。
確か3巻まであったかと思います。
有名な女の人の少女時代を描いた短い読み物が
集められた内容でした。
読んだのは低学年だったので、
記憶はあいまいとなっていますが、
伝記物の面白さを教えてくれた大切な本です。
当時すでに赤茶けていたので、
ずいぶん古い出版だと思われます。
きっと小さい子が読めるような大きな字で、
とっても短い文章だったのでしょう。
いくつか挿絵もあったはずです。
今もかわらず伝記や自伝を読むのがとても好き。
日経新聞の「私の履歴書」も日々の楽しみです。
それはいつも“真意”を知りたいという欲求から生まれているのでした。
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