2013年7月24日水曜日

ジェネリック

加入している健康保険組合から連絡があり、
なるべくお薬をジェネリックに変えてもらうようにとのことでした。

通っているお医者さんに相談すると、
成分はまったく同じですから、大丈夫ですよ。
とあっさりOKが出ました。

ところがいつもの薬局へ行くと、
「お薬の名前が変わるだけで効果が変わることがあるから、気をつけてください」。
やっぱり、そういうことがあるのですね、プラシーボ効果と同じようなもの。

慣れた名前と形状のお薬が安心するのですが、
まったく同じものだと聞けば、問題ないはず、
と自分に言い聞かせています。

健康保険組合にとっても、自分にとっても、
お薬代の削減は助かるところです。
これでいいのだと、さらに自分に言い聞かせ。

今夜はこれで寝ることにいたします。
おやすみなさい。

夏バテの手前

ここんところの湿度と気温の高さでダブルパンチ。
なんにも考えずに寝る毎日でございます。

庭も白いミントに覆いつくされ、
隙間という隙間に雑草が茂っています。
なんという勢い。

暑くて、だるくて、鰻も食べられへんで、夏バテ寸前という関西人は、
他におりませんか?
それよか、天神さんで盛り上がってます?

何の本を読もうか、考えているうちに寝てしまっています。
一年中体調管理に振り回されているよな気がします。

2013年7月21日日曜日

「あのころはフリードリヒがいた」

「あのころはフリードリヒがいた」 ハンス・ペーター・リヒター著 
上田真而子訳 岩波少年文庫

すごい本を読んでしまいました。
この本が児童書に入っていることにも驚きでした。

前々から是非一読すべき児童書として、
タイトルは知っていましたが、
今回何気なくアーサー・ランサムをパスして、
読めていない本としてこの本を選んでみたのです。

字が大きいので、読むのは簡単です。
でも、内容がすごい。
凄まじい。
しばらくのんきな本を読むのに罪悪感があるでしょう。

ナチスによるユダヤ人迫害の本は数多くあります。
収容所での経験者の本もあります。
いずれも事実を後世に伝えるものとして、
大切な本たちです。
この本も「アンネの日記」と並ぶ、
児童向け図書として、今後も読まれていくことでしょう。

語り手“ぼく”の一家はごく平均的ドイツ人家庭。
常識的で、理性的でもありますが、
そういう一家が経済的なことも理由にあり、入党する。
その経緯も一つ。

そして一般の人が鬼畜へと変貌するその心理。
なぜ弱者を必要とし、弱者を迫害しようとするのか。
人間にはそのような心理が働いているのか。
それは社会において常に見られるものでもあります。
日本においても同様でしょう。
理解できない、理解したくもない、そんな事実がたくさんあります。

この本はユダヤ人の話だけではなく、
人間の在り方について考えを呼び起こす作用があります。

それに、ユダヤ人が何故迫害されるに及んだか、
その歴史についてもわかりやすく書かれています。

フリードリヒ一家に降った恐ろしい出来事は、
当時の一般のユダヤ人に行われた事実として、
嘆かわしい人間の罪として記されているのです。

期日前投票

期日前投票をしてきましたよ。
投票場まで少々遠いので、
いつも駅前ですませておきます。
終えておれば安心して寝ることができます。
(また寝ることかよ。。。)

今回の選挙はほんとに気になります。
これから先のことは見えませんから何ともいえませんが、
一党独裁は危険だと思っています。
民主主義だから、バランスよく。

今回の景気回復も一時的なことと見ています。
円安が進めば、物価はさらに上がることが必至。
消費税が上がれば、弱者に厳しくなるわけでして。

非正規社員が多い世の中、
平均所得の割り出し方はまさか正社員対象で行われているわけでは、
ないでしょうね。
ボーナス平均50万円?うそでしょ?
非正規社員は1.5か月分くらいもらえればラッキーなのですから。
正社員主体で世の中の動きを判断するのは、もう終わりです。
多様な働き方があるのですから。
そして、平均を物差しにするもの厳禁です。
すべてグラフで年齢などを考慮した全体像を示すべきです。
メディアの方々もさらに分析を急いでいただきたい。

高齢者の所得が多いことも特徴のようですが、
それは中産階級の方が昔しっかり働いており、
その恩恵を受けられた世代だからでしょう。
これから先国の収入もさらに減っていくわけです。
所得が少ない人が多数を占めるわけですから。

新しい時代ですよ。
ひっぱっていってくださいね、政治家のみなさん。

2013年7月19日金曜日

暑気払い

この暑さにふさわしい暑気払いを催しました。

なぜか今いる部署では暑気払いをしたことがありません。
頻繁に歓送迎会をするので、飲み会を改めてする必要がないのかもしれません。

なので、暑気払いといえば、以前に所属していた部署の方々と
集まるのが恒例となっています。

今年も上品な居酒屋“うおまん”にて、飲み放題となりました。
以前所属していた部署はもう今は存在せず、
今日集まった方々も別々の会社や部署に所属しています。
退職されている方もいて、久しぶりのお顔合わせです。

会話が弾めば、食事もお酒も美味しく、
時間が経つのもあっという間です。
もっと時間があれば、今日お席が遠かった方ともお話できたのにと、
つい思ってしまいます。

今日参加されなかった方も次の機会にはぜひ来ていただきたいな。
次回は「参加必須」と書いて、案内を出すことにしよう、
それくらい楽しいですよ、とお伝えしたいのでした。

選挙です

奈良では、
参議院議員選挙と、市長選挙と、市議会議員選挙と、
3つの選挙が同時に行われます。

参議院議員は自民党リードの声が高いですが、
どなたもまだ一度も拝見しておりません。

市長選挙の方は、乱立戦となっています。
現職がこれまでの実績をどこまでアピールできるか、
それとも新しい人に期待が集まるか。

市議会議員はもうわけがわかりません。
こういうときには地元新聞が必要ですね。
立候補者の横顔すらわからなくて、
迷ってしまいます。

衆議院議員では奈良は民主が強いのですが、
今回で民主党の行方が明らかになることでしょう。

そして維新は?

たった一票しかもっていないけれど、
どこに入れようか、自分の信念が試されるところです。

2013年7月17日水曜日

「流刑」


「流刑」 チェーザレ・パヴェーゼ著 河島英昭訳 岩波文庫

パヴェーゼの文章に接するのが初めての人は、
巻末の解説から入るのがいいと思われる本です。

私がこれまで読んだ作品は「美しい夏」「故郷」ですが、
いずれにしてもパヴェーゼの人生を知らないと、
なかなか理解しにくいと思っています。
この本は特に、なぜ「流刑」なのか、その背景を知らないと、
主人公ステファーノの言動がなかなか理解できない、
読み終えてもまだ理解できていないというところです。

ファシスト政権が勢いを増し、
政情が不安定なイタリア。
北イタリアのトリノで翻訳を中心とし、詩を書いていた青年パヴェーゼ。
確かに知人にはギンヅブルグのように地下活動をしていた人たちも
いたようですが、活動には関与していなかったようです。
が、トリノの知識人が一斉に検挙された中に含まれて、
そのままローマに送られ、さらには流刑という処置がとられ、
南イタリアの端っこ、海のある僻地にて監視されることになったようです。

その南イタリアの村での日々をつづった内容がこの本です。
何もなく、落ち着かず、人目を恐れ、この先のことを不安に思い、
村の人々と親しくはするものの、これといったことも話せずにいる。
そして、お世話をしてくれる女性への逃避。

釈放されて、北イタリアに戻るまでの日々を、
美しい言葉で連ねています。
とても抑制された感覚がその境遇をも表しているようです。

流刑などという状態は日本の現在ではなかなかわかりにくい。
理解不能の単身赴任に近いかもしれません。

でも流刑の経験とその心情をこのような文章で書かれているのは、
あまりないことかもしれません。

パヴェーゼの内向きの繊細な感覚が感じられる、
でも、厳しい内容の自伝的小説です。