レトロなビルの一つで、
今も健在な“大阪農林会館”へ行ってきました。
表の重い木の扉を開いて、
一歩中へ入ると、
なんだか懐かしい匂いがします。
ゆったりとした階段を登って、
また扉を開けると、
とても静かで、
侵入者みたいな気分です。
何度も塗り替えてあると思しき白い壁と扉の前を
通り抜け、2階の一番奥の奥へ。
そこに古書店“ベルリンブックス”があります。
3箇所目の扉を開いて中へ。
いろんな紙の入り混じった匂いが立ち込めています。
昭和の頃の本から、最新の文庫、
アート系の本や、最近よくみられるガイド的内容のエッセイなど、
狭い空間に、ぎゅっと詰まっています。
どの本も丁寧に扱われているのがよくわかります。
あいにく、欲しい本は見つからなかったのですが、
素敵な空間を発見できた気分です。
20年くらい前からこの“農林会館”を訪れる機会が
たびたびあるのですが、
うわさの“ベルリンブックス”は初めてでした。
こんな静かな落ち着いた空間で
お仕事できるなんて理想だなぁ・・・
レトロ・ビルはとても好きなところです。
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