今日はPR雑誌をゆっくり読んでいました。
・新潮文庫と岩波文庫で「風と共に去りぬ」が同時に出る!
新潮文庫の訳者は鴻巣さん、岩波は荒さん。
売れ行きやいかに?
・岩波文庫で来月ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」が出る!
河出の全集で読みたかった本ですが、
どちらが読みやすいか、本屋さんで比べてみましょう。
・岩波文庫でクッツェーの「マイケル・K」が出る!
一度読んでみたいと思っていました。
どうしましょう。
・「図書」の佐伯泰英さんの「惜擽荘だより」を楽しんでいます。
すごい資料を基にみっちり読ませてくれます。
この方、時代小説で人気の作家ですね、確か。
・「波」はあまり読むところが無い。
知らない作家ばかりです。
一つだけ石原千秋さんの「漱石と日本の近代」を読み続けています。
石原さんの著作は数冊読んだことがあり、
今回から「行人」を取り上げているので、必須です。
・「ちくま」はいつもながら読むところが満載です。
斎藤美奈子さんの「世の中ラボ」は社会で話題になっているテーマを
数冊の本を通して読んでみる、という試みが面白いです。
今月はピケティです。
・もう58回目になった鹿島茂さんの「神田神保町書肆街考」も
膨大な資料を基に書かれていて、目がまわります。
ここまでやるのか!鹿島先生!
・興味深く読んでいるのが「生命の哲学へ!」森岡正博さんの連載。
「ウパニシャッド」について優しく書かれている本を
読んでみたくなってきました。
・保阪正康さんの「戦場体験者の記憶と記録」は、
新聞連載されてよい内容だと思われます。
主に太平洋戦争の体験者の話が取り上げられています。
いつも茫然とさせられます。
新刊をチェックする楽しみもあり、
新しいニュースを自分の中に取り込む楽しみもあり、
毎月、首を長くして待っている3冊であります。
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