2015年4月15日水曜日

「図書」「波」「ちくま」

今日はPR雑誌をゆっくり読んでいました。


・新潮文庫と岩波文庫で「風と共に去りぬ」が同時に出る!
 新潮文庫の訳者は鴻巣さん、岩波は荒さん。
 売れ行きやいかに?
・岩波文庫で来月ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」が出る!
 河出の全集で読みたかった本ですが、
 どちらが読みやすいか、本屋さんで比べてみましょう。
・岩波文庫でクッツェーの「マイケル・K」が出る!
 一度読んでみたいと思っていました。
 どうしましょう。
・「図書」の佐伯泰英さんの「惜擽荘だより」を楽しんでいます。
 すごい資料を基にみっちり読ませてくれます。
 この方、時代小説で人気の作家ですね、確か。
・「波」はあまり読むところが無い。
 知らない作家ばかりです。
 一つだけ石原千秋さんの「漱石と日本の近代」を読み続けています。
 石原さんの著作は数冊読んだことがあり、
 今回から「行人」を取り上げているので、必須です。
・「ちくま」はいつもながら読むところが満載です。
 斎藤美奈子さんの「世の中ラボ」は社会で話題になっているテーマを
 数冊の本を通して読んでみる、という試みが面白いです。
 今月はピケティです。
・もう58回目になった鹿島茂さんの「神田神保町書肆街考」も
 膨大な資料を基に書かれていて、目がまわります。
 ここまでやるのか!鹿島先生!
・興味深く読んでいるのが「生命の哲学へ!」森岡正博さんの連載。
 「ウパニシャッド」について優しく書かれている本を
 読んでみたくなってきました。
・保阪正康さんの「戦場体験者の記憶と記録」は、
 新聞連載されてよい内容だと思われます。
 主に太平洋戦争の体験者の話が取り上げられています。 
 いつも茫然とさせられます。


新刊をチェックする楽しみもあり、
新しいニュースを自分の中に取り込む楽しみもあり、
毎月、首を長くして待っている3冊であります。

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