2015年12月22日火曜日

2015冬至

ようやく冬至となりました。
お庭でとれた柚子を湯船に浮かべてみました。
あまり香りが無いので、コロコロとしてみたら、
どうにかふんわりと柚子の気配がしました。


これで長い夜にいったんお別れです。
でも冬の間は早く闇夜がやってくるように感じます。
なぜでしょうか。


手元には色々なジャンルの本が積まれていますが、
本棚の奥から引っ張りだしたのは、
岩崎力さんの「ヴァルボワまで」。


今年の春、岩崎さんが逝去され、
東京外国語大学でシンポジウムが行われたそうです。
そのレポートを“堀江教授のレミントン・ポータブル”を運営されている
齋藤さんがまとめてくださり、
これは再読せねば、と取り出したのでした。


岩崎さんが愛されていたラルボーを満足に読めない私は、
親しくされていたユルスナールの角度から読むしかありません。


そこへ今月出版されたのが「新しい須賀敦子」。
読み手の方々を考慮すると、これは読まねばなりません。


先日は「ムーミン・コミックス」文庫版を入手したりしたのですが、
どこから手をつければいいのやら、
頭が混乱してきました。


まず、お正月休みには「なにが?永遠が」を読みましょう。
きっと至福の時が訪れることでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿