2017年1月29日日曜日

「and there will be a next time...」

これは、先日発売になったばかりの、
ハード・ロック・バンドDef Leppardの最新作DVD&CDなのです。


Liveに行ってから一年以上、
Def Leppardばかり聴いて、観て、検索して、ツィートして・・・と、
毎日がDef Leppard中心の生活を送っています。


そういう私にとっては、
最高の贈り物であった今回のDVD。
じっくり堪能いたしました。


そして、彼らの雰囲気が多少変化していることに気付いたのです。
どこかが違う。


熱く演奏しながらも、落ち着いている様子は、
まるで自分たちを客観的に観ているかのようです。
もちろん自分たち自身が楽しんでいます。
余裕を感じるのです。
素晴らしい!


というわけで、さらにDef Leppard熱が増している状態です。
この楽しさがずっと続くことを願っているのでした。

モリエールが無い?!

急にモリエールが読みたくなって、
大きな本屋さんの岩波文庫のコーナーへ行ってみると、
無い、無い、無い!
一冊しか見つかりませんでした。
確か数冊はあるはずなのに・・・。
残っていた「タルチュフ」を買って帰りましたが、
隙間があったわけでもなかったので、
今時はモリエールを読む人も少ないのかと・・・。
脚本の勉強をしている人なども、
読まないのかな?
17世紀の戯曲とはいえ、傑作なのですが。


なんだか、面白いものを読みたかったのです。
なので、戯曲でもラシーヌではなく、モリエール。


余談ではありますが、
先日「女優マルキーズ」を観る機会がありました。
ソフィー・マルソーがマルキーズ役の映画です。
いつものごとく、引っかかってばかりの視聴になりまして、
筋は疑問点一杯なのですが、
モリエールはとても好ましく思われたのです。
ほんとにあんな人だったのでしょうか?
な、はずないと思うのですが。
時代考証、美術等は、凝っておりました。
ほとんどソフィーのための映画なので、
ファンの人には嬉しいでしょうね。


そのモリエールの「タルチュフ」、大変面白く読んでおります。
もう終わり近くです。
一冊読むと、その作家にはまりますよね。
なので、続いて読みたいのです、モリエール。
次に大阪に行ったときには、
一番大きな本屋さんに行ってみることにしましょう。


その時には、堀江敏幸さんの新刊「本の糸」も
一緒に買えますね。


発売日に買えないのは、少々つらいです。
せめて一週間に一度は大阪に出たいものです。


今日は、お庭の梅が咲きました。
例年より半月くらい早いね、と家の人と話しています。

2017年1月28日土曜日

新年会2017

今年も開催いたしました、
昔の部署の同窓会。

出席者は10名で、こじんまりとしているはずですが、
なぜか参加される方々には共通点がたくさんあり、
わいわい、がやがやと、
情報交換やら、昔話やら、盛り上がっておりました。

現在では、退職された方も含め、
全員が別々の会社や部署に異動していますから、
持っている話題には事欠きません。
仕事の話、知人の話、昔のプロジェクトの話、趣味の話、
タイガースの噂、インフルエンザの予防策等々・・・。
時間がいくらあっても足りません!

楽しそうにしている方々の表情を見ているだけで、
満足いたしました。
お酒の席って、ほんとに面白いですね。

2017年1月26日木曜日

「ウェイクフィールドの牧師」

「ウェイクフィールドの牧師」 ゴールドスミス著 小野寺健訳 岩波文庫


ずいぶん前にも書いたことがあるのですが、
この本は「若草物語」のジョーが大笑いした、と記憶にあります。
それほど面白い本なんだろうか?とずっと気になっていたのでした。
もう40年以上前のことですね。


新訳が出てからしばらく経ちますが、
ようやく読むことができました。


18世紀のイギリスの地方に住む牧師一家のお話です。


これはもう傑作というしかないでしょう。
真面目一筋、信心深い牧師である語り手が、
家族に降りかかる災難を、
これまた誠実に真面目に語るのです。
でも、人間ですから、災難を克服するためには、
ユーモアのセンスが不可欠、というわけで、
まともに読むより、笑いながら読む方が絶対楽しい。


もちろん牧師さんですから、
神様が絶対の存在で、
信心を失ってはいけない、というわけです。


この信心深さは、現代人には理解が難しいところですね。
その精神がなければ、過去の時代には生き抜いていくのは、
困難であったでしょう。
そういう部分も、少々笑いを含ませているのがポイントでしょうか。


信心深いという点では、「いいなずけ」を思い出させました。
こちらは完全に笑いはないのですが、
申し訳なく笑ってしまいそうなくらいの説得力を持つのです。


ウェイクフィールドの方は、
最後に実は実は、という種明かしがありまして、
これが大変効き目があります。
このような結び方は昔からあるのだと、
ようやく知った次第です。


イギリスでは、18世紀頃から小説という形式の作品が、
認められるようになったそうです。
気になる一冊に「トリストラム・シャンディ」があるのですが、
これもその当時の作品だそうです。


品の良さでも、心地よく、
面白く、センスがあって、
笑わせてくれて、
説教の部分では、納得させられて、と、
醍醐味を味わえる一冊でした。


それもこれも、ジョーのおかげです。

2017年1月25日水曜日

「マチネの終わりに」を読んだり

昨日は、通院日で、じっくり読書タイムをとりました。
選んだ本は「マチネの終わりに」 平野啓一郎著 毎日新聞出版社。
評判になっている本ですね。


平野さんの本を読むのは4冊目でしょうか。
今回も、精緻に丁寧に書かれ、よく練られた小説でありました。
美しい恋の物語です。


主役の二人が信じられないような設定でして、
こんな人はそうそういない、と思うわけですが、
そういう人物の人間らしい内面をきめ細やかに表現されています。
その時点で、もう普通の恋愛小説と違いますね。


ストーリーは、人物設定の生き方と自然に組み合わされ、
逆に意外性もないくらいです。
ひねりがある部分は、個人的には不満なところなのですが。
なぜなら、その部分が重要ではあるのですが、
そんなことありえない!と思わされるのです。


でも、そういう事態も長い時間をかけて、
主役の二人は崇高とも思えるくらいの態度で受け止め、
新たな人生を模索していきます。


ラストは、テーマにふさわしく、美しい情景です。
最後まできて、なんだか、ほっとしたのでした。


私としては、主人公が演奏ができなくなる、という事態に、
悩み、苦しみ、考え、思いをはせ、乗り越えていく、
一つの大切な伏線の部分に、大変惹かれました。
こういったところを書くこと、表現できることが、
作家の素晴らしさではないかと思われました。


美味しいにしむらの珈琲を飲みながら、
この本を読み終えて、しばらくは、ぼぅっとしていました。
現実離れしているのに、
どこか惹かれる部分、
それはいったいなんだろう?
きっちりと考えられてあるのに、
不自然さを感じるのは何故だろう?
多様な表現や言葉の選択は、
平野さんらしい・・・
女性心理はかなり上手に書かれているけれど、
少々踏込が足りないかな・・・
などなど。


あまりこの本の世界に浸っていると、
次の行動に差し障りがあるということに気がついて、
ようやく立ちあがったのでした。


で、お医者さんでは、
お薬が一つ減ったのです!


朝、まったく起きることができない状態が一か月ほど続いていて、
先週からは、かなり意識して起きるようにしていたのですが、
魔の手に捉えられたように、眠り込んでしまっていたのです。
で、相談の上、寝る前のお薬を一つ減らして、
もう一つは半分に減らしてみることになりました。
まずは様子見で、日中に支障がないように、
注意していなければなりません。
それでも、お薬が減るのは久しぶりなので、
とても嬉しいです。


昨日は、もう一冊本を読めたので、
それは、明日にでもご報告いたします。





2017年1月23日月曜日

見逃した映画

昨年冬に公開していたのに、
よく調べずにいるうちに、
上映が終了してしまって、
涙、涙の映画2本。


チェット・ベイカーを描いた「ブルーに生まれついて」、
チェットをイーサン・ホークが演じていたそうで、
それはちょっとひっかかるのですが、
タイトルが美しいでしょう?
チェットの音楽をたっぷり聴けたのでは、と思うと、
とても残念です。
これはDVDですね。


もう1本は、これも音楽関係で「JACO」。
天才ベーシストとして知られたジャコ・パストリアスの映画で、
波乱に満ちた人生を追った作品らしいです。
名前はよく聞いていたものの、
よく知らないので、よいチャンスだと思ったところが、
遅かった。


第2次候補として、イオセリアーニがきているのですが、
ちょっと雰囲気が違いますね。
映画も、その時の自分の気分とフィットしないと観れませんから、
タイミングが難しいですね。

2017年1月22日日曜日

今年に入ってから

またしても厳しい寒さがやってきます。
皆さま、ご用心ください。


次々と楽しいプランが浮かんできて、
うきうきとしています。
東洋陶磁美術館では、現在「北宋汝窯青磁水仙盆」が展示されています。
青磁の最高峰といわれる作品だそうです。
それも6点も来ているそうです。
写真を観ているだけでも、うっとりとしてしまう美しさ。
これは3月までの開催なので、
必ず参ります。


2月には、京都で興味深い講演会がありまして、
早々にチケットを確保しました。
こちらもご報告するのが楽しみです。


来週は、通院やら、同窓会やら、日曜日にはランチやら・・・と
行事が目白押し。
気をつけねばならないのは、体調です。
忙しい時期を乗り越えたら、必ずダウンしてしまうので、
あまりテンションを上げ過ぎないようにしなければ、いけません。
ついつい調子に乗ってしまう、
おめでたいところがありますので・・・お恥ずかしいですが。


仕事の方は、新しく長期にわたるメニューが加わったのですが、
これもマイペースでさせていただこう、と勝手に決めています。
そういうことで、ご勘弁くださいませ。


今年に入って、まずまずの船出となりました。
こういう感じで、一つ一つこなして、過ごしていきたいと思っています。

2017年1月19日木曜日

バラク・オバマ大統領へ

8年前、“Yes,We Can!”というスローガンの元に、
アメリカ国民が可能性を信じて集ってから、
ずっと、国と国民と正義と平和のために尽くしてこられました。


愛と平和を大切にする方だということが、
遠く離れた日本にも伝わってきました。


そして、いつも大統領としてふさわしい姿勢と、
たたずまいを維持されてきました。


現代のリーダーは国民の声に耳を傾け、肩を組み、
共に歩んでいくことが望まれています。
それは、一国の大統領としては、困難なことでもあるでしょう。
そういった難しさをバランスを保ちながら、
任務、激務を果たしてこられたことに敬意を表します。


夢と希望を抱くことを許された時間でもありました。
人間として、大切なことだと信じています。


これからも、ご家族と一緒に、
世界とアメリカの行く末を見守っていただき、
いざというときには、行動を起こしていただければ、
と思います。


※ ※ ※


私がオバマ大統領に手紙を書くとすれば、
最後に、やはり、
お疲れ様でした、と結ぶことでしょう。

2017年1月17日火曜日

阪神淡路大震災から22年

22年を経て、今も苦しみや悲しみと共に生きておられる方が
たくさんいらっしゃいます。
私ごとき者にも、思い出すのも 辛い経験でありました。
また人や社会を知る大きな一歩でも ありました。
少しでも心豊かに、前向きに生きていくことが、
無念にも亡くなられた方へのご供養となると思っています。


合掌。

2017年1月15日日曜日

冬日

今季一番の寒気がやってきています。
もうしばらく居座るのでしょうか。


奈良も昨夜からずっと粉雪が降っています。
洗濯物はもちろん乾くはずもなく。


出かけるときには、
完全防寒スタイルで、
もこもこですね。
でも、大阪へ出ると、暑いんです、
そのままのスタイルでは。


奈良の仕事場は、午前中はひたすら寒く、
午後はむっとするくらい、
暖かくなるというより、空気が悪くなります。
ずっと座りっぱなしも良くないのですが、
おつかいなどでお外に行くのも、
すごい風と寒さですから、おっくうになりがち。
乾燥もひどくて、湿度10%ほど。
顔がパキパキになります。
悩み多き職場ですが、
贅沢は言ってられません。
仕事せねば。


まだ冬が数か月続くのかと思うと、
ちょっと気が重いです。
なので、またしても好きな音楽を聴いて、
楽しく過ごそうと決め込んでいます。
気持も焦らず、焦らず、なるべくゆったりと。
でも、生まれ変わらないとそんな人間にはなれないような気がします。

「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展

大阪市北区、肥後橋から西へ数分歩いて、
国立国際美術館へ行ってまいりました。
急がねば、とあわてていたのは、
開催が今日までだったからです。


ヴェネツィアにルネサンス美術が花開いた背景を
少々知識として知っておかなければ、
面白みに欠けるかもしれません。
と、言っても私自身「海の都の物語」塩野七生著を読んだだけですが。
この分厚い文庫本上下で、
語りの上手な塩野さんによって、
ヴェネツィアがいつごろ、どのように繁栄していたかを、
知ることができます。
よって、実際に芸術面ではどのようであったか、
関心があったのでした。


展示されていたのは、
15世紀から17世紀初期に至る作品で、
中心は宗教画です。
聖母子、受胎告知、聖母被昇天、聖ヒエロニムス、救世主の誕生、
キリストの復活等々・・・。
他には、当時の写真に代わる肖像画や神話を題材にした作品等。


画家名を挙げますと、
ベッリーニ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノ・・・
おぉ、ティツィアーノが観れるのか!と少々興奮気味でありました。


もうこれは画集か、ネットでご覧いただく方がよく、
私が説明することはかえって不必要でしょう。
絵画そのものの解説や、要望された理由、当時の社会状況等、
画集での解説によって、背景を理解しながら観るのが、
ベストのような気がします。
それから、本物を観るべきでありました。
そうなのです、私自身勉強不足でありました!


作品そのものの重厚感や、神秘性、壮麗さ、には圧倒されるままでした。
もう、もったいないくらいです。
もっと早く気がついていれば、
図録を購入して、読んでから、再訪できたのに、と後悔しています。


好きとか、嫌いなどの感情面で観ることもできますが、
そういったこちらの感情も押し倒されるほどの迫力がありました。


夏には、ブリューゲルがやってきます。
こちらはきちんと準備をして行かねばなりません。


もうすぐ、クラーナハ展があるのですが、
こちらは少々悩んでいます。
ミュンヘンで大きな作品を観たことがあり、
複雑な心境になった覚えがあるからです。
少々怖いのです、クラーナハの画については。
とはいえ、ドイツ・ルネッサンスを代表する画家でもありますし、
ユルスナール「黒の過程」を思い出しますと、
当時の雰囲気を伝える作品をリアルに観れるチャンスともいえます。


こんなこと言ってますが、
どれもこれも、つまみ食いですから、
そんなに気にしないで、気楽に観に行けばよいのかもしれませんね。

2017年1月12日木曜日

ジョウビタキ

冬になると庭にジョウビタキがよく訪れます。


メジロよりじっくりと庭の土のあたりを歩き回って、
土をつついたりしているのを見かけます。


昨日は、自分の部屋の出たところにある庭の一角を
草むしりしていました。
秋のうちにしておくべきところを放置して伸び放題だったのです。
花が咲きそうなくらいのオギザリスをせっせと抜き、
繁茂著しいミントを抜きまくり、
枯れたタイムの茂みを整えたり、
雑草を掘り返したりして1時間ほどでしょうか。
慣れないことをすると腰が痛くなってきますね。
で、今日はここまで、とけりをつけて部屋に上がりました。


するとやってきましたジョウビタキ、オレンジ色のお腹なので雄ですね。
掘り返した後の土がよほどうれしいのか、
目にはつかない虫がたくさんいるのか、
ついばんだり、つついたり、キョロキョロしたり、
と小一時間ほど近辺をうろうろしていました。


こんな小さな一角なのに、
気が付くのもすごいものだと感心しながら、
眺めておりました。


冬の風物詩、というところでしょうか。

2017年1月11日水曜日

堀江さんの新刊が!

今月末に堀江敏幸さんの新刊「音の糸」が出るそうです。
久しぶりで嬉しい!のですが
音楽についてのエッセイのようで、
堀江さんはクラシック通でいらっしゃるようですから、
これは手こずることでしょう。
作曲家や作品についてはともかく、
指揮者、演奏家ともなると、お手上げです。
と、今からもう心配しています。
気の早いことで。


定期的に待っている本が他にも。
ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q」シリーズはそろそろ新刊というか、
翻訳が出そうな気がするのですが、
急がせてはいけませんね。
これまた人気の吉田秋生の「海街ダイアリー」の新刊も
前作から1年経ちますし、どうでしょう?


昨年、日経新聞に連載されていた宮部みゆきさんの小説が、
単行本となり、よく出ているようです。
「三鬼」。
怖いタイトルですね。
でも、これが素晴らしくよい大衆小説であります。
文庫になるまで待ちますが、再読したい本の一冊です。
この三島屋百物語は実はシリーズになっており、
角川文庫から出ていることを最近になって偶然知りました。
たくさん著書のある宮部さんですが、
このシリーズだけは読んでみようかと思っています。


文庫待ちはもう一冊。
安倍龍太郎さんの「等伯」。
これも新聞連載で、素晴らしくよかったのでした。
この作品で直木賞を受賞されたことは記憶に新しいところです。


そういうことを言いだしたら、
さくっと読みたい本はたくさんあるのです。
若桑みどりさんの「クワトロ・ラガッツィ」は店頭にあるうちに買わねば。


天気の良い日に、
かばんにそういった本をぽんと入れて、
スタバなどに出かけて、
テラス席でのんびり読む・・・
あこがれの生活です。

2017年1月9日月曜日

Twitterを使っていると

昨年末からツィートを始めたところ、
好きなミュージシャンについてだけ、ツィートしているのですが、
たくさん情報が入ってきて、
読むだけでも結構大変です。


もちろん楽しいですし、
情報が早く入ってくるのも嬉しいですし、
これはSNSならではの良さだと思います。


でも、ちょっと翻弄されています。
マイペースですることがちょっと難しい。


今日のお休みは、
用事もたくさんできましたし、
たくさん好きな音楽も聴けました。
でも、まだ難関に取り組んでおりません。
仕事は面倒なことからできるのですがねぇ。
やっぱり根がナマケモノですから、
どうしようもありません。
また次のチャンスにやりましょうか。

2017年1月8日日曜日

梅の蕾は

庭の梅の蕾は固いながらもピンク色で、
いい眺めになりつつあります。


会社の裏の桜は枝の先に角みたいな感じで、
まだまだこれからが楽しみというところ。


今日と明日は連休で、
初出から踏ん張った分、休息させていただきます。
明日は成人式なのですね。
私は何もしなかっただけに、思い出も無く、
なんの感慨もありませんが、
人生の一区切りではありますので、
20歳になられる方々は静粛にお迎えくださいませ。


ここしばらくイギリス関係が気になっています。
が、イギリスの小説くらいしか知らず、
文化といっても、小説の中ことくらいです。
興味があるのは、地理と文化、生活文化くらいなのですが、
歴史も関係してきますね。
ぼんやりと、ちょっと覗きこんでみようか、と思っています。
長い間、ふらんすに憧れてきましたから、
なんだかへんな感じでもあります。


先日、偶然、大阪の国立国際美術館で、
「ヴェネツィア・ルネサンス展」が開催されていることを知りました。
会期は今月15日まで。
内容を調べてみると、日本ではなかなか観ることのできない作品が、
数多く出ているようです。
ルネサンス以前の美術を観たいと常々思っているので、
これは、素晴らしいチャンスです。
急げ!

2017年1月3日火曜日

三が日

今年のお正月も、おかげさまで無事に終了いたしました。
年始にご挨拶に行く予定も無くなり、
お家におりましたが、
なんだか、後片付けとお皿洗いばかりしていたような。


それでも、この休みの間は、
大好きなミュージシャンのDVDを4枚、しっかり堪能できました♪
おまけに、I課長から借りている佐野元春のLiveDVDも少し。
佐野元春のDVDは後4枚もあるので、まだまだ楽しめます。


明日は水曜日でまたまた定休日のお休みです。
出社したかったのですが、
事務所は無人なのでやめてください、と言われ、断念。


明日からいつもと同じような生活が始まります。
水曜日だからパスタです。
後はお使いとお掃除。


自分の用事ができればいいのですが。
たぶん昼寝してしまうでしょう。
相変わらずの一年になりそうです。

「ぼくは君たちを憎まないことにした」

「ぼくは君たちを憎まないことにした」
アントワーヌ・レリス著 土居佳代子訳 ポプラ社


2015年11月13日に起こったパリのテロ。
レリス氏はテロによって、奥様を亡くされました。
お二人にはまだ17か月にしかならない息子さんがいます。


レリス氏がフェイスブックにupした、
「ぼくは君たちに憎しみを贈ることはしない・・・」というメッセージは、
世界中の人々の心に響きました。


一言では語りつくせない気持ち。
心の深さ。
まだ幼い息子さんへの気持ち。
責任、権利、続いていく時間と生活。


読者は何も語ることはできないでしょう。
感想を述べる必要もないでしょう。
ただ、ここに記された言葉と文章に、
レリス氏の、そして同じように被害に遭われた方の親族の、
人に伝えようもない心の動きが刻印されています。


あらためて、被害に遭われた方のご冥福をお祈りするとともに、
人は一人では生きることはできない、
ただ、一人の時間が必要だ、
ということをお伝えしたいと思います。

2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます 2017

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


さて、大晦日の昨夜、
日本酒をのんびりよばれて、
年越しをした後、
弟と話し込んでいるうちに2時になっていました。
それからが眠れない。
朝7時まで、
起きてごそごそと整理などをしていました。
なんという年始めでしょうか。
身体が重くて、
なかなかペースがつかめない1月1日でした。


やっぱり、今年の抱負というか、
目標というか、願いというか、
そういうところを表明しておきましょう。


今年というより、この50歳代は、
①マイナス思考にならないようにする
②自身の苦しいことや、悲しいこと(過去のこと)を考えないようにする
③楽しいことを考える
④心が和むことを考える(うっとりすること♪)
⑤英語を勉強する
⑥「言葉と物」にトライする
というところです。


悲しいことや憎しみを抱え込んでいたことも、
心によくなかったと思うので、
そういう過去にこだわることをやめたいと思います。
忘れることはないけれど、
つらい気持ちで生きていくのも、情けないな、と。


読書はできる範囲でしていこうと思います。


きちんとした生活設計や人生設計は、
また別のところで考えたいと思っています。


残りの人生を少しでも、
柔らかな光に包まれることができるように、
意識しながら生活しようと思っています。