2017年2月26日日曜日

梅が見ごろです

早春に愛らしい梅の花があちらこちらで咲いていますね。
殺風景な葉の無い樹に、
白や薄い桃色、鮮やかな桃色が浮かんでいると、
気持ちまで、明るくなるようですね。
大阪城の梅林は満開だそうです。
ようやく春の兆しです。


庭も球根たちが芽を出し始めましたし、
雑草は早くも緑に。
クリスマスローズもうつむき加減に咲いています。
花々はこれからが楽しみです。
蝋梅の樹をかなり剪定してしまっているので、
今年は花がつくかどうか、心配しています。
この樹は、年数が経つと、ものすごく大きくなるのと、
葉がすごく大きくて、季節を過ぎるとなかなかやっかいです。
花はとても可愛らしいので、好きなのですが。


今週は大変忙しい一週間でした。
どうして用事が集中してしまったのか、
偶然なのに、とても不思議です。
月一回の通院もありました。


お薬を減らしたことに身体がついていかなくて、
難儀しましたが、
こういうことはよく見られることだそうで、
自分で二日に一度に飲むように調整していたところ、
そのリズムで、しばらく様子を観ることになりました。
もう一つ、寝る前のお薬は、
完全に半分に減りました。
このように、ほんのわずかずつ、減っていくそうです。
いや、
まったく減らない人もいらして、
一生ずっと薬を必要とすることも、もちろんあるそうです。
私もここ10年くらいは増減がほぼなかったので、
もう減ることはない、とあきらめていました。
何がきっかけとなるかわからないものです。
自分でも未だ不思議です。
人によって、体調が良くなるきっかけは様々ですから、
一つの答えがあるわけではないわけで。
私の場合は、“恋”という一つのボタンが押されたことで、
ぐっと方向が変わったようです。
なんだか、笑えますね。


通院の待ち時間には、
堀江さんの「音の糸」を。
評論であればついていけない、と思っていましたが、
楽しいエッセイでありました。
クラシック好きの方も喜ばれるような内容で、
堀江さんらしい優しく捻った文章です。
こちらは、またレポートいたしましょう。

2017年2月25日土曜日

クラーナハ展

現在、国立国際美術館で開催中の
クラーナハ展に行ってまいりました。

行く前には、乏しい知識がゆえにためらっていたのですが、
行って、ほんとうに良かったです。
素晴らしかった。
クラーナハ(クラナッハとも言いますね)がすっかり好きになりました。

今から500年前の宗教戦争の時代の絵画です。
それがこれほど美しく、それも日本で観れるなんて。

優美で官能性豊かであることが特徴と、インプットしておりました。
確かに、女性の美しさは独特のものがありました。
裸体が有名ですが、その他の作品もたくさんあり、
正確で、生々しい筆致は観る人の目を奪います。
特に印象深かったのは、眼、です。
人々の眼が、とても表情豊かなのです。
眼でものを言う、そのものです。
眼がしっかりしている、つまり描写がしっかりしているので、
どの作品も完成度が高く、個性が豊かに溢れています。

ドイツ・ヴィッテンベルクの宮廷画家であり、
独自の工房を経営して、絵画や銅版画も数多く手がけ、
ルターと親しく、
でありながら、カトリックの絵画も描く、
きっと当時でも有能な人物だったのではないでしょうか。
そういう多才なところも興味深いです。
息子も工房を引継ぐ画家であり、
お弟子さんもたくさんいたのでしょう。
作品数も相当なもののようです。

残された作品群を観て、初めて知ったクラーナハの世界。
本物を観る良さを痛感いたしました。

私の好きな作品はこちら。
≪正義の寓意(ユスティティア≫ 1537年
実物はたいへん素晴らしく、繊細で、官能的で、優美な作品です。



2017年2月24日金曜日

“芸術は何処へ”第二回講演会つづき

第二回の講演者は青柳正規さんと山本容子さんでしたが、
シモダ館長がお二人に、
「一番好きな作品を挙げていただくとすれば、何になりますか?」
と、質問されました。

青柳さんのお返事は、
イタリア、ミラノのスフォルツア城にある
ミケランジェロのピエタ、だそうです。

ミケランジェロのピエタで有名なのは、
バチカンにある若きミケランジェロが手掛けた作品でしょう。
では、なぜ、この“ロンダニーニのピエタ”なのでしょう。
お話しでは、大変心が打たれる、とのことでした。
気になるので、調べてみました。
お話しで、立像であることはわかりましたが、
未完成というところで、どういった作品であるのか、
不思議に思えたのです。
写真で観て、自分の心で観てみましょう。



山本さんのお返事は、
フランス南部のニースに近いヴァンスにある、
マティスが設計・デザインしたロザリオ教会、だそうです。
こちらも、写真で観てみましょう。
細部に至るまで、すべてマティスのデザインによるそうです。


今年はマティスの絵画を観る機会もありますし、
私の眼の前には、マティスのカレンダーが飾ってあります。
マティス、最近身近になってきました。
すがすがしさを感じるくらい、美しい色合い、モティーフ。




さて、ピエタですが、
簡単に話すことができないテーマですから、
ここでは、差し控えたいと思います。
カトリックではなくても、
心打たれる作品であることは、共通した感想でないかと思われます。

2017年2月23日木曜日

“芸術は何処へ”第二回講演会

今、京都府立文化芸術会館にて、
“芸術は何処へ”というタイトルで、
講演会が毎月催されています。
詳しくはこちら ↓
http://www.bungei.jp/cgi-bin/eventinfo/details.cgi?1474900132-20170219

その都度、講演者は変わり、
芸術分野の第一人者の方がお二人、お話しされます。

2月19日は、
美術史家の青柳正規さんと、
銅版画家の山本容子さんが、お話しされました。

青柳さんはイタリア美術を中心に西洋美術分野の専門家。
文化庁長官もなされていたので、
もちろん御存知の方は多いことでしょう。
その日は、裸体の描かれ方の変遷について・・・
スライドを使い、有名な像や絵画を例にお話しくださいました。
ミロのヴィーナスを入り口に、
素人でもわかりやすく、ユーモアを交えた楽しいお話しです。
知識・造詣が深く、知性豊かな方は、
ささやかな事柄からも、糸でつなげるように話題が広がり、
ほんの一時間で一つの話題を豊かに繰り広げられました。

後半は、山本さん。
山本さんの作品は、書籍の表紙などでも見かけることができますね。
私は、山本さんの作品が大好きで、
その上、山本さんの美貌にも惹かれておりまして・・・美しい方です。
お話しは、ラスコー洞窟の壁画から始まりました。
現地でご覧になった画家の立場から、考えたこと、疑問に思うことなど、
聞けば聞くほど、なるほど、不思議だ・・・と目から鱗です。
原始の時代から、クロマニヨン人も絵を描いていた、という事実は、
なんらかの必要性があったのでしょう。
人間は芸術を必要とする生き物なのだと、思ったりしていました。
お話しの後半は、現在手がけられているアートinホスピタルについて。
かかわりをもったきっかけから、実際に天井に描かれたこと、
スウェーデンにおけるアートinホスピタルの状況について、
その目的、理由、必要性などなど、単に飾られている絵画とは、
意味あいが違うことなどを教えていただきました。
2005年から活動を始められ、国内でも10か所以上の病院との
コラボレーションを行っておられます。
やっぱり、人間は美術を、芸術を必要としているんだ、
とまたまた思っておりました。

青柳さんのお話しが14:00~15:00、
山本さんのお話しは15:15~16:55、
最後の30分はお二人の対談でした。
お二人は、以前にも一緒にお仕事をされており、
イタリアにもご一緒されているそうです。
なので、イタリア美術や建築などを歴史に結び付けたトークで、
とても和やかな、和気あいあいとした楽しい雰囲気です。
目の前にパンテオンや、ラファエロの絵、ポンペイの存在したであろう町などが、
浮かび上がるようです。
もっと続いてほしかったと、皆が思ったことでしょう。
実に豊穣な時間でした。
具体的な内容をお伝えできないことが残念です。
私の腕ではどうにもなりません。

この“芸術は何処へ”、こんな感じであれば、
書籍にまとめられる可能性があるかもしれません。
どの講演も聞いてみたくなる、
わかりやすく、充実した、楽しい講演会でした。
できれば、芳賀徹さんの講演に行くチャンスがあるといいのですが。

館長さんもユーモラスで、場を和ませてくれる、
とっても楽しい方です。
京都だからか、時間の流れ方も、濃密で、ゆったりしているような気がしました。

2017年2月19日日曜日

講演会に行ってきました

京都で催された講演会に出かけたのはよかったのですが、
京都マラソンで交通規制がかかっていて、バスが迂回しており、
かなり歩かなくてはいけなかったり、
3時間半も集中して聞いていたので、
すっかり疲れ切ってしまいました。


明日もありますので、
ご報告は後日いたしますね。


今夜はもう休むことにいたします。
ぼんにゅい♪

2017年2月16日木曜日

ツィートがやみつきに

ツィートを始めてまだ4か月。
不思議な世界です。
ツィッターが繋がっております。
SNSの凄さがわかるようになりました。


同じ趣味の優しい方々ともお知り合いになれて、
優しいお言葉をかけていただくこともたびたび。


HPやブログではあまり観ることのない写真なども、
目にすることができたり、
レスポンスが早いことも興味深いところです。


自分が知りたいことや、
興味のあることをどんどんツィートすると、
世界が広がっていくようです。


ただ、マナーに関しては、難しく、
コミュニケーション・ツールとしてのマナーを
きちんと守らなければならないのです。


つぶやく、といっても、
どこかの大統領みたいに、
好きなことをつぶやいていいわけではありません。


まだまだ操作方法もよくわからないことがあったり、
タイミングがはかれなかったり、
はがゆさもあるのですが、
もうしばらく手探りで続けてみようと思います。


私のツィッターは基本Def Leppardとイギリス関係が中心です。
Def Leppardを愛する方には、目に留まるかもしれませんね。

2017年2月15日水曜日

マティスとルオー 本と展覧会

みすず書房から、
「マティスとルオー 友情の手紙」という本が出ていました。
友人だったのですか?
作風を思いうかべると、意外な感じがします。


ふたりは、パリ国立美術学校のギュスターヴ・モローの教室で
出会ったそうです。
それ以来、50年にわたって手紙を交わし、
家族ぐるみの交流をつづけた、とあります。


こちらの本には図版や地図なども収録されているようですし、
友人の二人で語り合った内容には、
とても惹かれるものがありますね。


画家はどんなことを思って描くのでしょう。
どんな人物なんでしょう。
二人の接点はどういうところにあったのでしょう。
気になることがいくつも浮かびあがります。


余裕があったら、ちらりと読んでみたいです。
が、絵についてはわからないので、
私が読むのは無理、無駄のような気もします。


そんな私でも楽しめるのは、展覧会。
あべのハルカス美術館で、
4月4日~5月28日の間、
“マティスとルオー 友情50年の物語”という
展覧会が開催されます。


いいタイミングですね。
たぶん国内にある作品が集められているのではないかと、
そんな感じなのですが、
親しみやすい絵が色々と観れそうです。


ルオーは出光美術館がたくさん収蔵していますね。
一度観たことはあるのですが、
何せ体調が悪かった時で、あまり記憶に残っていないのです。


一番良いのは、
上記の本に目を通してから、
展覧会に出かけることですね。
とっても楽しいのではないかと想像します。
うむ、うむ、悩ましい・・・。

2017年2月12日日曜日

「タルチュフ」

「タルチュフ」 モリエール著 鈴木力衛訳 岩波文庫


この作品は1664年に書かれた戯曲です。
17世紀のフランスですね。
“もしくはぺてん師”という副題がついており、
まったくもって喜劇です。


舞台は、お金持ちのオルゴン家。
主人をもって、信仰の厚いタルチュフをもてなしています。
オルゴンの母もタルチュフをすっかり信用しています。
オルゴンの妻もそうです。
が、息子、娘、息子の嫁、娘の恋人、女中たちは、
すっかり見抜いていたのでした。
そこへオルゴンがタルチュフを娘と結婚させようとします。


タルチュフ、実は信心家を装って、
かつ零落貴族を名乗り、
オルゴンから財産の横領をたくらみ、
オルゴンの妻に言いよろうとするぺてん師なのでした。


さて、このお話の顛末はいかに。


17世紀のフランスは太陽王ルイ14世の治世。
モリエールの一座は地方巡業を経て、
ルイ14世のお気に入りとなったところです。
戦争も治まって、安定した世の中であったであろう、と考えます。
ルイ14世は自らも踊ることが好きだったということで、
音楽と演劇を好んだそうです。
モリエールは紆余曲折がありながらも、
数多くの作品を書き、自らも舞台に立ったそうです。
とくに喜劇を得意とし、評価が高かったのでした。
その代表作のうちの一冊が、
この「タルチュフ」。
大変古い作品ですが、
偽善者を見破り、その皮をはぐ、展開の見事さには喝采です。
で、きちんと王様を立てているところが、
あっぱれ。
そうでないと、上演できなかったのでしょうね。


当時の娯楽の一つとして、
演劇は大変好まれたと思われます。
きっと一般大衆においても。


また、モリエールは古典演劇のルール“三一致の法則”、
時の単一、
場の単一、
筋の単一、
をきちんと守っており、
喜劇作品の完成を見せています。


ひとつ読んでみると、
他も面白いのではないか、と当然ながら思いますね。
なので、翻訳されている数冊を読んでみたいと考えています。


古典劇といえば、コルネイユ、ラシーヌが挙げられます。
彼らも同時代の劇作家です。
ラシーヌはモリエールのライバルであったとか。
もちろん、他の演劇一座もありましたから、
様々な劇場での上演があり、楽しまれたようです。
その時代ならでは、の雰囲気で、読んでみると面白いですね。

映像があれば、もっと楽しめるでしょう。
いい映画ないかな?
調べてみましょう。

2017年2月11日土曜日

厳しい寒さが続きます

今週に入ってから、いっそう寒さが厳しくなりました。
中国地方では、大雪が続いています。
奈良でも、雪が積もるほど降る日もあったり、
陽射しがあるのに風花が舞ったり、
という厳しい寒さです。


おかげで、しっかり着込んでいるものの、
すぐに寒気に襲われる始末。


減らしたお薬のコントロールにも四苦八苦しておりまして、
体調管理だけでも、目が回りそうです。


今日は祝日でお休みでした。
なぜだか、一日ふっと気がつくと寝てしまっていました。
ほとんど何もしない一日。
眠気がとれません。


先日読んだ「タルチュフ」の感想を書いてみようと思ったのですが、
モリエールとその時代について調べていると、
そう簡単にはいかないことが判明。
自分で咀嚼しておかないと、簡単なことさえ書けなさそうです。
シンプルに作品の面白さだけでもいいのかもしれません。


ここしばらく幸いにして大阪へ出たりする用事がなく、
体調優先で過ごすことができましたが、
来週から出かけることが多くなりそうです。
寒さがひと段落してくれて、
動きやすくなってくれることを願うばかりです。


これじゃまるでローラ・I・ワイルダーの「長い冬」じゃないですか。
建物の中に閉じこもるばかりで、
寒い、寒い、食べるものが無い・・・。
(出社する前に食べ物を買い込んで、外に出ないようにしています。)
でも彼らは乗り越えたのですから、
ローラたちを見習って、寒さをしのぎましょうか。

2017年2月8日水曜日

断念した本と読み始めた本

断念したのは、
ヨハン・テオリン著「夏に凍える舟」 ハヤカワ・ポケット・ミステリ


テオリンの作品は、これまで「黄昏に眠る秋」「冬の灯台が語るとき」
「赤く微笑む春」とあり、この本で4部作となります。
舞台も主要登場人物も同じ設定で、
一年間の北欧の自然の移り変わりを感じることができます。


最初の作は作品としてまずまずだと思っていましたが、
次の冬の作品はとても良かったのでした。
かなり評価も高かったようです。
春の作品はミステリとして面白くはあるのですが、
好みがあわなかったのでした。


どの作品もどの登場人物の心理も掘り下げてあり、
島にやってきて、今、どのような気持でいるのか、
細かく書かれています。
それが大きな特徴の一つでしょうか。


そういう意味では、心理を追う作品であり、ミステリであり、と
良い条件は整っているのですが、
とっても陽射しが遠く、冷たく、寒く、感じられるのです。
ひやひや、はらはら、ということでしょうか。
とても地面が不安定で、うまく立っていられない、というか、
いやな予感が漂ってくるというか。


というわけで、気持ちがついていかなくて、
無理をして読まないほうが、
身のためだと思い、途中で止めることにしました。
3分の1くらいは読んだので、
ちょっと残念ではあるのですが、
精神的によくないような気がしたのです。


昔は、フロスト警部やトマス・ハリスとか読んでいたのですがね。
もう怖いのは、遠慮したい感じになりました。


で、読み始めたのは、
「失われた時を求めて」のバンドデシネ。
翻訳本で大型のものが出ているのは知っていたのですが、
第3部までをまとめた本が出ておりました。
訳者は中条省平、絵はステファヌ・ウエ。
とても細かい描写で、
前に読んだ内容の記憶が蘇ってきます。
もちろん絵によって、イメージがすり替わってしまう可能性はありますが、
自分の知識には無い事柄が多い小説ですから、
それを補ってくれると考えています。
しばらくこちらを楽しもうと思っています。
ゆっくり、ゆっくりと。

2017年2月5日日曜日

おとうとと

昨夜は弟Kが帰ってきていて、
またしても飲んだくれ一家となっておりました。


夜遅くには、
二人で久しぶりにゆっくり話をしました。
今は別々に暮らしてはいるけれど、
色々な時期を共に過ごして、共有してきました。
ほぼ互いのことを理解しあえているかと思います。


で、近況を話し合い、
体調のこと、
共通の話題のRockの話や、
小説の読み方から、
家族のことに発展し、
やはりそれなりに年齢を感じさせる両親のことを、
先を見据えてこれからどうすべきか、という
話をしていました。


もう一人離れたところに暮らす弟Tがいます。
彼とも意思疎通を図っておきたいね、ということになりました。
かなり長い間Tとは個人的に話をすることがありません。
Tには家族もいるので、なかなかタイミングも共通の話題も無く、
チャンスがないのでした。


Kの意見は、
やはり両親の気持ち、希望を鑑みると、
精神的、経済的な独立と、健康、
そして兄弟が仲良くするということが一番だろう、ということで、
私もまったく同感です。


普段から気になってはいても、
簡単に話できる内容でもないので、
いつかせねば、とは思っていました。


まずは二人の意見がまとまりました。
もうひとりとどうコンタクトを取って、
どう話を切り出そうか、
しばらくは寝かせておいて、
アイデアが浮かぶのを待ちたいと思います。


寝たのは朝3時。
眠いね、Kちゃん。

2017年2月1日水曜日

日本水仙

2月に入ってさっそく日本水仙が咲いたもようです。
季節感を感じられる動植物の動きは興味深いですね。
新しい季節がやってくることが、
自分にも同じように何かがあるような、
そんな予感を感じさせます。


今日の奈良北部は曇り時々雨、という寂しいお天気。
減らしたお薬が今一つ調子悪く、
朝から頭痛の日が続いています。
残念ながら、元に戻して服用しなければなりません。
睡眠導入剤は半分に減らしたままで、
スムーズなので、こちらは大丈夫。


「タルチュフ」は無事読了。
短いですからね。
こういった昔の本は、解説を読むのが楽しいです。
作品成立の経緯や、作者の生涯、他の作品の解説もあったりしますね。


次は何を読みましょう。
読みやすい本しか読めませんが。
ヴァージニア・ウルフの「船出」が気になっていますが、
ウルフを読むと頭痛がするというビョーキがあるので、
迷っているところです。
それに難しいですしね。
以前からどうにかして読みたいのが、
ジュリアン・グラックの「森のバルコニー」。
白水社さん、復刊してくださいませんか?


さて、明日はどの本をかばんにいれましょう?

Happy♪Enjoy♪Love♪

しばらくの間のスローガンはこれです。


Happy♪Enjoy♪Love♪ 


Happyは、幸せ気分になれるよう、心がけること。
悲しいこと、苦しいこと、落ち込むこと、という心理に振り回されないように。
気持の切り替えができるようにしたいです。


Enjoyは、楽しいことを考える、実行するようにする。
美味しいお菓子を一口食べる、それくらいでいいのです。
楽しくなれることを考えて、行動に移すようにしたいです。


Loveは、大切に思う人、思ってくれる人に愛情を持つということ。
近くにいる人々には、感謝の気持ちを。
家族には、愛情を持って。
遠くの愛する人の幸せを祈る。
そういうところです。


自己満足の世界ですが、
まずは、ここから始めることにいたします。

トランプ大統領及びアメリカの様子について思うこと①

アメリカの国民が選んだ大統領ということですから、
そういうことを尊重したい、とは思っています。


でも、次々と発表される大統領令のいくつかには、
さすがに疑問があります。


また、それに対して反論・反対言動を起こした人に、
よく考慮されたとは思われないジャッジを下していることにも、
疑問が起こります。


非常に表面的な部分でのみ、
反応されているようで、
よくよく考慮しているようには思えません。
また、周りをイエスマン・イエスウーマンで固めているからか、
よきアドバイスがあるようにも見えません。


移民の入国禁止について、
国民の49%の人が賛成しているということも、
私には理解できません。
移民は仕事を奪う敵とは決まっていませんし。


アメリカの中間・下流労働に従事している白人の方々が、
仕事が無く、困っているという事実はあります。
では、仕事を作る、増やす、シェアするなど、
業績優良企業に促すことから始めたらいかがでしょう。


外向きに吼えるだけでなく、
家の中のことをよくチェックして、考えられることをお勧めいたします。