2009年11月30日月曜日

観たいバレエの映画

モーリス・ベジャールが亡くなって2年。
ベジャールの遺志を継いだジル・ロマンが率いるバレエ団の
ドキュメンタリー・フィルムが公開されるそうです。

「ベジャール、そしてバレエはつづく」
予告を観るだけでどきどきします。

心をときめかせてくれるものを
バレエの場合はなんと表現すればよいでしょうか。
生の美しさを技を凝らして披露される舞台には、
目を奪われる魅力がほとばしっています。

放出されるエネルギーを受け止めるので精一杯、
映画を観る程度がちょうどいいのです。
こんな門外漢にも観るチャンスがありますように。

2009年11月29日日曜日

「シルヴィア・ビーチと失われた時代」

「シルヴィア・ビーチと失われた世代」上・下
ノエル・R・フィッチ著 前野繁 中田裕二 岡本紀元訳 開文社出版

シルヴィア・ビーチをご存知でしょうか。
1920年代パリでシェイクスピアアンドカンパニー書店を開業し、
ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」を出版したことで知られています。

そのシルヴィアの活躍を資料に基づき編んだのが、
この本です。
当時の作家達の活動が詳しく明らかにされています。
多くの人がめまぐるしく登場するので、
読むのは大変ですが、
1920、30年代のパリにおける文学の世界に興味のある人には、
是非おすすめしたい本です。

この本に出会ったのは偶然のことでした。
Les Années folles に関心を持ち出したころのことです。
図書館でアメリカ文学のところを通るたびに、
赤くきらきらと光る背表紙の本に目が留まりました。
まるで“手にとって!”と呼びかけられているようでした。

出版されたばかりのその赤い本は、
内容もきらきらとしていました。
知らない夢のような世界がそこに広がっています。
シルヴィア達が奮闘する時代へ、
一気に入り込みました。

文学そのものには好みがあるので、
何でも読むというわけにはいきませんし、
英文学にはあまり関心が無かったので、
研究したいと思うことはありませんでしたが、
作家ではないシルヴィアが書店を運営することで、
文学の世界に参加していることに、
共鳴に近い感覚を持ったのでした。

今も夢を実行に移し、実現させたとして、
シルヴィアは敬われている人なのです。

2009年11月28日土曜日

年賀状の用意

そろそろ年賀状の用意をする時期になりました。
今年の春に現在の場所へ異動してきたので、
お世話になった方々が増えました。

さて、今回はどんな風にしようか。
ここ2、3年は便利で可愛い年賀状のCD付本を利用しています。
本屋さんで立ち読みチェック、
好みの図柄を選びます。

一言メッセージが書き込めるスペースがあるものにして、
なんて書こうか今から悩みます。

家でプリントするのだから、
インクの在庫も要注意。

こんなささやかな作業が楽しく感じられる時期です。

2009年11月27日金曜日

Gérard Philipe

ジェラール・フィリップが36歳という若さで亡くなって
今年で50年経つそうです。

映画に舞台に活躍した俳優として、
その名を知ってはいました。

初めてスクリーンで観たのは、
「花咲ける騎士道」“Fanfan la Tulip”(1951)。
想像以上の優美でしなやかな身のこなし、
軽やかな動き、華のある存在感、
知性的な表情の豊かさにとても驚きました。
たちまちファンになったのはいうまでもありません。

あんまり素敵すぎて、
有名すぎて、
わざわざ声を出していう必要はなく、
誰からも愛された名優に
心密かに憧れています。

仕方なくDVDで観ることもあるのですが、
できることなら、
またいつかスクリーンで観たいと思っています。

2009年11月26日木曜日

「アメリカの鳥」進まず

読書が進みません。
「アメリカの鳥」はまだ3分の一くらいで止まったまま。

タイトルに“鳥”と入っているのが気に入ったのですが、
アメリカと特定しているのだから、
やはり“アメリカの鳥”なのです。

アメリカなので進まないのもあるけれど、
几帳面な緩みの無い文章にも、なかなか馴染めません。
こんなふうに神経質になっていたら、
ほんとに読めなくなってしまうので、
ちょっと勢いをつけて、駆けてしまおうと思います。

2009年11月25日水曜日

本屋さんにて

久しぶりに本屋さんに立ち寄りました。
ずーっと前は毎日寄り道しないと済まなかったのですが、
最近は1,2週間に一度くらいです。

「ビカミング ジェイン・オースティン」が気になります。
新書などでオースティン関係の本は読んだりしていますが、
これは読む価値あるのかな?
候補に挙げておいて、しばし保留です。

うろうろしていると、
猫の面白い本を見つけました。
猫の習性について解説してあり、
岩合さんの絶妙な写真が載せてあります。
タイトルは忘れてしまいましたが、
猫と暮らすのを夢みている者には、
ぴったりかもしれません。

そしてやはりレヴィ=ストロース、
著作、関連本が並べられていました。
素人でも読めそうに感じていた
「悲しき熱帯」ⅠとⅡ 中公クラシックスを
買うことにしました。

今回はこれだけです。
遊びの本を買わなかったなぁ。

2009年11月24日火曜日

「作家の家」

「作家の家」 F.プレモリ=ドルーレ著 E.レナード写真
博多かおる訳 鹿島茂監修 西村書店

この大判の写真集を見つけたときは、
実にどっきりしました。
作家の創作現場でもあり、生活の場でもあった“家”に
とても関心があったからです。
ときめきながら目次を見ると、
ユルスナールも入っているではありませんか。
嬉しくなってすぐ手に入れました。

美しい写真に、作家の家との関わりと人生について、
優雅な文章が添えられています。
一度に読んで、見てしまうのはもったいなく感じて、
時折引っ張り出してきて、ゆっくりと眺めています。

20人の作家の家が紹介されていますが、
全く知らない作家もいて、そうか、ふむふむ、です。

これからは、ここに登場する作家の本を読むときに
これを広げれば、さらに一足踏み込むことができそうな気がします。

紹介されている作家たち
プロローグ:マルグリット・デュラス
1.カーレン・ブリクセン
2.ジャン・コクトー
3.ガブリエーレ・ダヌンツィオ
4.カルロ・ドッシ
5.ロレンス・ダレル
6.ウィリアム・フォークナー
7.ジャン・ジオノ
8.クヌット・ハムスン
9.アーネスト・ヘミングウェイ
10.ヘルマン・ヘッセ
11.セルマ・ラーゲルレーヴ
12.ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ
13.ピエール・ロティ
14.アルベルト・モラヴィア
15.ヴィタ・サクヴィル=ウェスト
16.ディラン・トーマス
17.マーク・トウェイン
18.ヴァージニア・ウルフ
19.ウィリアム・バトラー・イェイツ
20.マルグリット・ユルスナール