今年は手作りのカレンダーを壁に貼り付けていました。
12月はパリ、セーヌ川の写真でした。
憧れの土地であるとともに、
住んだこともないのに郷愁をも感じさせる大切な街です。
秋頃には「事務所の引っ越しが終わるまでは個人的なことは封印」と
考えて、年明けには元に戻そうと思っていました。
そうしてようやく引っ越しが無事に終わり、
後片付けもひと段落して、
ルーティンワークに戻るところまでやってきました。
そして、待ちに待った年末年始の休暇です。
さあ、読書だけでなく、頭の中も整理して、
今までどおりやっていこうと思ったのですが、
どうも以前の感覚が戻ってこないのです。
大きな天災や事故などに見舞われた場合は当然ですが、
たかが仕事場の引っ越しです。
そんなおかしなことがあるものか、
まだテンションがハイなままで、切り替えができていないだけだと、
手帳を広げたり、本をかいつまんで読んでみたりしてはするものの、
どこか新しいところに立っているような感じがするのです。
そう、以前の北側の窓のない寒々とした事務所で震えていた時とは違う、
今は新しい朝の光が降りそそぐ大きな部屋のすみっこにいるのです。
きっと時間とともに、
自分の核の部分は変わらずあることにも気が付くでしょう。
でも何かが変わっていっているのです、時間とともに。
これが偶然場所の変化という視覚に訴えるものであったから、
鮮明に感じるのだと思います。
もう、あの場所にいた頃の自分に戻ることはないのでした。
みっともない自分に変わりはないけれど、
その自分自身とともに進んでいくだけです。
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