2014年4月5日土曜日

白い庭から

先ほどに続いて、庭のお話です。


あこがれは白いお庭。
少しアイヴォリーや薄いピンクが入るのもきれいでしょうね。


フランスの地方の小さな村で、
美しい薔薇が咲き乱れているところがありますね。
写真をみるだけでうっとりしてしまいます。
石組みの建物につる薔薇が生い茂る、
そんな風景にも憧れがあります。
私がパリに行ったときには、
ちょうど蕾の時期で、街中の公園にも
手入れの施された薔薇たちが咲き誇る準備をしていました。
6月ごろのパリに行ってみたいです。


で、あこがれの白い庭。
イギリス風の庭園めぐりをしてみたいです。
そう、ヴィタ・サックヴィル=ウェストのお庭が有名ですね。
もちろんヴィタのことはヴァージニア・ウルフ経由で知りました。
後々ガーデナーとして名を成しているのも、
オールマイティーなお嬢様ヴィタにぴったりです。


手元には「あなたの素敵なお庭には」という邦訳本があります。
ヴィタが新聞掲載していた文章を抜粋してまとめたもののようです。
ヴィタにはよき理解者のパートナーのハロルドがいましたが、
実際の結婚生活はどうだったのでしょうか。
息子が後々本にしたものが、こちらも邦訳されていましたが、
よけいなお世話かな、と思い、買うのは控えました。
ヴィタに少々関心があるので、
お庭の方もぜひ見てみたいです。


イギリスのお庭に憧れがあるのは、
昔こどものころに読んだ児童小説の影響もあるでしょう。
フィリパ・ピアスの作品や、バーネットの「秘密の花園」、
グレアム「たのしい川辺」、ノートンの小人シリーズなどを
読んでいると、自然が生活の一部となっていることが、
当たり前のようです。
そんなイギリスの人々、とくに郊外に住む人々の暮らしぶりを
尋ねてみるB&Bめぐりも楽しいかもしれません。


ちょっとイギリスは寒そうなので、
憧れの海辺などに行くと、
私なぞは潮風に吹き飛ばされてしまいそうな気がしますが。

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