2017年6月14日水曜日

運河・・・

昨日は通院日で、
忙しいわりには、体調は維持できています、と
報告いたしました。
表情が明るいので、今のところ大丈夫そうですね、
と言っていただきました。
先生の診断が大きなバロメーターですから、
今月はこれで良し、と安心いたしました。


さて、待ち時間に読んでいたのは、
「バン・マリーへの手紙」 堀江敏幸さんの本。
のろのろと、というか一日一編という感じです。
ちょうど、運河についての考察でした。


そういえば、運河といわれて・・・見たことが無いです。


パナマ運河、スエズ運河・・・ぱっと思い出すのはこれくらい。
それから、ヴェネツィア。
でも、確かヨーロッパには運河が網目のように広がっていて、
他国とも行き来ができるという話を聞いたことがあります。
想像してみても、なんだかピンとこないのでした。


堀江さんの話では、もちろん日本にもある、とのこと。
小樽や神戸の運河は写真では見たことがありますが、
観光用に保存されているように見えます。


なんだか人工の河って、不思議な感じがします。
川や河をしょっちゅう見ているからかもしれません。
どんな風に使われているのか、一度見てみたいです。
荷物をお船で運ぶ様子はどんなでしょう?
それに、運河をつたってお船で旅をするなんて、
想像しただけで、わくわくします。


堀江さんの「河岸忘日抄」の舞台となっているお船も、
運河に繋留している様子でしたね。


運河の造成にも興味が湧きます。
どういう理由で、誰が、どのように、実際の建設方法は?って。
あまりにも、縁遠いから、想像だけに好奇心が湧くのでしょう。
人は、いろいろな分野にトライするものなのですね。
どうにかして、生きていけるように、ということなのでしょうか。


こういった普段の自分には関係のない事柄はたくさんありますが、
堀江さんの文章を2回目にして、
ようやく運河に反応できた、というところです。

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