大阪市難波から近鉄奈良線に乗って35分、
終点奈良の一つ手前の駅、新大宮で下車、徒歩5分のところ。
フランス風ビストロの《L'oiseau Bleu》(青い鳥)があります。
まずビールを。
フランスで最もポピュラーだというビールに。
癖のない味、まずまず重みもあって、飲みやすいです。
このお店に誘ってくれた弟は、
もう少しフルーティな味わいのあるビール。
彼が次に頼んだビールが美味しかった。
どうして、銘柄を控えておかなかったのでしょう?
アントレに、鴨のコンフィ。
あっさりと仕上げてあり、鴨が苦手な人でも大丈夫な感じです。
たっぷりあったので、2人では多いほど。
次には自家製ソーセージ。
各自一本ずつにしたのですが、これもフランクフルト並みの大きさ。
ハーブがとても効いていて、独特の味わい、めっちゃ美味しい。
山盛りの人参のサラダ。
人参と干しブドウをドレッシングであえてあるのですが、
とっても美味しくて、ばりばりとあっという間に平らげてしまいました。
このあたりでカラフェでワインを頼みました。
きちんと新しい封を切って、銘柄を説明してくださったのですが、
私にはとんちんかん、もったいない。
たいていのお料理に合いそうな飲みやすい赤ワイン。
フルボディではない、ということだけはわかりました、それだけ。
始めに頼んであった煮込み料理を待つ間に、
何がよいかシェフにお尋ねしたところ、
お肉が続いているので、サーモンは?
とのお返事で、サーモンいただきましょか?
これが、もう今まで食べたことないようなサーモンでした。
厚みがあり、味付けも上品で、もう参りました。
ここまでくると、最後の煮込み料理はさてさて・・・。
ラムとジャガイモのアルザス風煮込みでございます。
陶製のお鍋にカットしたラム、その上にはスライスされたジャガイモが
ぎっしり詰まり、蓋が浮かないようにパン生地で留めてあります。
もうジャガイモもホクホクで、スライスしてあるのが好きなだけに
お出しをかけながらいただくと、フォークが進む、進む。
ラムは好みがあるでしょうが、豚でもいいかもしれません。
蓋と留めてあったパンをぱりぱりと剥がして、
お出しにつけて食べると・・・もうすご~い美味しい~。
ひゃ~、久しぶりに美味しいのいただいたね~、と
弟と2人で満足しつつ、帰路についたのであります。
このお店は菖蒲池にデリのみ扱う小さな店舗もあり、
そちらでは一度いただいたことがありました。
美味しいことがわかっていたので、
弟に誘われた時には、即OKだったのです。
奈良に小さなフランスあり、
そんな素敵なビストロです。
0 件のコメント:
コメントを投稿