「図書」11月号から、冨原眞弓さんの連載が始まりました。
「ミンネのかけら」というタイトル。
1980年代にフランスに留学されていたころを
振り返っておられます。
冨原さんは、ここしばらくトーベ・ヤンソン、ムーミンに関する書物や、
翻訳でお目にかかることが多いですが、
本来はシモーヌ・ヴェイユ研究の専門家でいらっしゃいます。
そういう私も、かつてトーベ・ヤンソンの島暮らしに関するエッセイを読んで、
同じ人だろうか?と不思議に思ったのでした。
ムーミンを愛するシモーヌ・ヴェイユの専門家、と聞くと、
興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。
そういう人でいらっしゃるので、
留学時代のエピソードそのものも、
理知的で、楽し気な気配を映し出す微細な文章にも、
早々に引き込まれてしまいます。
誰しもがもっている出会いやエピソード。
それらを織りなす人間性と流れる時間。
実体験と意識を表現するだけの能力。
こちらのエッセイを2回読んだだけで、
再び、ムーミンやシモーヌの文章に触れたくなってくる、
そういう気持ちです。
でも、「ミンネ」とは、どうしてでしょう?
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