「失われた時を求めて」第7巻 第四編“ソドムとゴモラⅠ”
マルセル・プルースト著 鈴木道彦訳 集英社文庫
ソドムとゴモラについてはお調べいただいて、
何を示す言葉であるか、ご理解の上読まれるのがよいかと思います。
この第7巻では冒頭にシャルリュス男爵のこれまで気が付かなかった一面を
知ることから始まります。
そういった人々のことを生活の場面と織り交ぜながら書かれていますが、
関係の無い人にとっては、不思議な事柄であり、
関係の深い人にとっては、とても興味深い一遍でありましょう。
その後には長く社交界の舞台が描かれます。
ゲルマント大公家の夜会です。
ここで本格的な貴族社会の様子が会話を中心に綴られますが、
正直なところ、あまりの退屈さに、お手上げしてしまいました。
しぶしぶ読み進んで、ゲルマント家を退出した“私”にほっとしました。
いつもの“私”の観察眼は冴えていますから、
この場面も角度を変えれば楽しむことができるかもしれません。
その後に、“私”は久しぶりにバルベックへ出かけます。
以前の印象とどう違って感じられるか、という心理描写は、
私たちとも縁のある感覚かと思われます。
前回のバルベックは祖母と一緒でした。
その記憶が一気に蘇り、心が動揺する場面が「心の間歇」です。
訳者の鈴木氏によると、この場面は、冒頭のマドレーヌのエピソードと
呼応する中間支点となり、この小説の重要な部分であるとのこと。
祖母が亡くなった時の場面も振り返りつつ読むと、
喪失感が迫ってくる“私”の気持ちを素直に受け取ることができるように思います。
そしてここでもアルベルチーヌが現れます。
彼女との関係はとても重要なので、細かな動きもしっかりとキャッチしておくと、
今後に繋がっていくだろうと思いつつ、読みました。
この小説には好感のもてる人物がなかなか出てこないのですが、
アルベルチーヌはそれ以上に謎めいたところのある女性です。
なんとなくの感じですが、若い女性については、
あまりうまく書かれていないように思っています。
この先、この小説はどこへいくのだろう・・・
半分近く読んできましたが、
小説に身をまかせる愉しみと、
小説世界に対する気持の複雑さとが、相混じってきました。
全体の筋は知識としてあるものの、
このまま読んでいったら、どうなるのだろう・・・?
少々怖さも感じています。
2014年6月11日水曜日
2014年6月8日日曜日
W・CUP前夜
ジャパン・チームがキャンプ地に入ったそうですね。
アメリカでのキャンプでは、長所・短所がはっきりとわかり、
本番へのよい準備ができたのではないでしょうか。
門外漢なので、気楽なものです。
ブログはそういった個人の無責任さが露呈するので、
恐ろしいですね。
あくまでも、個人的な意見としてとどまっていればよいのですが。
ブラジルでは、現場工事の遅れやデモなど心配なニュースがあるようです。
現実に貧富の差がはっきりと出始め、
昨今の情報ソースの多様化で国民の意識も変わってきているのではないでしょうか。
W・CUPでブラジルがよい結果を残すことができ、
国民のモチベーションがUPすれば、
意識もかなり変わってくるかと思います。
国民的スポーツはそういった力を持っていると信じています。
今日の日経新聞の朝刊の読書欄にブラジルの現状について書かれた本が
紹介されています。
直前すぎますね、もう少し時間を持ってブラジルを紹介することが
メディアには必要だったと思います。
さて、各チームでは、
コンディションが整わず、出場できない選手が出てきました。
スター選手も必要だし、チームの核になる選手もいてほしい、
そしてベスト・ゲームをしてほしい。
「日刊ワールド・カップ」なんて新聞が6月だけでも出てほしいです。
情報収集が忙しい日々なのです。
アメリカでのキャンプでは、長所・短所がはっきりとわかり、
本番へのよい準備ができたのではないでしょうか。
門外漢なので、気楽なものです。
ブログはそういった個人の無責任さが露呈するので、
恐ろしいですね。
あくまでも、個人的な意見としてとどまっていればよいのですが。
ブラジルでは、現場工事の遅れやデモなど心配なニュースがあるようです。
現実に貧富の差がはっきりと出始め、
昨今の情報ソースの多様化で国民の意識も変わってきているのではないでしょうか。
W・CUPでブラジルがよい結果を残すことができ、
国民のモチベーションがUPすれば、
意識もかなり変わってくるかと思います。
国民的スポーツはそういった力を持っていると信じています。
今日の日経新聞の朝刊の読書欄にブラジルの現状について書かれた本が
紹介されています。
直前すぎますね、もう少し時間を持ってブラジルを紹介することが
メディアには必要だったと思います。
さて、各チームでは、
コンディションが整わず、出場できない選手が出てきました。
スター選手も必要だし、チームの核になる選手もいてほしい、
そしてベスト・ゲームをしてほしい。
「日刊ワールド・カップ」なんて新聞が6月だけでも出てほしいです。
情報収集が忙しい日々なのです。
「家守綺譚」
「家守綺譚」 梨木香歩著 新潮文庫
梨木さんのファンはたくさんいらっしゃると思います。
上品なタッチで、情緒深く、自然を優しいまなざしで、そして一定の距離をおいて
描いておられ、その自然の持つ力を写しだす筆は、一品だと思われます。
この小説では、100年くらい前の京都のはずれの家が舞台となっていて、
ある縁で語り手が家守をすることになったことから始まっています。
心の豊かさとユーモラスな感覚とが織り交ざり、
神秘的な出来事さえも不思議と思われないなじみ深さが独特です。
意識的なのかもしれませんが、
人間の描写が一側面に偏っているのは、
ある意味残念です。
私の好みから外れてしまうので。
「西の魔女が死んだ」もそういった傾向がありました。
人間を射抜く目がプラスされれば、
さらにリアリティを持った作品になったかと思われます。
梨木さんのファンはたくさんいらっしゃると思います。
上品なタッチで、情緒深く、自然を優しいまなざしで、そして一定の距離をおいて
描いておられ、その自然の持つ力を写しだす筆は、一品だと思われます。
この小説では、100年くらい前の京都のはずれの家が舞台となっていて、
ある縁で語り手が家守をすることになったことから始まっています。
心の豊かさとユーモラスな感覚とが織り交ざり、
神秘的な出来事さえも不思議と思われないなじみ深さが独特です。
意識的なのかもしれませんが、
人間の描写が一側面に偏っているのは、
ある意味残念です。
私の好みから外れてしまうので。
「西の魔女が死んだ」もそういった傾向がありました。
人間を射抜く目がプラスされれば、
さらにリアリティを持った作品になったかと思われます。
おだやかな日曜日
今日は奈良北部には雨もなく、
おだやかなよい一日でありました。
昼間はちょっと暑かったでしょうか。
夏場には避けられない山盛りの洗濯ものを片付けて、
お昼の後にはなかたに亭のパウンドケーキをいただいて。
弟を見送った後はゆっくりお昼寝です。
今日はひさしぶりに何もしない(すべて拒否というわけです)一日を送りました。
今週からプルースト第8巻“ソドムとゴモラⅡ”の入っています。
7巻と対比させてあるのか、ブルジョアのサロンの様子が描かれています。
ぷっと吹き出しそうな会話や人々の関心事に、
あまり人は変わらないものだなぁと、プルーストも根気がいいものだと、
感心しています。
おかげさまで体調はほぼ落ち着きました。
ちょっとのど風邪っぽいくらいです。
でも、身体はよく動くので、
ほいこらさっさと仕事しています。
こんなおだやかな日が週に何日かあれば、
皆が心健やかに過ごせるのに、と思ったりしています。
おだやかなよい一日でありました。
昼間はちょっと暑かったでしょうか。
夏場には避けられない山盛りの洗濯ものを片付けて、
お昼の後にはなかたに亭のパウンドケーキをいただいて。
弟を見送った後はゆっくりお昼寝です。
今日はひさしぶりに何もしない(すべて拒否というわけです)一日を送りました。
今週からプルースト第8巻“ソドムとゴモラⅡ”の入っています。
7巻と対比させてあるのか、ブルジョアのサロンの様子が描かれています。
ぷっと吹き出しそうな会話や人々の関心事に、
あまり人は変わらないものだなぁと、プルーストも根気がいいものだと、
感心しています。
おかげさまで体調はほぼ落ち着きました。
ちょっとのど風邪っぽいくらいです。
でも、身体はよく動くので、
ほいこらさっさと仕事しています。
こんなおだやかな日が週に何日かあれば、
皆が心健やかに過ごせるのに、と思ったりしています。
2014年6月7日土曜日
ときどき雨、ときどき晴れ
おかしな天気ですね。
奈良北部では、ときどきざぁっと雨が降ったと思ったら、
午後には晴れてムシムシとした天気になったりが続いています。
同じ頃に大阪南部では大雨に雷だったりしているようです。
関東南部では大雨のようですね。
降る時にはすごい量の雨になるので、
対応が大変です。
気象予報士さんも頭を悩まされているでしょう。
皆、あてにしていますから。
今日は久しぶりに仕事が楽勝!と思っていたら、
夕方にガツンときました。
見落としによるミス発生。
それは物理的に今後対処していけばよいのですが、
難儀なのは人間関係ですね。
良好な関係を作るのは、難しいです。
今日の最後の最後には嬉しいことが。
弟がなかたに亭のマルジョレーヌを買ってきてくれました。
お夕飯の後に、いただきました。
至福の時でございます。
奈良北部では、ときどきざぁっと雨が降ったと思ったら、
午後には晴れてムシムシとした天気になったりが続いています。
同じ頃に大阪南部では大雨に雷だったりしているようです。
関東南部では大雨のようですね。
降る時にはすごい量の雨になるので、
対応が大変です。
気象予報士さんも頭を悩まされているでしょう。
皆、あてにしていますから。
今日は久しぶりに仕事が楽勝!と思っていたら、
夕方にガツンときました。
見落としによるミス発生。
それは物理的に今後対処していけばよいのですが、
難儀なのは人間関係ですね。
良好な関係を作るのは、難しいです。
今日の最後の最後には嬉しいことが。
弟がなかたに亭のマルジョレーヌを買ってきてくれました。
お夕飯の後に、いただきました。
至福の時でございます。
2014年6月4日水曜日
梅雨入り
6月に入り、早々から梅雨入りとなりました。
何がってやはりお洗濯が困りますね。
いくら部屋干しが可能とはいっても、
お外で干すのに慣れている人には、
きちんと乾いていないような気がするのです。
一か月くらい続くのですよね。
他にも困ることがいくつか・・・
ですが今年の6月には大イベントがあります。
サッカー・ワールド・カップ・ブラジル大会、開催!
特集本も購入して、今日はしっかりおさらいをしました。
暇やのぅ・・・と言われてしまいそうですが。
一か月以上ほったらかし状態だった髪の手入れ、つまり散髪に、
今日のお休みに行ってきました。
久々に気になるセレクトショップをのぞいて、
ミュベールやマルニをチェックしてきました!
あまり可愛い系の服は着ませんが、
ポイントにTシャツとかいいなぁと考えています。
素敵なものを見るだけでテンションアップです。
散髪の後はおつかいをして、
本屋さんへレッツゴー☆
そこでワールド・カップ特集本を色々とめくってみて、
「NumberPlus」を選びました。
昔から「Number 」の記事が苦手で、
あまり買うことはないのですが、
この雑誌の一番の魅力は写真のセレクトがとってもいいこと。
センスがいいのですよね。
今回のこの特集本は、構成がわかりやすく、
レイアウトが見やすく、ところどころに面白いコラムがあります。
そいでもって、一気に読んでしまったわけです。
他にも軽い読み物が欲しかったので、
現代小説の文庫本を入手。
来週からはサッカー中心の生活になる予定であります。
忙し、忙し。
プロ野球は交流戦が早く終わってほしい・・・
広島カープ、ぼろぼろです、最下位です、勝てません。
でも、カープも熱く応援しつつ、
サムライ・ジャパンもしっかり応援しますよ~。
このブログもタイトルを変更せねばならないかもしれません。
何がってやはりお洗濯が困りますね。
いくら部屋干しが可能とはいっても、
お外で干すのに慣れている人には、
きちんと乾いていないような気がするのです。
一か月くらい続くのですよね。
他にも困ることがいくつか・・・
ですが今年の6月には大イベントがあります。
サッカー・ワールド・カップ・ブラジル大会、開催!
特集本も購入して、今日はしっかりおさらいをしました。
暇やのぅ・・・と言われてしまいそうですが。
一か月以上ほったらかし状態だった髪の手入れ、つまり散髪に、
今日のお休みに行ってきました。
久々に気になるセレクトショップをのぞいて、
ミュベールやマルニをチェックしてきました!
あまり可愛い系の服は着ませんが、
ポイントにTシャツとかいいなぁと考えています。
素敵なものを見るだけでテンションアップです。
散髪の後はおつかいをして、
本屋さんへレッツゴー☆
そこでワールド・カップ特集本を色々とめくってみて、
「NumberPlus」を選びました。
昔から「Number 」の記事が苦手で、
あまり買うことはないのですが、
この雑誌の一番の魅力は写真のセレクトがとってもいいこと。
センスがいいのですよね。
今回のこの特集本は、構成がわかりやすく、
レイアウトが見やすく、ところどころに面白いコラムがあります。
そいでもって、一気に読んでしまったわけです。
他にも軽い読み物が欲しかったので、
現代小説の文庫本を入手。
来週からはサッカー中心の生活になる予定であります。
忙し、忙し。
プロ野球は交流戦が早く終わってほしい・・・
広島カープ、ぼろぼろです、最下位です、勝てません。
でも、カープも熱く応援しつつ、
サムライ・ジャパンもしっかり応援しますよ~。
このブログもタイトルを変更せねばならないかもしれません。
2014年6月1日日曜日
真夏の気配
それにしても暑い日が続きますね。
真夏のようです。
紫外線はもちろん、体調に気をつけなくていけません。
夏風邪の人はなかなか治りにくそうで、
可哀想です。
夏バテにも注意と、早速ポカリスエットにお世話になっています。
明日は大阪で200人超の人が集まる会の
お世話係を担当することになっています。
毎年この時期の会社の行事なのですが、
いつも緊張して、気が張ってしまいます。
その後にはお世話になった方々を訪ねる予定です。
夏の暑気払いの日程の打ち合わせも兼ねて、
ご挨拶してまいります。
夕方には奈良の職場に戻る予定ですが、
月曜日なので、色々と待っていそうです。
自分を取り戻せるのは、やはり読書です。
本の中に自分を見つけることができれば、
もうその本は自分のものです。
明日はプルースト第7巻をフィニッシュできそうです。
ご報告する本も溜まってきていますね。
しばらくお待ちください。
真夏のようです。
紫外線はもちろん、体調に気をつけなくていけません。
夏風邪の人はなかなか治りにくそうで、
可哀想です。
夏バテにも注意と、早速ポカリスエットにお世話になっています。
明日は大阪で200人超の人が集まる会の
お世話係を担当することになっています。
毎年この時期の会社の行事なのですが、
いつも緊張して、気が張ってしまいます。
その後にはお世話になった方々を訪ねる予定です。
夏の暑気払いの日程の打ち合わせも兼ねて、
ご挨拶してまいります。
夕方には奈良の職場に戻る予定ですが、
月曜日なので、色々と待っていそうです。
自分を取り戻せるのは、やはり読書です。
本の中に自分を見つけることができれば、
もうその本は自分のものです。
明日はプルースト第7巻をフィニッシュできそうです。
ご報告する本も溜まってきていますね。
しばらくお待ちください。
登録:
投稿 (Atom)
