2012年7月11日水曜日
きれいに咲きました
先日の薔薇の2輪目が綺麗に咲きました。
白い花は心が洗われますね。
名前は・・・わかりません。
木立ち性ということだけ。
少しずつプルーストの3巻目「花咲く乙女たちのかげにⅠ」を
読み進んで、“スワン夫人をめぐって”を終えるところまできました。
この章ではスワン夫人となったオデットのサロンを主な舞台とし、
彼女の娘ジルベルトへの恋に悩む“私”の心の内が描かれています。
まぁ、恋心とはいいますが、恋とはいったいどういうものなのか、
プルーストは散々考えておりますが、
そういえばそうかもしれないという程度にしかついていけません。
客観的に恋についてなぞ考えてみたこともありません。
だって特殊な状態にあるのですもん。
人によっても違うような気もしますし。
恋についてはプルーストに聞け、というところです。
もういっぱしにプティ・ムッシューという風情の“私”。
まだ10代と思われるのに、社交というお付き合いをしています。
そのところも、現代とはかけ離れているので、
不思議半分、面白半分。
その当時の写真などがみたいですね。
そういえば、ブラッサイのプルーストをテーマにした写真本を
持っていたはずです。
探してみましょう。
後は、映画か・・・以前「失われた時を求めて」を題材にした作品を
観たことはあるのですが、記憶があいまいです。
せめてその時代のスタイルぐらいは知りたいものです。
自分なりにイメージを作りあげていかないと、
長いこの作品の先を読み続けるのが難しいかと思われます。
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