「聖書を語る」、「聖書を読む」、「女子漂流」で各人と対談されていた中村うさぎさんの本を
読んでみました。
「さすらいの女王」
「ババア・ウォーズ 新たなる美貌」
「閉経の逆襲 ババア・ウォーズ2」
「税務署の復讐 ババア・ウォーズ3」
40代のうさぎさんがどんな本を書かれていたのかな?と思ったのです。
タイトルどおりの面白いドタバタ話が筋になっています。
まぁ、こんな人もいるのだと、感心しましたが、
そのあたりはあまり興味が無いので、適度に読んでいます。
興味深いのは、そういった自分の体験を通じて、
社会の在り方を考えたり、
自己について追及してみたり、分析してみたり、と、
普通の人が見ないふりをしがちな部分をしっかりと考えておられるのです。
そういう考え方(自己責任)や、大胆な行動もすべて一貫しているのが
うさぎさんの凄いところです。
それを佐藤優さんはピューリタン的な思考とよばれているのだと思います。
今は文章を発表する場が雑誌等で無く、
ネットを通じて活動されることが中心のようです。
大変な病気であるのに、全くうさぎさんは変わらず強い人です。
私個人としては、「愛」が根底にある人だと感じています。
どの発言も、どの行動もその「愛」が自己に対するものか、
他者に対するものかが別なだけで、基本的に同じように見えます。
一人の女性としての生き方を驚きながら、読ませていただきました。
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