2014年5月16日金曜日

日経新聞 『カメラの目 近代フランス絵画より』

連載が昨日で終わっていて、事後報告で申し訳ありません。
でも、この連載はきっと絵画と写真の関わりについて関心のある方には、
きっと楽しめるセレクトだと思うので、お調べしてみてください。


4月28日(月)~5月15日(木)
日経新聞朝刊の“十選”のテーマが
『カメラの目 フランス絵画より』でした。
選者は写真家の鷹野隆大氏です。


フランス近代絵画における写真との関連を、
写真家の目線で読み直す、とあります。


ドガ「アプサント」
カイユボット「見下ろした大通り」
マネ「アルジャントゥイユ」
シスレー「サン=マメス六月の朝」
セザンヌ「首吊りの家」
モリゾ「画家の母と姉(読書)」
カイユボット「サン=クレールからエトルタへの道を行くマグロワール親父」
ロートレック「ムーラン・ルージュのラ・グリュ」
マネ「草上の昼食」


有名な絵もありますが、
写真家の目を通すと、普通の絵だったり、風変りな絵だったり、
わかりにくかったりした絵が、いつもと違った視点で読まれていて、
とても面白いです。


指摘がある部分をもう気が付いていましたよ、という方は、
とても絵画鑑賞に長けている方でしょう。


どれもカラーで絵が掲載されているので、
ふむふむと覗き込むように観察して、
鑑賞とはほど遠いですが、
このように謎解きを導かれて読み解くのはとっても楽しいです。

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