このブログはもともと本について書きたいな、と
思って始めたものですが、
この1年半は肝心な本のことがほとんど書けていません。
あれあれ。
生活の中のあれこれ、
仕事でのいろいろ、
ちょっとしたイベント、
それから体調のこと、
そういうことばかりですが、
写真も無いので、なおさら中身が無い。
本を読めない状態は一時的なものだと思っていたのですが、
もしかしたら、以前ほど、読書を必要としていないのかもしれません。
気になる本はなんでも、というところもありましたが、
時間が無い分、そういうことも無く。
昨日は通院日で、
道々歩きながら、ふと気がついたのは、
50歳になったら、フーコーを読もう、と思っていたけれど、
今になってみたら、読めない、というだけではなく、
私自身が、フーコーを読む必要性が無くなっているのでは?
ということでした。
20歳くらいのころから、
宗教、あるいは、哲学に、私が必要としているものがあるのでは?
と考えていました。
入門書をせっせとめくりながら、
30代になったころに出会ったのが、フーコーの思想でした。
フーコーが取り上げた数々のテーマ、思考の数々は、
私が気になっていた事柄を解決するヒントになりそうだと考えたのです。
その時は、深い読書ができない体調でもあったので、
じっくり読めそうな時期として、50代に、と思ったのでした。
ところが、今になってみると、
つまり、体調も良くなりつつあり、思考も楽になってきてみると、
フーコーの思想は、学問として読むには難しすぎ、
なにより、自分自身が頼りにすべきものではなさそうだ、と
気が付いたのです。
というわけで、しばらくはフーコーのことを忘れようかと、
大胆なことを考えています。
そのように、今現在の私自身は、
以前のような読書をしなくなってしまっているのです。
となると、このブログの存在は?
続きます・・・。
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