このブログにおいて、
もう少し詳しく病気の話を書くことで、
元気づけられる人達がいますよ、と
お医者さんからアドバイスされていることもあるので、
私のケースを少しずつ開示してまいります。
発症して21年経ちますが、
この間に私はなんと17キロも太ったのです。
長い間、お腹がすくからちょっと一口食べる、
そのときには、好きなものを食べないとイライラに陥るので、
好きなパンを食べる、ということを続けてきました。
時間はたいてい夕方で、パンを一つ。
これが積もり積もって17キロ。
ちなみに毎食の量はおかわりなどもせず、普通の量だと思います。
夜食は食べませんでした。
ただ、無性にお腹がすくことが、疲れと関係あるのかと思っていました。
これは、実は、お薬の一つドグマチール(スルピリド)を
服用しているからなのでした。
ドグマチールは鬱の薬として使用されますが、
胃薬としても使われます。
胃薬なので、食欲増進の効果があります。
これが原因なのです。
私はドグマチールとの相性が良く、
中心的なお薬として服用しています。
私にとってはお薬は絶対的なものなので、
効果の様子を見ながらも、否定的な発想はありません。
このドグマチールが減ったのは、去年の夏ごろだったでしょうか。
一日4錠を、重い感覚もあったこと、体調に変化がみられたことから、
1錠減らしたのです。
すると、お腹がすくことが減り、おやつを欲することが無くなり、
するりするりと6キロ痩せたのです。
周りの人は痩せたね~、どうしたの?と興味半分で言われますが、
自分としては人体実験をしているような感覚がありました。
痩せることより、ドグマチールを減らすことによる体調への影響全般が
気になるからです。
ところが、去年の11月頃に不調がはっきりと表れてきたので、
1日4錠に戻しました。
正直に言いまして、とても残念でした。
せっかく減ったのに、やっぱり私はまだ元気とは言えないんだ、と。
4錠に戻したところ、
しばらく忘れていた空腹感に襲われるようになりました。
胃薬効果が出てきたのです。
お腹が空っぽという感覚で、何か入れないと力が出ない気がします。
で、おやつを復活させたところ・・・みるみるうちに太ったのです。
このサイクルを体験してみて、
ドグマチールの副作用を実感することになりました。
これはお薬のせいでお腹がすくのだ、とはっきりわかったので、
少々太ることもあまり気にしないことにしました。
気持ちが落ち着けば、またドグマチールを減らすことができるでしょう。
その時には、また痩せることが可能なのですから。
まず大事なのは、お薬の効果を信じて服用し、
お医者さんの指導に沿って、生活することです。
もちろん合わないお薬もあります。
合わないお薬のお話は、また改めていたします。
というわけで、
私の場合はドグマチール1日4錠で太る!というお話でした。
※スルピルド⇒商品名:ドグマチール、アビリット、ミラドール等。
※私の場合は1錠50㎎です。
0 件のコメント:
コメントを投稿