2010年10月11日月曜日

読書が進みません

読書の秋の到来なのに、
ぜーんぜん頁が進みません。
堀江敏幸さんの「ゼラニウム」で悩んでいます。

目先を変えてちょっと読みやすいものをさらってみようかな。

今週後半にはユルスナールの「目を見開いて」を
一年ぶりに読み返してみようと考えています。
それは、須賀敦子さんが「澀江抽斎」の登場人物、澀江五百から影響を受けたり、
ナタリア・ギンズブルグから多くを学んだりされていたことから考えてみて、
今一番関心のある人の一人からその人の考えをなぞり返してみるのが、
ためになるのではないかと思いついたからなのでした。

即効影響を受けるわけではないとは思いますが、
自分の道筋に光を当ててくれるような期待を抱いています。
そこが自分の甘いところではあるのですが。

読書が進まないのは、少し前にしていた考え事も関係があります。
どうやって生きていくべきか、具体的に方向転換を模索していたのですが、
諸々の問題があり、簡単に決めることもできません。
やりたいことと、やったほうがいいと思われることは別のところにあり、
また今おかれている状況も基本にありますから、
最も自分にとって適切な選択を考えなければなりません。
残された時間でよりベストに生きたい、
ジレンマに悩まされる日々であります。

0 件のコメント:

コメントを投稿