2014年2月28日金曜日

読書計画に追加です。

読みたい書き手の一人の重要な人を忘れておりました。
シモーヌ・ヴェイユです。


しばらく前に齧りかけて、
あまりのむずかしさと、
テーマを直視しにくいことに、
これはなかなか困難であると判断しました。


でも、ところどころで出会うシモーヌの言葉は、
とても示唆に富むものばかりです。
やっぱり読んでみたい。


どこから手をつけるといいのでしょうか。
みすず書房から入門編の本が出ています。
このあたりでしょうか。
一冊を読みこなす情熱と忍耐が足らないことを、
恥ずかしく思うしだいであります。

梅にメジロ

梅の花が咲きだすと、
鶯ではなくてメジロがやってきます。
ちゅんちゅんと花の蜜をついばんで、
あわただしく飛び立っていきます。
小鳥の不思議はどうしてあんなに落ち着かないのでしょうね。
身の危険を一番に考えているのでしょうが、
数秒くらいしか留まっておりません。
忙しや。


昨日は左手の腱鞘炎が激痛のピークに達し、
夕方におつかいに出かけたものの、
頭は痛いし、身体は重く、手の痛みだけでこんなにしんどいのかと、
不思議なくらいでした。
とりあえず痛みに耐えられず痛み止めを飲んだところ・・・
30分で完全復活。
すごく楽になって、気持ちまで余裕ができました。
普段は痛み止めはあまり飲まないようにしているのですが、
上手にお付き合いしたいものですね。


歳も歳なので、
身体の不調はどこかにあるものかと思いますが、
同年代のみなさん、ご無理のないようになさってくださいね。


さて、本日は監査の本番です。
夕方にはヘロヘロでしょう。
がんばろう。

2014年2月26日水曜日

読書計画の総ざらえ

読書がテーマのはずのこのブログ。
のはずですが、なかなか読書が進まないとあって、
よく似た嗜好の方には、しっかり読んでねと言われそうですね。

発売される本などにも影響されていて、
読書計画がおおいに変化しています。
骨格は変わっていないのですが、
もう一度おさらいであります。

①須賀敦子さんの本をしっかり読む。
   須賀さんの作品理解とともに、
   自分が須賀さんのどの部分に共鳴するのか、
   憧れているのか、感動しているのか、
   などを分析すること。
   
   これは、ライフワークだと思っています。
②プルースト「失われた時を求めて」を
  1年に2冊ずつ読んでいく。
  これはその都度ブログ上でおさらいをしています。
③堀江敏幸さんの本を次々と読んでいく。
   堀江さんは現役であられるので、
   発表されている本を楽しみ、味わうということで、
  
   十分かと思っています。
   研究、データについてはレミントン主宰の齋藤氏にお任せです。
④ユルスナールをじっくり読む。
   世界の迷路の3巻目が未だ発売されていません。
   翻訳担当は堀江さんですが、なにか支障があるのでしょうか。
   ユルスナールの作品の中で、特に好きな作品を
   再読していかねばなりません。
   「とどめの一撃」はレポートを書いたらいいのかもしれません。
   「黒の過程」はその次に好ましい作品です。
   短編にも素晴らしい作品があります。
   「ハドリアヌス帝」は再読が必須なのです。
   一度目の読みは浅すぎました。
   大学でユルスナールを研究する・・・夢ですね。
⑤イタロ・カルヴィーノの作品を読む。
   集めているカルヴィーノの本たち。
   これらをそろそろ読み始めましょうか。
⑥50歳になったら、
   ミシェル・フーコーを読む。
   「言葉と物」だけでもいいと思っています。
   が、晩年の作品にも興味があり、始めるには遅すぎか・・・

このほかにロラン・バルトを読みたい、小川洋子さんの新作は読んでいく、
多和田葉子さんの新作もチェックする、マルグリット・デュラスも読みたい、
お勉強のジャンルの本も読まなければ、もちろんシムノンも読まないと、
高橋たか子にもトライしてみよう、ラルボーも発売が気になりますし、
ヴァレリーをきちんと読んでみたい・・・
などと、たくさんあるのですが、
今年はタブッキを読めるだけ読んでみる、というテーマを追加しようと思っています。

そのほかに古典的な本の中で、
ラブレー、モンテーニュ、パスカルのあたりを少し齧りたいです。
きちんと読むことは難しいでしょうが、
ラブレー、モンテーニュは宮下さんの新訳が出ていますし、
読みやすいかもしれないと期待しています。
そういいながら、ラブレーは渡辺一夫訳と照らし合わせてみたい気がしますね。
ガルガンチュアは少しずつしか進んでおりません。
ドストエフスキーも新訳で読み返してみたいです。

それに加え、日本の作家にも少し関心が湧いてきています。
森鴎外をはじめとして、八木義徳なども目をとおしてみたいです。
明治や大正、昭和初期に渡仏した人たちのエッセイなども読んでみたい。
堀江さんのおすすめにあった長谷川四郎を読んでみて、
こんなにいい作品があるのだと驚いたこともあり、
灯台下暗し、日本の作品も代表作はせめて知っておきたいところです。

☆ ☆ ☆

宝くじを当てて、
本に囲まれて、
美味しいものを食べて、
珈琲を飲んで、
庭の緑を眺めながら、
昼寝をする。

仕事は読書だけ。

たまには旅をする。

これが今のところの夢でしょうか。

梅が咲きました


ようやく梅が咲きだしました。
長い間ピンクの蕾で寒さに耐えていたという感じです。
この梅の木にはたくさんの梅が成り、
自家製の梅干しになるのです。
今年はどれくらいとれるかな?

冬に実をつけていた柚子。
収穫してみると、なんと100個にもなりました。
今はそれがマーマレードに変身しまして、
お休みの日にいただいています。
お湯で割るとホカホカして、これまた美味しいです。

ソチ・オリンピックも閉幕しました。
五輪の輪が無事に咲いてよかったですね。
皆々、お疲れ様でした。
それにしても、浅田選手の返答には拍手喝采ですね。
森さん、絶句されていることでしょう。

今週末にはもう3月に入りますが、
Jリーグが開幕します。
これまでスルーしていましたが、
今年はそうはいきません。
早速活躍を見せているフォルラン選手の情報をチェックするのが、
忙しくなりそうです。
海外に行っている選手たちの様子も気になります。
長谷川選手の術後の回復も気になるところです。
ブログはチェックしているのですけれど。

そしてプロ野球!オープン戦や!
今年も多くの選手が移籍していますから、
戦力が変化しています。
新人たちの活躍にも注目です。
楽しいなぁ、春だなぁ。

さて、自分のことはどうでしょうか。
仕事は4月から新しいシステムが導入されるという話もあり、
首はつながりそうに思っているのですが、
(半年更新でしたから、再契約の時期なのです)
その新しいシステムにどう対応していくのか、
またまた波乱がありそうです。
でも、マンネリが一番嫌いなので、
一歩ずつでも進んでいくのであれば大歓迎です。

それから今季の冬はなんと一度も発熱がありませんでした。
大きな風邪に襲われることなく、
大きな鬱に落ちこむこともなく、
今のところ大らかな気分で春を迎えられそうです。

このへんてこりんなブログを読んでくださっている方々に感謝です。
ありがとうございます。
このブログを書くことで
気持ちもコントロールされているように感じています。
閲覧してくださる方が多いときには、さらに気持ちがUPいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

2014年2月23日日曜日

マロンコロンとノースマン

北海道のお土産をいただきました。

一つは我が家で幻の銘菓と呼んでいる
小樽“あまとう”の“マロンコロン”


サブレを重ねて、周りをチョコでコーティングしているクッキーです。
これが飾り過ぎない美味しさです。
うふうふ。

もう一つは“千秋庵”の“ノースマン”
パイの間にさらしたあんこが入っています。


ちょっと温めると、パイの美味しさが引き立ちます。
美味しい。

お取り寄せできるかもしれません。
お菓子好きなら是非!

2014年2月21日金曜日

来週は。

先日のブログの文章に問題になりうる記載がありましたので、
一部分訂正いたしました。
申し訳ありません。

ドラマティックなオリンピックのニュースが次々と入ってきて、
頭の中は収集がつかなくなってきました。
全体のメニューをもうちょっと把握しておくべきでした。
今頃になってスピードスケートをしっかり見ておけばよかったと、
後悔しています。
中にはよくわからない競技もあります。
日本ではポピュラーではなかったりして、
よく知らないからでしょう。
生きている間に一度は生で観てみたいです。
遠くの知らない土地の白銀の中で。

来週は、監査があります。
はい、いきなり仕事の話です。
もう、それで頭がいっぱいであります。
2つの部署の監査なので数時間かかります。
心臓がいくつあっても足りません。
心の準備体操を始めなくては。

あっという間に2月も終わり近くになりました。
まだ「戸惑う窓」をゆっくりと読んでいます。
今年も読書のテーマを決めていませんでした。
堀江敏幸さんを読む、
プルーストを2冊読む、
それから、それから?
もう一つくらい考えましょうか。

2014年2月20日木曜日

ソチへ行ってみたい

ソチというところは、黒海のそばにあるロシアでも有数のリゾート地だと
聞きました。
プーチン大統領が自らソチでオリンピックをしよう!と発言したとか。
それだけにアルペンなどで昼間に見える外の景色は、
黒く高い峰々が白く彩られ、広い空が遠くに見え、
雄大な自然を感じられます。

子供のころは世界中旅しようなんて考えていました。
こういった風景を見ると、その地を訪ね、風に吹かれてみたくなります。

今日はスノーボードの女子パラレル大回転で竹内選手が銀メダル。
予選を1位で通過していましたから、
こんなに凄い選手がいるのだと、嬉しくなってしまいました。
雪は苦手だけど、とにかく白銀の中で奮闘している選手たちを観ていると、
一度は生で観てみたくなりますね。

このソチではオリンピックの用意が遅れたのか、
ぎりぎりまで整備をしていましたね。
それもどうなることかと心配しておりましたが、
コースによってはコンディションが悪いところもあるようです。
そういったことが不利に働いて、不運を被った選手もいるはずです。

そしてこれも最後まで気が抜けませんが、
世界中が最も心配しているのはテロでしょう。
最後まで無事におこなわれることを祈っています。

ソチ、素敵な響きです。
オリンピックが行われている今の輝きが続きますように。

2014年2月19日水曜日

「翻訳教育」


「翻訳教育」 野崎歓著 河出書房新社

翻訳書を頻繁に読んでいるというのに、
語学が苦手だからか、
翻訳について距離をおいて過ごしてきました。
でも、この本は翻訳がどれほどわくわくさせてくれるものか、
翻訳の楽しさと奥深さを伝えてくれました。

語学に関することをは横に置いても、
十分に楽しめる内容です。

思いがけないのは森鴎外にまつわる話です。
これは、この本の中にしまっておくのは惜しいと思われるほどです。
特に史伝ものは、難しすぎると敬遠してきましたが、
これは読むいい機会になりそうです。
というのも、ここで須賀敦子さんの話になるのですが、
須賀さんのお父上が読書家で森鴎外を読むよう話されていたという
エピソードが須賀さんの著作に何度か出てきます。
もちろん須賀さんはお父上からの影響も大きく、
思い出を振り返った本も書かれていますが、
そのためもあってか森鴎外を意識していたことを察することができると、
松山巌さんの指摘もあります。

話が逸れましたが、
この「翻訳教育」、翻訳に関するだけでなく、
外国文学を楽しんでいる人にはとっても興味深く読めるのではないでしょうか。
いつものとおり種明かしはしませんが、
話題のウェルベックの本についても書かれています。

これまでパスしてきたボリス・ヴィアン「日々の泡」は、
「うたかたの日々」となり、私も読めそうな気がしています。

もう一つ、自分自身が苦手としていた分野が、
何故苦手なのか、はっきりと結論を出すことができたことも収穫です。
これで、無理をして苦手分野を読む必要はなくなりました。

フローベールを例にしてみますと、
「ボヴァリー夫人」はとても興味深い本で、繰り返し読んでいますが、
「感情教育」はちっとも面白くないです。
主人公に少しも思い入れができないし、
アルヌー夫人のどこがいいのか、さっぱりわかりません。
残念ながら、男性方の心理を理解しかねる女でございます。
これで、多くの男性読者が逃げていってしまいそうですね・・・

何故、苦手分野であるのか、
それは簡単にはいかない話ですので、
個人的な理由と解してください。

フランス装のとっても素敵なこの「翻訳教育」、
タイトルには複雑な思いを抱きますが、
とても読み応えのある本です。

2014年2月18日火曜日

プンプン

ソチのクロスカントリー、
今日は複合ラージヒルが行われています。
ジャンプ終了時点で渡部選手は4位。

よし、距離を応援するぞ!とTVをチェックしてみると、
地上波ではやっていない・・・

衛星放送を観るには、
つないであるTVのところへ出張せねばなりません。

ああ、人気取りの競技しか地上波は放送しないんだ。
プンプン。

そして、先週からハラハラしている雪で閉じ込められている人々。
今日ようやく政府の被害対策本部が発足。
遅すぎるんじゃい。
プンプン。

日本国内で、もうすでにプンプンです。

2014年2月16日日曜日

ソチ、大雪、いろいろとありました

この一週間、ソチ・オリンピックに湧いていると、
再び大雪で関東が大変なことに。
まだまだ解消されていないところも多いようです。
夏場の暑さや大型台風に対応が求められていますが、
冬は冬で大雪への対処が必要になってきました。
いずれも地球の気温変動によるものだということで、
太陽にも関係があるという説も。
人間にも原因は多いにあるのですから、
仕方のないことでしょう。
自然の起こす現象の前には、こんなちっぽけな人間など
ひとたまりもありません。
まだまだ人間には考え、動いていかなければならないことが、
たくさんあるということだと思っています。

ソチでは多くの快挙が次々と。
日本の選手たちの活躍には目を見張らされます。
ジャンプの葛西選手はレジェンドの名にふさわしいですね。
どうやらTVでは日本選手ばかり取り上げられているようですが、
ネットのニュースでは海外の選手の声も少しですが入ってきて、
ワールドワイドはネットの方だな、と思わせられています。
それでもまだ足りないです。
もっと面白いニュースを観ることができないか、
あれこれと検索しております。
お勧めはありませんか?

と、奈良の小さなお家の小さな人間は今日も本を読んでおりました。
堀江敏幸「戸惑う窓」です。
窓を主題にエッセイが並ぶこの素敵な本、
今日も少しだけページを繰りました。
心が静まり、心が洗われるような文章を読みたいと、
最近強く願うようになってきました。
どういった本を選んで読むべきか、
考えながら本棚の背表紙を眺めています。

2014年2月14日金曜日

大雪 in 奈良

奈良に住み始めてから初めて経験する大雪。
朝、目覚めたときにはすでに世界は真っ白。

ずっとお昼を過ぎても雪は降り続け、
空はグレイの雲に覆われたまま。

仕事はしていても、
どうしても外の様子が気になって、
窓の方ばかり見てしまいました。

夕方には雪はみぞれに変わり、
湿気った気配が漂い始め、
帰るころには、足元がぐっちょり。

数メートル歩くだけでも、
足をとられないようにするのに必死でした。
雪国の人ってすごいなぁ。

家に帰りついた時には、
ぐったりとしてしまいました。

電車とバスが動いていたので、
まだよかったのかもしれません。

真っ白で綺麗なところを眺めるのは嬉しいけれど、
足を踏み入れるのは無理と悟った一日でした。

ソチでは次々と

ソチ・オリンピック、次々とニュースが入ってきます。
ああ~、キング・オブ・スキーの試合も観たかった。
きちんと観たことがないのは、
時間的に余裕が無いと言い訳しているからです。
でもきっと醍醐味があると想像しています。
ラージヒルはちらりとでも観たいなぁ。

そしてフィギュアで大変な話題が。
関心が無いとはいっても、
やっぱりあの得点を聞けばどんな演技だったのか、
興味が湧いてきて、しっかり振り返りしました。
そして今夜です。
ああ~、心臓に悪いのでやっぱり寝ます。

あまり知らない競技でも、
競技に臨む選手の分だけドラマがあるでしょう。
ああ~、(3回目)泣けてきます。

オリンピックの影には隠れていますが、
プロ野球もキャンプインしています。
田中投手もヤンキースへ入団しました。
そちらも気になります。

で、仕事ははかどってる?

2014年2月13日木曜日

「正弦曲線」


「正弦曲線」 堀江敏幸著 中公文庫

ぼんやりとしていたとしても、
ぼうっと歩いていたとしても、
出会う一つ一つの事柄が、
様々な糸で結びついて、
お話になっていく。

それは堀江さんのアンテナが、
いつも敏感に反応しているからだと思うのです。
そしてそういったことを、
言葉に置き換えて巧みに表現することができる、
それが堀江さんの優れたちから。

そもそも堀江さんはぼんやりなどされていないのです。
ときどきそんな風に装っておられるだけです。

同じように書かれたエッセイは他にもあるのでしょうが、
ピントを合わせた先を共有できる書き手、
それが堀江さんです。

信じられないほどの博識、
それも堀江さんが糸付けしている事柄がつながっているのだと
考えています。

みんな誰にでもあると思うのです、
こういったキーワード的なものが。
ただ、それをこれだけの知的で優しげな装いのエッセイにできるかどうか。
差異というのはこういうことを指すのでしょう。

フォルラン選手の入団会見

今シーズンからセレッソ大阪に加入したフォルラン選手の
入団会見がありました。

日本語の勉強を始めたばかりとは思えない、
流ちょうな言葉づかいで、
きちんと日本語で会見。
誠意を感じます。

そういったお人柄にも惹かれてしまいます。

感心のある方は是非Youtubeをチェックしてくださいね。
きっとファンになるにちがいありません。(強引!)

素敵な人を見るとテンションがあがります。
遠くの人でもいいのです。

たとえば山中教授にもそういった憧れを持っています。
誠実で知的で心の広い人。

そういった事柄が自分に力をくれて、
世界はまだまだ生きる価値があると思わせてくれるのでした。

2014年2月12日水曜日

ブロードハーストへ

今日は休日。
大阪市中央区玉造のブロードハーストへ行ってきました。
途中、美味しいパン屋さんとして知られるレオ・ナイスブレッドへ寄り道。
ここのパンはオリジナルのバターを使ったり、オーガニックにこだわりがあります。
小さなお店だけどレアな品揃えできっとコアなファンがたくさんいらっしゃるでしょう。

さて、玉造駅からトコトコと20分東北に歩くと、
カトリック大聖堂の前にあるブロードハーストに到着。
さっそくいただきます。



どれも素材がしっかりした味です。
子供さんでも見た目も味も楽しめるのではないでしょうか。
この上に、焼き菓子もたくさんお持ち帰りしました。
焼き菓子も粉の味が美味しくて、
見た目より味わいの違いが食べるとよくわかります。
焼き菓子もふんだんにおいてあるので、
チョイスに困ってしまいます。

お家に帰って再びおやつタイムで、
今日はブロードハースト三昧の一日でした。
これだけいただいても胸焼けなどいたしません。
素材がいいからでしょうね。
とってもおすすめのイギリス菓子のお店です。


ハーフパイプ男子決勝

寝ている間に決勝戦が行われました。
起きてまずすることは、結果のチェックです。

今はネットのおかげで、
リアルタイムに観れなかったシーンも、
じっくり観ることができます。

銀メダルの平野選手、
銅メダルの平岡選手、
思いっきりよく攻めた内容のように思えました。
いい演技ができてよかったですね。
まだ若いのでご自身で納得できなかったところも
次回にトライできますね。
高いヒットは他の選手よりずっと見応えがあり、
技も決めて、かっこよかったです。

思いがけなかったのはショーン・ホワイト選手。
いつものような完璧さが欠け、
もったいなかったような気がします。
もちろんすごく期待していたので、
消化不良、きっとご本人もでしょう。

金メダルはi-podと呼ばれるスイスの選手。
名前が難しい。
高く、攻めて、スピードもあり、技も決めて、
安定感のある演技でした。

メダリストのみなさん、おめでとうございます!

2014年2月11日火曜日

ソチ・オリンピックに興奮中

昨日はスピードスケート500男子、
今日はハーフパイプ男子予選と、
スピードスケート500女子を観戦。

世界のレベルはすごいです。
素人が何もわからずに観ていても、
迫力、スピード、技術が違い、
見応えがあります。
世界レベルの日本人選手たちの活躍も嬉しい。
あっと驚かされました。

冬のスポーツはなかなか普段みることがないので、
4年に一度、感心しながらの観戦です。

2014年2月10日月曜日

「抱擁、あるいはライスには塩を」

「抱擁、あるいはライスには塩を」 江國香織著 集英社文庫

“普通だと思っていた。
 これまでずっと、
 自分たち以外の
 家族のあり方など、
 想像もしていなかった。

 三代百年にわたる、
 風変りな家族の
 愛と冒険の物語。”

これは単行本が発売されたときの広告のコピーです。
なんて素敵なタイトル。
そして、私の大好きな一族物。
思っていたよりも早く文庫化されて、
喜んで読むことができました。

言いようがないのです。
江國さんが描いた一族物は、
いつもと同じように掴みどころがありません。
確かに私たちと同じ言葉で表現されており、
明確な単語や土地の名も記されていますし、
粋な会話もふつうの会話も交わされていますが、
人物の存在感が希薄です。

ぼんやりと霧の中に佇む洋館と、
そこに暮らす個性豊かな人々は、
時代によって少しずつずれが出て、
それぞれの道を歩んでいきます。
その道さえも現実的な路線ではあるけれど、
なんだか、大丈夫なのかな、と心配になってきます。
各自がおのおのの運命を胸に受け止め、
その流れに沿って生きていく。

が、これが江國さんの作風なのだと、
改めて思う次第でした。
好きな人は十分堪能できるのではないでしょうか。

私も江國作品の神髄を味わった気がしています。

2014年2月9日日曜日

冷たい冬日

まぁ、それにしても冷たい日が続きますね。
先日の雪で困られた方も多かったのではないでしょうか。
数㎝の雪でも、慣れないと足を滑らしそうでした。
また雪が積もることがあるかもしれませぬ。
皆々、お気をつけ下さい。

そんな中でも春の兆しが感じられる話題を一つ。
幹と枝だけの桜の木に鶯が。
ホーホケッと鳴いておりました。
秋からささ鳴きは聞こえていましたが、
本格的な練習が始まったようです。
嬉しいというか、楽しい鳴き声ですね。

今日はソチ・オリンピックのアルペン、
男子滑降の試合を観ておりました。
130㌔超のスピードで、
一つのミスも許されず、
ギューンと滑り下りてくる姿は、
人間業とは思えません。
世界最高レベルの技を息をのんで見守りました。
フォームが崩れると命まで危ういのですから。

それと、色々な国の選手が一緒にやるのもとても面白いです。
南国の選手はなかなかいないでしょうが。
でもジャマイカ、また出るのですよね。
がんばれ~。

観れるものなら、オリンピックはなんでも観たいです。
スキー系、ボード系以外にも、
アイスホッケーもパックが飛びまくって面白いですね。
すごい迫力です。
フィギュアは世間様があまりにも騒いでいるので、
少し距離をおいていますが、
もちろん観るのは大好きです。
ジャンプやスピードスケートも楽しみですね。
参加されるみんながベストを尽くせますように。

読書もじわじわ進んでいます。
堀江敏幸「正弦曲線」文庫を読了。
野崎歓「翻訳教育」を読了。
江國香織「抱擁、あるいはライスには塩を」を読了。
今は堀江敏幸「戸惑う窓」を少しずつ読んでいます。
じっくり読みたいので、一日一章だけ。
プルースト7巻もちょっぴり。
もう一冊並行して読みやすいものを選ぼうかと思っています。
そうだ、感想も書いておきたいのでした。

一冊読むと、波及効果で他にも読みたい本が出てきます。
嬉しくて、わくわくしてきます。
で、いつ読むの?

2014年2月5日水曜日

歯医者さん終了しました

歯医者さんへ行くのは今日で3回目。
嬉しいことにもう終わりました。
最終日はブラッシングを教えていただきました。

それから、
4か月後の定期健診の内容も説明がありました。
もしよかったら、受けられませんか?と。
もちろん予約を入れまして、これで安心です。

いっちょあがりました。

それにしても冷え込みますね。
明日が今季最高の低温だとか。
重装備して出かけなくては。

2014年2月4日火曜日

バルナブースが出るよ!

3月の岩波文庫の発売予定に、
ヴァレリー・ラルボーの「A.O.バルナブース全集」上巻が
リストアップされていました。

憧れのバルナブースが文庫で読めるなんて。
訳者は岩崎力さんです。
楽しみがまた増えました。

大好きなジュリアン・グラックも2冊、岩波文庫に入りましたし、
再読せねば。
2冊とも未消化の部分が引っかかっているので、
それを明らかにできればよいのですが。

今日はお医者さんの日。
半日会社に出てから、大阪まで出かけると、
ぐったり、疲れがでてしまいます。
でも、読みたかった本のノルマは果たせました。
また後日ご報告いたします。

またまた寒波が襲来しています。
みなさま、暖かくしてお過ごしください。

2014年2月2日日曜日

今日はゆっくり

起きたころには雨も上がって、暖かく、
過ごしやすい日曜日でした。

ここのところお休みの日に出かける用事が続いており、
久しぶりにのんびりと一日を過ごせました。

お昼寝もぐっすりと。
その間起こったことは何一つ知らずののんき者。

おやつはお手製のおぜんざい。
あまりの甘さに脳天直撃!と叫んだあとは、
お掃除をして、お片付け。

夜は家族4人そろってのカニ鍋。
飲んで、食べて、おしゃべりがつきない一家です。

ゆっくりした分、読書はちょっぴり。
3冊ほどさっくり読みたい本があるので、
早くそれにかかりたいところです。
その3冊は
江國香織「抱擁、あるいはライスには塩を」
この本、単行本のときから待っておりました。
江國さんの本はいつもタイトルが素敵です。
梨木香歩「家守綺譚」
ファンタジー以外の梨木さんを読んでみることに。
青山七恵「お別れの音」
青山さんの本はぽつぽつと読んできましたが、
最新刊が好評であることも鑑みて、読んでみます。

その後には、しっかり読みたい本が控えております。
好きな本を読むだけの仕事ってないかなぁ~。