2014年2月26日水曜日

読書計画の総ざらえ

読書がテーマのはずのこのブログ。
のはずですが、なかなか読書が進まないとあって、
よく似た嗜好の方には、しっかり読んでねと言われそうですね。

発売される本などにも影響されていて、
読書計画がおおいに変化しています。
骨格は変わっていないのですが、
もう一度おさらいであります。

①須賀敦子さんの本をしっかり読む。
   須賀さんの作品理解とともに、
   自分が須賀さんのどの部分に共鳴するのか、
   憧れているのか、感動しているのか、
   などを分析すること。
   
   これは、ライフワークだと思っています。
②プルースト「失われた時を求めて」を
  1年に2冊ずつ読んでいく。
  これはその都度ブログ上でおさらいをしています。
③堀江敏幸さんの本を次々と読んでいく。
   堀江さんは現役であられるので、
   発表されている本を楽しみ、味わうということで、
  
   十分かと思っています。
   研究、データについてはレミントン主宰の齋藤氏にお任せです。
④ユルスナールをじっくり読む。
   世界の迷路の3巻目が未だ発売されていません。
   翻訳担当は堀江さんですが、なにか支障があるのでしょうか。
   ユルスナールの作品の中で、特に好きな作品を
   再読していかねばなりません。
   「とどめの一撃」はレポートを書いたらいいのかもしれません。
   「黒の過程」はその次に好ましい作品です。
   短編にも素晴らしい作品があります。
   「ハドリアヌス帝」は再読が必須なのです。
   一度目の読みは浅すぎました。
   大学でユルスナールを研究する・・・夢ですね。
⑤イタロ・カルヴィーノの作品を読む。
   集めているカルヴィーノの本たち。
   これらをそろそろ読み始めましょうか。
⑥50歳になったら、
   ミシェル・フーコーを読む。
   「言葉と物」だけでもいいと思っています。
   が、晩年の作品にも興味があり、始めるには遅すぎか・・・

このほかにロラン・バルトを読みたい、小川洋子さんの新作は読んでいく、
多和田葉子さんの新作もチェックする、マルグリット・デュラスも読みたい、
お勉強のジャンルの本も読まなければ、もちろんシムノンも読まないと、
高橋たか子にもトライしてみよう、ラルボーも発売が気になりますし、
ヴァレリーをきちんと読んでみたい・・・
などと、たくさんあるのですが、
今年はタブッキを読めるだけ読んでみる、というテーマを追加しようと思っています。

そのほかに古典的な本の中で、
ラブレー、モンテーニュ、パスカルのあたりを少し齧りたいです。
きちんと読むことは難しいでしょうが、
ラブレー、モンテーニュは宮下さんの新訳が出ていますし、
読みやすいかもしれないと期待しています。
そういいながら、ラブレーは渡辺一夫訳と照らし合わせてみたい気がしますね。
ガルガンチュアは少しずつしか進んでおりません。
ドストエフスキーも新訳で読み返してみたいです。

それに加え、日本の作家にも少し関心が湧いてきています。
森鴎外をはじめとして、八木義徳なども目をとおしてみたいです。
明治や大正、昭和初期に渡仏した人たちのエッセイなども読んでみたい。
堀江さんのおすすめにあった長谷川四郎を読んでみて、
こんなにいい作品があるのだと驚いたこともあり、
灯台下暗し、日本の作品も代表作はせめて知っておきたいところです。

☆ ☆ ☆

宝くじを当てて、
本に囲まれて、
美味しいものを食べて、
珈琲を飲んで、
庭の緑を眺めながら、
昼寝をする。

仕事は読書だけ。

たまには旅をする。

これが今のところの夢でしょうか。

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