読書がテーマのはずのこのブログ。
のはずですが、なかなか読書が進まないとあって、
よく似た嗜好の方には、しっかり読んでねと言われそうですね。
発売される本などにも影響されていて、
読書計画がおおいに変化しています。
骨格は変わっていないのですが、
もう一度おさらいであります。
①須賀敦子さんの本をしっかり読む。
須賀さんの作品理解とともに、
自分が須賀さんのどの部分に共鳴するのか、
憧れているのか、感動しているのか、
などを分析すること。
これは、ライフワークだと思っています。
②プルースト「失われた時を求めて」を
1年に2冊ずつ読んでいく。
これはその都度ブログ上でおさらいをしています。
③堀江敏幸さんの本を次々と読んでいく。
堀江さんは現役であられるので、
発表されている本を楽しみ、味わうということで、
十分かと思っています。
研究、データについてはレミントン主宰の齋藤氏にお任せです。
④ユルスナールをじっくり読む。
世界の迷路の3巻目が未だ発売されていません。
翻訳担当は堀江さんですが、なにか支障があるのでしょうか。
ユルスナールの作品の中で、特に好きな作品を
再読していかねばなりません。
「とどめの一撃」はレポートを書いたらいいのかもしれません。
「黒の過程」はその次に好ましい作品です。
短編にも素晴らしい作品があります。
「ハドリアヌス帝」は再読が必須なのです。
一度目の読みは浅すぎました。
大学でユルスナールを研究する・・・夢ですね。
⑤イタロ・カルヴィーノの作品を読む。
集めているカルヴィーノの本たち。
これらをそろそろ読み始めましょうか。
⑥50歳になったら、
ミシェル・フーコーを読む。
「言葉と物」だけでもいいと思っています。
が、晩年の作品にも興味があり、始めるには遅すぎか・・・
このほかにロラン・バルトを読みたい、小川洋子さんの新作は読んでいく、
多和田葉子さんの新作もチェックする、マルグリット・デュラスも読みたい、
お勉強のジャンルの本も読まなければ、もちろんシムノンも読まないと、
高橋たか子にもトライしてみよう、ラルボーも発売が気になりますし、
ヴァレリーをきちんと読んでみたい・・・
などと、たくさんあるのですが、
今年はタブッキを読めるだけ読んでみる、というテーマを追加しようと思っています。
そのほかに古典的な本の中で、
ラブレー、モンテーニュ、パスカルのあたりを少し齧りたいです。
きちんと読むことは難しいでしょうが、
ラブレー、モンテーニュは宮下さんの新訳が出ていますし、
読みやすいかもしれないと期待しています。
そういいながら、ラブレーは渡辺一夫訳と照らし合わせてみたい気がしますね。
ガルガンチュアは少しずつしか進んでおりません。
ドストエフスキーも新訳で読み返してみたいです。
それに加え、日本の作家にも少し関心が湧いてきています。
森鴎外をはじめとして、八木義徳なども目をとおしてみたいです。
明治や大正、昭和初期に渡仏した人たちのエッセイなども読んでみたい。
堀江さんのおすすめにあった長谷川四郎を読んでみて、
こんなにいい作品があるのだと驚いたこともあり、
灯台下暗し、日本の作品も代表作はせめて知っておきたいところです。
☆ ☆ ☆
宝くじを当てて、
本に囲まれて、
美味しいものを食べて、
珈琲を飲んで、
庭の緑を眺めながら、
昼寝をする。
仕事は読書だけ。
たまには旅をする。
これが今のところの夢でしょうか。
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