2017年4月23日日曜日

カラ―が咲きました

春らしいおだやかな陽気が続いています。
気持も落ち着きますね。


暖かい日中と少し肌寒い朝夕が苦手、と
嘆く声も聞かれますが。
これくらいの気候がしばらく安定して続くと、
よいのになぁ、と思います。


一つ一つ片付けていこうと考えて、
腰を据えて落ち着いて取り組むようにしていると、
気持がずいぶん落ち着いてきました。
しばらくは、目の前にある仕事に集中して、
気持をゆったりしておくことにします。
どこまで維持できるかは、不明ですが。


GWが近づいていることも、
気持が楽な一因だと思います。
楽しい予定ばかりではありませんが、
仕事から離れることも、
心の休息に必要でしょう。


夕方に庭を眺めると、
白っぽいお花が多いので、
やさしく輝いて美しいです。
白いチューリップ、白い山吹、
水色の勿忘草、ムスカリが少し、
それにカモミールが畑状態。
数年ぶりに、カラーが花をつけました。
それも2輪。
緑の中に、まっ白な固い表情の花は、
たいへん綺麗です。


GWに向けて、読む本も選びました。
心が荒んでいるので、
基本に戻った読書がいいな、と思い、
須賀敦子「塩一トンの読書」、
これは、初期のエッセイほど読み込んでいないので、
丁寧に読むにふさわしいかな、と。
ユルスナール「とどめの一撃」、
出会いの一冊。
また心が揺さぶられることでしょう。
ぱらりとしてみても、つい引き込まれて読んでしまいます。
最後3冊目は、出たばかりの文庫、
堀江敏幸「バン・マリーへの手紙」。
堀江さんのエッセイを読むと落ち着くので、
ゆっくり楽しもうかと思います。
どの本も、再読なのですし、
読了に至らなくても良い、気楽な読書です。
好きな本を読むのは、ほんとうに心の栄養ですね。

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