春らしいおだやかな陽気が続いています。
気持も落ち着きますね。
暖かい日中と少し肌寒い朝夕が苦手、と
嘆く声も聞かれますが。
これくらいの気候がしばらく安定して続くと、
よいのになぁ、と思います。
一つ一つ片付けていこうと考えて、
腰を据えて落ち着いて取り組むようにしていると、
気持がずいぶん落ち着いてきました。
しばらくは、目の前にある仕事に集中して、
気持をゆったりしておくことにします。
どこまで維持できるかは、不明ですが。
GWが近づいていることも、
気持が楽な一因だと思います。
楽しい予定ばかりではありませんが、
仕事から離れることも、
心の休息に必要でしょう。
夕方に庭を眺めると、
白っぽいお花が多いので、
やさしく輝いて美しいです。
白いチューリップ、白い山吹、
水色の勿忘草、ムスカリが少し、
それにカモミールが畑状態。
数年ぶりに、カラーが花をつけました。
それも2輪。
緑の中に、まっ白な固い表情の花は、
たいへん綺麗です。
GWに向けて、読む本も選びました。
心が荒んでいるので、
基本に戻った読書がいいな、と思い、
須賀敦子「塩一トンの読書」、
これは、初期のエッセイほど読み込んでいないので、
丁寧に読むにふさわしいかな、と。
ユルスナール「とどめの一撃」、
出会いの一冊。
また心が揺さぶられることでしょう。
ぱらりとしてみても、つい引き込まれて読んでしまいます。
最後3冊目は、出たばかりの文庫、
堀江敏幸「バン・マリーへの手紙」。
堀江さんのエッセイを読むと落ち着くので、
ゆっくり楽しもうかと思います。
どの本も、再読なのですし、
読了に至らなくても良い、気楽な読書です。
好きな本を読むのは、ほんとうに心の栄養ですね。
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