2018年2月14日水曜日

「変動帯に暮らす覚悟」 「図書」より

「図書」2月号に、
地球科学がご専門の巽好幸氏による
「変動帯に暮らす覚悟」という記事が掲載されています。


これは、日本という国がどういう場所にあり、
そのために、どのような事象が起こり、
また、どのような恩恵を受けてきたか、綴られているものです。


簡単に説明してしまいますと、誤解を招かれないものでもあるので、
あえて避けたいと思います。


日本人はこの日本という土地で、どのように生きてきたか、
災害にどのように対処してきたか、
また、この風土を受け止めつつ生まれた独自の世界観等、
考察は多岐に渡ります。


基本的にはこの土地のあるがままの事実を述べられているのですが、
これを冷静に捉えることが、第一の姿勢だと思います。


メディアでは、恐怖をあおり、責任の所在を中心に報道されますが、
この土地で生きていく限り逃れることのできない事実を、
まず受け止めたいです。


本当に厳しい自然環境であり、
試練をもたらしてばかりいるような土地柄ですが、
何の不安も無い土地なんて、あるでしょうか?


地球が生命を持った星である限り、
私たちもそれをともにしなければならないのです。

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