ここしばらく北欧のミステリを読んでいましたが、
そこで“北欧のミステリといえば「笑う警官」・・・”とありました。
「笑う警官」といえば、確か角川文庫にあったようなと思いだし、
書店に行くと、どんぴしゃ、ありました。
ページをめくると古い活字。
ということは版を重ねている定評のあるミステリということ。
というわけで早速読んでみました。
とてもじっくりと練られた内容です。
事件の解決に向けてはなかなか進展を見せず、
どうなっていくのかと心配になりましたが、
主人公のマルティン・ベックが注意を払っていた最初の疑問が、
ぴたりと当てはまると、
後はずんずんと展開して、ほっとしました。
最後にはちょっとしたオチもあったりして。
最近の波乱が多い内容のミステリが多い中、
オーソドックスなじっくりと読ませてくれる作品でした。
ベックを中心に、警察のチームで動いているのも、
懐かしさを感じさせます。
古いといえば、古いのですが、
その点さえ、気にしなければ、問題なしです。
タイトルの「笑う警官」。
どこで種明かしがあるのかと思いきや、
これも心温まる部分でありました。
でもベックは笑わなかったのですよ。
作者はマイ・シューヴァルとペール・ヴァールー。
スウェーデンが舞台です。
2013年8月28日水曜日
「百年の孤独」補足①
ガルシア=マルケスの作品はほとんどが邦訳されており、
現在では、そのスケールの大きさがよく知られています。
昔読んだときに感激して、作品を探しまわりましたが、
「エバは猫の中」サンリオ文庫、
「ママ・グランデの葬儀」集英社文庫
「戒厳令下チリ潜入記」岩波新書など、2,3点しか見つけることが
できませんでした。
基本的に作風は統一感があり、
南米の風土が生かされた作品ばかりで、
短編ではスケールの大きさまでは、堪能できませんでした。
現在では「族長の秋」が「百年の孤独」と並ぶ代表作とされていますが、
あらすじを読む限りでは、私が読むことはないと思います。
「物語の作り方」は一度読んでみたいと思っています。
現在では、そのスケールの大きさがよく知られています。
昔読んだときに感激して、作品を探しまわりましたが、
「エバは猫の中」サンリオ文庫、
「ママ・グランデの葬儀」集英社文庫
「戒厳令下チリ潜入記」岩波新書など、2,3点しか見つけることが
できませんでした。
基本的に作風は統一感があり、
南米の風土が生かされた作品ばかりで、
短編ではスケールの大きさまでは、堪能できませんでした。
現在では「族長の秋」が「百年の孤独」と並ぶ代表作とされていますが、
あらすじを読む限りでは、私が読むことはないと思います。
「物語の作り方」は一度読んでみたいと思っています。
「百年の孤独」
「百年の孤独」 ガブリエル・ガルシア=マルケス著 鼓直訳 新潮社
コロンビア出身の作家による1967年に書かれた南米のマコンドという村を舞台とした、
この小説、本好きの人で知らぬ人は無いかと思います。
ノーベル賞の受賞や、
少し前に新潮社から全集が出ているのも、
南米作家のブームを決定づけるものであったでしょう。
20数年前に読んだのは改訳前のものでしたが、
あまり覚えていないので、
ほとんど初読といっていい状態でした。
この改訳版がでたときには、
表紙のレメディオス・バロに惹かれて買っておいたのです。
内容とはちょっと違いますが。
さて、どこからお話をしていいのやら、
さっぱりわからないというのが実情です。
ストーリーを知っていても、
この本の力強さは伝わらない。
登場人物がわかれば、
少しはマコンドの歴史が少しはわかり、
百年の時の流れを知ることができるかもしれない。
でもそれだけではないのです。
物語として存在するその不思議な力も大きく働いているのです。
舞台が南米であるということも、
地理的なことや、歴史や文化などにも、大きな影響が見られます。
百年の間に様々なことが起こります。
マコンドが作られてからしばらくののち、
内戦が起こり、マコンドも巻き込まれていきます。
内戦が落ち着いたら、次は西洋主体の資本主義がマコンドを襲います。
マコンドは大変な歴史の渦に巻き込まれていくのです。
それが、どういうことを指しているのかは、
本文の中であきらかにされていきます。
そういった歴史的観点から読むのもよいかとおもいます。
でも単なる物語として読んでもとても面白い。
そして面白いだけでなく、
人間という生き物の不思議さも書き込まれていて、
一族という流れも含め、
人間ってこういう生き物なのだなって思い知らされるところがあります。
そういう意味では、他の地を舞台にした「百年の孤独」がありえるかもしれない。
そう思わせる、誠に不思議な作品です。
登場人物それぞれに、
はっきりとした役割が与えられていて、
その個性がまた豊かで興味深いのです。
マコンドの創設者ホセ・アルカディオ・ブエンディア、
一族に影響を与えたメルキアデス、
100歳以上生きたウルスラ、
世界中を旅したホセ・アルカディオ、
アウレリャノ・ブエンディア大佐、
トランプ占い師ピラル・テルネラ、
悲しいと土を食べるレベーカ、
薄幸の少女レメディオス、
影は薄いが、家庭を支えるサンタ・ソフィア、
またしてもアルカディオ、アウレリャノ・ホセ
アウレリャノが17人・・・これで半分くらい。
マコンドで何が起こっているのか、知りたくなってきませんか?
寝て過ごした定休日
一日のほとんどの空いた時間を寝てしまいました。
さすがに罪悪感が。
やっぱり夏の暑さの疲れもあるのでしょうか。
すぐ眠ってしまうときの、気持ちよさは何ともいえません。
本を広げてみたのですが、
それも2ページくらいで、まあいいか・・・
この水曜日と日曜日が休みという形態は、
賛否両論ありまして、
やはり連休でないと疲れがとれないという人もいますし、
飛び飛びに休みがあるので、身体が楽と言う人もいます。
どちらも言えていますが、
一日休んだところで、また明日からフル回転というのも、
結構疲れるように思います。
夏の暑さのピーク、38℃などという気温は通り越したようですが、
まだまだ陽射しは強く、日中は暑いですね。
庭に出ると蚊が多くて、すぐやられてしまいます。
日の暮れも早くなってきたことですし、
そろそろ秋らしくなってきてほしい、8月の下旬です。
さすがに罪悪感が。
やっぱり夏の暑さの疲れもあるのでしょうか。
すぐ眠ってしまうときの、気持ちよさは何ともいえません。
本を広げてみたのですが、
それも2ページくらいで、まあいいか・・・
この水曜日と日曜日が休みという形態は、
賛否両論ありまして、
やはり連休でないと疲れがとれないという人もいますし、
飛び飛びに休みがあるので、身体が楽と言う人もいます。
どちらも言えていますが、
一日休んだところで、また明日からフル回転というのも、
結構疲れるように思います。
夏の暑さのピーク、38℃などという気温は通り越したようですが、
まだまだ陽射しは強く、日中は暑いですね。
庭に出ると蚊が多くて、すぐやられてしまいます。
日の暮れも早くなってきたことですし、
そろそろ秋らしくなってきてほしい、8月の下旬です。
2013年8月25日日曜日
久しぶりの雨
奈良では金曜日の夜から雨と雷がやってきました。
久しぶりの雨とあって、
きっと喜んでいるのは人だけではないと思います。
気温もだいぶ下がって、
一息つけましたね。
当方、夏の行事がほぼ終わり、
9月の恐ろしい仕事を前にして、
今週はその準備を始めるちょっと気が楽な週。
いや、そうであってほしいです。
夏場もいろいろと事件がありましたから、
何もない週があってもよいでしょう。
読み終えた本の感想を記する必要があるのですが、
なんだか、気が乗りません。
頭がぼんやりしています。
読書自体はぼちぼちしています。
勉強はまだ手つかずのまま。
一時のイベントでテンションがあがるのも楽しいけれど、
落ち着いた日々もなければ、
コンディションが整いませんね。
今年の秋は残暑が厳しいといいますが、
少しずつでも自分のペースを取り戻していきたいところです。
今読みたいのは、先日も書いたエリオット・ポールの
「最後に見たパリ」。
ああ、読みたい。
それから、先日の芥川賞を受賞した「爪と目」も気になります。
それに文庫になった「きことわ」も読みたいです。
今日毎日新聞の書評に上がっていた「スバらしきバス」平田俊子著を
偶然借りて読んだばかりです。
バスが好きな人には、質の良いエッセイで楽しめるでしょう。
バスの行き先は気になる地名が多いので、
誘惑が多いような気がします。
そのあたりはよくわかるのですが、
バス酔いしてしまうので、実はバス、苦手なのでした。
どちらかというと、電車に乗って遠くへ行きたいと思うことが多いです。
ただ、行き先が地方の田舎は、ちょっと。
都会にいると安心するのです。
久しぶりの雨とあって、
きっと喜んでいるのは人だけではないと思います。
気温もだいぶ下がって、
一息つけましたね。
当方、夏の行事がほぼ終わり、
9月の恐ろしい仕事を前にして、
今週はその準備を始めるちょっと気が楽な週。
いや、そうであってほしいです。
夏場もいろいろと事件がありましたから、
何もない週があってもよいでしょう。
読み終えた本の感想を記する必要があるのですが、
なんだか、気が乗りません。
頭がぼんやりしています。
読書自体はぼちぼちしています。
勉強はまだ手つかずのまま。
一時のイベントでテンションがあがるのも楽しいけれど、
落ち着いた日々もなければ、
コンディションが整いませんね。
今年の秋は残暑が厳しいといいますが、
少しずつでも自分のペースを取り戻していきたいところです。
今読みたいのは、先日も書いたエリオット・ポールの
「最後に見たパリ」。
ああ、読みたい。
それから、先日の芥川賞を受賞した「爪と目」も気になります。
それに文庫になった「きことわ」も読みたいです。
今日毎日新聞の書評に上がっていた「スバらしきバス」平田俊子著を
偶然借りて読んだばかりです。
バスが好きな人には、質の良いエッセイで楽しめるでしょう。
バスの行き先は気になる地名が多いので、
誘惑が多いような気がします。
そのあたりはよくわかるのですが、
バス酔いしてしまうので、実はバス、苦手なのでした。
どちらかというと、電車に乗って遠くへ行きたいと思うことが多いです。
ただ、行き先が地方の田舎は、ちょっと。
都会にいると安心するのです。
2013年8月23日金曜日
オリックスvs日本ハム in 京セラ大阪ドーム
偶然手に入った内野席のチケット3枚で、
両親とナイターを観に行ってきました。
野球観戦は大好きなので、
どのチームでも楽しめてしまいます。
キャッチボール一つでもボールの速さに驚き、
ファイル一つでも打球の勢いに驚き、
本当に一つのボールを追いかけることで、
ゲームが進んでいく面白さと不思議な感覚が、
共存しています。
今日の先発は、オリックスが前田投手、
日本ハムが話題の大谷投手。
大谷投手に負けず、前田投手も若手です。
結果的には、
ピンチをしのぎ、点をもらった大谷投手の勝利でしたが、
前田投手もなかなかよかったです。
今日の収穫は、
前田投手の発見と糸井選手が想像以上にかっこよかったこと。
最下位争いともいえる順位どうしのゲームだったからか、
気迫が少々足りなかったように思います。
首脳陣にとってもファンにとっても難しいところですね。
大谷選手は写真で見るより、
背が高く、足が長く、そして落ち着いていました。
これからの成長が楽しみですね。
2013年8月22日木曜日
猫は音楽を奏でる・・・らしい
本物の猫と出会う前に知り合ったのは、
中学生の時に読んだ「綿の国星」のチビ猫です。
それ以来、猫が気になって仕方がない。
実物の猫とは10年以上前に出会いました。
膝の上に乗っかるほどの仲良しだったのに、
残念なことに縁がありませんでした。
今は写真集やネットで見かける猫に、
“にゃーん”とときめいています。
最近本屋さんで手にしたエッセイ集「猫は音楽を奏でる」は、
著名な人々が猫にまつわる文章をまとめた本。
冒頭の角田光代さんの「猫は語る」を読んで、
気分は猫日和になってしまいました。
ちょっと手元に置きたい・・・と思いつつ、
他にも欲しい本があることを思い出し、
ぐっと保留しました。
いえ、わんこも好きです。
とくに散歩中のコーギーは、
あちらの方から駆け寄ってくるのです。
何故だろう?
好きですオーラが出ているのでしょうか。
中学生の時に読んだ「綿の国星」のチビ猫です。
それ以来、猫が気になって仕方がない。
実物の猫とは10年以上前に出会いました。
膝の上に乗っかるほどの仲良しだったのに、
残念なことに縁がありませんでした。
今は写真集やネットで見かける猫に、
“にゃーん”とときめいています。
最近本屋さんで手にしたエッセイ集「猫は音楽を奏でる」は、
著名な人々が猫にまつわる文章をまとめた本。
冒頭の角田光代さんの「猫は語る」を読んで、
気分は猫日和になってしまいました。
ちょっと手元に置きたい・・・と思いつつ、
他にも欲しい本があることを思い出し、
ぐっと保留しました。
いえ、わんこも好きです。
とくに散歩中のコーギーは、
あちらの方から駆け寄ってくるのです。
何故だろう?
好きですオーラが出ているのでしょうか。
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