しばらく暖かな日が続きましたが、
秋は静かに深まっています。
桜の葉も赤くなりぱらりぱらりと散っていますし、
山茶花の花も咲き出しました。
駅のそばに大きなどんぐりの樹があります。
足元にどんぐりを見つけるまで気がつきませんでした。
見上げると小さなどんぐりの実がたくさん生っています。
秋の実りに嬉しくなりました。
煉瓦敷きの歩道には、
ぽろりぽろりとどんぐりの実が落ちています。
哀れ、次の世代を向かえることができません。
この頃は子供の遊び道具にもなりません。
慰めの言葉はどこへやら、
茶色い丸々とした姿を見て、
つい踏みつけてみたくなりました。
ぽんと一踏み、
ぱちりといい音が鳴ります。
縁起のいい音だと楽しくなって、
ぱちりぱちりと踏みつけてまわります。
少々後ろめたく感じながらも、
これから毎秋の風物詩になりそうです。
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