2011年5月2日月曜日

「バルテュス 自身を語る」途中

眩暈がするほどの陽光の中を、
奈良公園へ出かけてみました。
開放的な気分になった人々が押し寄せています。
どの道を行っても、大きな声が響いているし、
黄砂のせいもあって土ぼこりがひどいし、
初夏を思わせる暑さで、すっかり参ってしまいました。
木陰で本でも読もうと思ったのが間違いで、
早々と引き上げてきました。

読みかけていたのは、「バルテュス 自身を語る」。
納得のできる言葉が並んでいて、
とても心が安らぎます。
絵画については様々なアプローチ方法があって、
人によって考えは異なるでしょうが、
私はバルテュスがこの本で述べていることに、
諸手を挙げて賛成する立場です。
まだ自分の考えが定まらなかった頃には、
絵画を手当たり次第観ていましたが、
見方が悪いのか、よくわかっていないからか、
近頃では、好きか、嫌いかだけで観るようになっています。
では好きという場合はどういう絵や写真であるか。
これもはっきりとしていません。

そんな気分だけで観ようとしている者に、
これはぴったりの本です。

バルテュスが何を重要視していたのか、
懇切丁寧に繰り返し語られています。

現在半分まできましたが、
一読しただけでは、頭の中が整理できないでしょう。
せめて、何故自分がある特定の絵画や写真に惹かれるのか、
その答えを見つけることができるかもしれません。

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