2011年9月11日日曜日

晩夏の読書は

夏の終わりの読書は吉田秋生一辺倒。

「桜の園」 女子高校生の日々を垣間見ます。
「河より長くゆるやかに」 男子高校生の普通ではない日々。
「夢みる頃をすぎても」 20数年前の大学生はこんなふうでした。
「カリフォルニア物語」4巻 カリフォルニアからN・Yへやってきたヒースの物語。

どれもとってもてらいのない、真実をついた、面白くも、心に残る作品ばかり。
こんな歳になってから昔を振り返って読むのも、なかなか楽しいものです。
もうしばらくしたら「夜叉」に入りたいと思っています。

他には、

「巴里の空の下、オムレツのにおいは流れる」 石井好子著
読むのは2回目だけど、とにかく美味しそうなものばかりで、おなかがすいてきます。
1963年の出版された本なので、今になってはそう不思議ではない物もありますが、
とにかくきっぷのよいお人柄が滲み出た爽快なエッセイです。

「灯台守の話」 ジャネット・ウィンターソン著 岸本佐知子訳 白水uブックス
現代小説って凝っていて読むのが難しい。そこが面白かったりしますが。
主人公シルバーに共感することもなかなか難しい。
純粋なのだけど、素直でない捻た感じも受けました。
この作品は若い人のほうがフィットするかもしれません。

「失われた時を求めて」第2巻
続いて集英社版の鈴木道彦さん訳で読み始めました。
ちょうど“スワンの恋”のところです。
ここだけ昔話を独立した視点で書かれています。
書かれていることはたいした内容ではないのだけれど、
そこから引き出されるプルーストの思考が面白い。
うねうねと長々と書かれる文章をふーんと唸りながら読んでいます。

気分としてはここへじっくり読める、でも読みやすい小説が
ほしいところです。
何にしようかな・・・悩む楽しみ、探す楽しみ、活字にまみれた晩夏です。

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