夏の終わりの読書は吉田秋生一辺倒。
「桜の園」 女子高校生の日々を垣間見ます。
「河より長くゆるやかに」 男子高校生の普通ではない日々。
「夢みる頃をすぎても」 20数年前の大学生はこんなふうでした。
「カリフォルニア物語」4巻 カリフォルニアからN・Yへやってきたヒースの物語。
どれもとってもてらいのない、真実をついた、面白くも、心に残る作品ばかり。
こんな歳になってから昔を振り返って読むのも、なかなか楽しいものです。
もうしばらくしたら「夜叉」に入りたいと思っています。
他には、
「巴里の空の下、オムレツのにおいは流れる」 石井好子著
読むのは2回目だけど、とにかく美味しそうなものばかりで、おなかがすいてきます。
1963年の出版された本なので、今になってはそう不思議ではない物もありますが、
とにかくきっぷのよいお人柄が滲み出た爽快なエッセイです。
「灯台守の話」 ジャネット・ウィンターソン著 岸本佐知子訳 白水uブックス
現代小説って凝っていて読むのが難しい。そこが面白かったりしますが。
主人公シルバーに共感することもなかなか難しい。
純粋なのだけど、素直でない捻た感じも受けました。
この作品は若い人のほうがフィットするかもしれません。
「失われた時を求めて」第2巻
続いて集英社版の鈴木道彦さん訳で読み始めました。
ちょうど“スワンの恋”のところです。
ここだけ昔話を独立した視点で書かれています。
書かれていることはたいした内容ではないのだけれど、
そこから引き出されるプルーストの思考が面白い。
うねうねと長々と書かれる文章をふーんと唸りながら読んでいます。
気分としてはここへじっくり読める、でも読みやすい小説が
ほしいところです。
何にしようかな・・・悩む楽しみ、探す楽しみ、活字にまみれた晩夏です。
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