2011年9月18日日曜日

「特捜部Q 檻の中の女」

「特捜部Q 檻の中の女」 ユッシ・エーズラ・オールスン著
 吉田奈保子訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ1848

久々のミステリ、よかった、面白かった。
本当にあったとしたら、大変な話だけど。

2007年デンマーク、コペンハーゲン警察に、
かくかく云々の事情で新設された“特捜部Q”。
そこに主人公カール・マーク警部補が配属されます。
このカールがとても味のある中年のおっさんです。
でも、実はとてもつらい経験をしたばかりで、
精神的にはきついはず。
にもかかわらず、未解決の重大事件に挑みます。
部下は謎のシリア人のアサド・・・この設定がまた可笑しいのです。

実生活と仕事の現実の厳しさと、
そこはかと人間味のあるユニークさとが相まって、
カールの仕事は少しずつ展開を見せてゆきます。

並行して、もう一人の重要人物のスリリングな状況が語られていて、
筋の運びもキリリと締り、なかなか読ませてくれました。

何気なく選んだ本だったのですが、
とってもしっくりとはまってくれました。
おかげで寝不足気味です。
警察小説がお好きな方には是非お勧めいたします。

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