こういうときのために短編集がある。
ちょっとぴりっとしていて、
味わい深い作品が楽しめる格好の本。
河出書房新社の世界文学全集より短編コレクションⅡ。
このⅡは欧米の作品が集められているということです。
あまりじっくりと読む時間が取れない人にぴったり。
一番手はロシアの作家アレクサンドル・グリーン。
ものすごく短いのに、読ませる。
とってもよかったです。
他の作品も読んでみたいなぁと思う、その瞬間が好きです。
※ ※ ※
半年に一度は本の整理をして、
古書店に送っています。
自然に本が溜まってきたり、
もう必要がないと判断したりするのに、
ちょうど半年が節目です。
今日も段ボール一箱を詰めました。
それでもまだ押入れにはゆうパックの箱が約30箱、
横幅90㎝の本棚に溢れんばかりの本。
毎回これ以上は手放せないと思うのですが。
残った本の傾向を確認すると、あまり小説はないのです。
エッセイや自叙伝、評論が中心です。
感動できる小説にあまり出会っていないということでしょうか。
これから先はさらに読む本を絞っていく予定です。
勉強に必要な本も読んでいかねばなりませんし。
でも、本屋さんで面白そうな本を見かけると、うずうずしてきます。
今読みたい本は、
「ビルバオ‐ニューヨーク‐ビルバオ」
「2666」
「フランス組曲」
「孤高の名家 朝吹家を生きる」など。
もちろんこれまで感心のあった作家や思想家の本も読みたいです。
50歳になったら「言葉と物」を読むと決めていますが、
さて、その日は来るでしょうか。
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