早春の兆しが見え始めた頃にやってきた大震災。
大きな地震の後、
襲ってきた大津波になすすべもなかった。
あれからまだ4年、もう4年。
行方不明の家族を探し続ける人たち、
仮設住宅で不便な暮らしを続ける人たち、
大切な人を失って傷ついた心を癒すことができない人たち。
そして大きな被害を受けた福島原発から、
避難を強いられている人たち、
原発の処理に携わっている人たち。
4年も経っているのに、
大きな展望は確かめることができません。
小さな輪がこつこつと活動しておられ、
人々の心に光を灯すことに心をくだいている人たちも
大勢いらっしゃいます。
大きな事業は国力で多額のお金と人を必要とします。
まだまだやるべきことがたくさんあると思われます。
小さなことでよいから、
何かしなくては、とわずかな寄付などはできるけれど、
もっとしっかりと手助けできることがあればいいのに、
と、自分に問いかけしてはみるものの、
ほんとに何もできない。
被災地の物を購入するくらいしか。
被災地から遠く離れている人たちは、
きっと同じような思いをもっているのではないでしょうか。
あまりに大きな被害です。
私たちの抱える大きな課題を残して、
時間だけが経っていってしまっているような気がします。
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