今週は哀しい出来事が続きました。
6月23日に国民投票を控えるイギリスで、
EU残留派であったジョー・コックス下院議員が、
極右思想に影響を受けた男性に射殺されるという悲劇がありました。
あってはならないことです。
これにより、イギリス世論も影響を受けているようです。
EU離脱か、残留か。
イギリスだけでなく、EUはもちろん、世界的にも影響があるでしょう。
一人の議員が命を捧げるという形になった、今回の投票。
イギリスのためにも、世界のためにも、
これからの行く末を考えていかねばならない、という教訓であるように、
思われます。
ご冥福をお祈りいたします。
日本では、
ボランティア活動に専心された中田武仁氏がこの世を去りました。
カンボジアで1993年4月、選挙監視員のボランティア活動中に
凶弾に倒れた中田厚仁さん(当時25)の父で、
国連ボランティア終身名誉大使の中田武仁(なかた・たけひと)さんが、
老衰のために亡くなられたそうです。
ボランティアに従事されている人は数多くいらっしゃいます。
どの方も命を張って活動されており、頭が下がるばかりです。
ずいぶん前に、中田武仁さんのインタビューを読むことが
ありました。
息子さんを意思を継いで、息子さんのためにも、
カンボジアのためにも、活動されていることに、
人間の尊厳とは、こういうところに現れるのだと、
心を動かされました。
中田さんの活動について、何か書物になればよいのに、
と思っています。
今はきっと息子さんとお二人で、
これからの世界について話し合っておられることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
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