2016年6月8日水曜日

ひと休み

今日は予定の何もないお休み。
ゆっくりとしました。


またまたネットにて映画の視聴。
「あるいは裏切りという名の犬」 フランス 2004年。


これはしばらく前にDVDで視て、
あれあれベタな映画だなぁ、といまいちの印を押したのですが、
見直してみると、結構面白い。


キャストは、主人公にダニエル・オートゥイユ、
ライバルにジェラール・ドパルデューと豪華です。
この二人の人物像の造形はしっかりとできていますが、
ストーリーが派手な分、見極めにくいのでした。
とにかくスリリングな展開の映画です。


舞台はパリ警視庁、対立する部署のトップにいる二人。
続いて起こっている強盗事件が軸になります。
オートゥイユは、とても厚い人間関係が築かれているチームにおり、
そこが一つの見どころです。
最後の最後までそういう人間関係が生きています。


そういった人柄を生かした映画として視ると、
そのあたりを際立たせるストーリーと見えますが、
この内容、実話を元にして、
元警官経験者のマーシャルがメガホンをとっており、
これはうまくまとめられていると思わされました。
最後の最後まで、息が抜けない内容です。


何気なく、すごく親密なことに違和感を感じたのは、
オートゥイユと成長した娘ローラとの再会でしたが、
本当に実の親子だったのでした。
うまくできているなぁ。


ただ、テンポとキャメラの展開が凝っていて、
字幕だとついて行きにくいのです。
これ、きっとフランス語がわかったら、
もっといい、と思わされるでしょう。
DVDでは吹き替えもあるようです。


個人的にはフランシス・ルノー演ずるティティが好ましかったので、
助けてあげてほしかったです。


フランス映画はあれこれ観ているからか、
この人どっかで観たことある・・・ということがよくあり、
今回も調べてみると、
なるほど、あの映画に出ていたのか、なんて。
きちんと名前を抑えていないので、
こんな間抜けなことになってしまいます。


映画を観るのは、ほんと、楽しいです。

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