2016年6月23日木曜日

クリストフ・ルメールとラフ・シモンズ

ここしばらく気になっている服飾デザイナーは、
エルメスで仕事をしていたクリストフ・ルメールと、
ディオールで仕事していたラフ・シモンズ。
どちらも現在はフリーとなり、
オリジナルに従事しているようです。


クリストフ・ルメールは昨年からユニクロとのコラボで、
有名ですね。
今秋から本格的なプロジェクトに係るそうです。
シンプルな素材使いに、優美なカッティング。
日本人に似合うかどうかは別として、
あの価格で、ルメールのデザインを着れるなんて、
凄いことだと思います。
私も早速黒のコットンのワンピースを購入してみましたが、
太目の人には少々無理あり。
組み合わせも楽しめそうなので、
再度、お店で悩んでみたいと思います。
オリジナルのコレクションはそれはそれは美しく、
写真だけでもうっとり。
色もとても好みです。


ラフ・シモンズの方は今はメンズしかしていないようですね。
ジル・サンダーでデザインをしていた時は、
いつも店頭で、このすっきりとした綺麗な服は誰が?と
思っていました。
しばらくして、ラフ・シモンズとわかり、
この腕は素晴らしいと、注目するようになりました。
ジル・サンダーを退任するときのラストのコレクションも、
素晴らしいものでしたが、
ディオールでの最初のオートクチュールは、
誰もが唸らされたのではないでしょうか。
videoを何度もくり返して眺めておりました。
その頃の映画があるので、
ぜひ一度観てみたいと思います。


シンプルで優美、色が繊細、素材を生かしたデザイン、
そして男性デザイナーは女性を美しく見えるように、
仕上げてくれます。なので、美しい人はさらに美しく。
美を服の次元で表現し、身近なものにしてくれる。
美しい物をみるのは、心が洗われますね。


自分が着てみたい、ということは、
あまりないのです。
相変わらず、美術、芸術としてみています。


大好きなドリス・ヴァン・ノッテンは、
さらに凝った作品を作り続けているようで、
とても日本人がまとうことは難しそうに見えます。
大阪では阪急百貨店で扱っているので、
ときどき、眺めて、溜息ついてます。

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