2016年9月11日日曜日

家族旅行

9日の金曜日、10日の土曜日と
家族4人で旅行に出かけてきました。


正確に言うと、家族は5人ですが、
弟の一人は家庭がありますし、
子供の一人は受験戦争真っただ中。
なので、そちらにはそっと。


私も下の弟も会社の休みが取れたことを幸いに、
下界のことをすっかり忘れて(?)
美しい場所として知られる上高地へ。


久しぶりの新幹線に乗ったりして、
ちょっとわくわくでした。
名古屋、松本間のしなのでは爆睡。


松本はよく知ったはずの街・・・でしたが、
駅もすっかり綺麗になっていて、
街もやはり変化が見られました。
みよ田というお店で美味しいお蕎麦をいただきましたよ。
松本はお蕎麦屋さんがたくさんあります。
チョイスはリサーチ好きの父。
今回の旅は両親の好きな場所でもありますし、
企画好きの父に切符、ダイヤのだんどりもすっかりおまかせ。
ただついていくだけであります。


松本から上高地までが想像以上に遠かったですが、
辿りついた先は、まさに別天地。
大正池から、田代池を通って約1時間半のウォーキング。
森の中を川に沿って歩きます。
目を上げるとそびえ立つ山々。
すごい所だと、まず思いました。


宿泊は上高地帝国ホテル。
リゾートホテルとして名高いところですね。
立派なたたずまいで、落ち着くつくりになっており、
中へ入っただけで、ほっと一息つくことができました。
4人部屋というめずらしいつくりで、
中心にとってもかわいいお風呂があって、
ま、テラスからの眺めはまさに絶景。
夜に空を眺めると、白い星々が降ってくるかのようでした。


ゆっくりとお食事をよばれた後は、
またお部屋にて宴会、ギフトショップでアルプス正宗を調達した弟。
でも、疲れていたので、お湯を使った後は、
知らぬ間に寝込んでしまっていました。


翌日は6時に目が覚めて、
まず珈琲一杯。
で、ダイニングにてモーニング。
そこから二手に分かれて、
徳沢を目指す男性陣は出発。
母と私はゆっくりとロビーでまたしても珈琲。
それから私たちは明神池を目指して出かけました。
まだ10時ということもあってか、
人も少な目で、歩きやすい。
有名な河童橋からの景色は山が迫ってくるようでした。
あんな高い山登ったん?と不思議で一杯。
そうなんです、両親は帝国ホテルや徳澤園を起点にして、
かなり登っているのです。
河童橋からまたしばらく歩き、ようやく明神館へ到着。
ソフトクリームで一息。
待ち合わせの明神池まではもうすぐです。
1時間半しか歩いていないのに、かなり歩いた感がありました。


明神池には穂高明神が祭られていて、
お願いごとを一つ。
で、かもじ小屋で男性陣と合流、お昼ご飯をいただきました。
岩魚が目玉ですが、わたしゃお蕎麦と冷酒です。


Uターンしてバスターミナルまで歩きますが、
梓川を挟んで反対側の道を戻りました。
緑豊かで静かな道をとことこ1時間半。
正直言いまして、バスターミナルまでたどり着いた時には
ほっとしました。
あかんわ、私は、自然の中は、落ち着かん。


午後には、人ごみもかなりなもので、
河童橋のあたりは、ごみごみとした様子でした。
これでも、まだオンシーズンにくらべるとましだそうです。


その後は一気に一時間バスに揺られ、30分アルピコ鉄道でことんことんと走り、
松本でお土産をキープ、ようやくしなのに乗ったのは16時でありました。
名古屋についた時には真っ暗でした。
途中多治見では、しっかり街並みを眺めておりましたよ。
(堀江敏幸さんの出身地であります。)


道中はほとんどおしゃべりしていて、
本を読む間もなく、
気楽についていくだけ、というお気楽旅行。
家族で出かけるのも楽しいものだということが、
わかった次第です。


上高地は、私の考えでは、入山制限をもっとした方がいいと思いましたね。
これほどの自然を荒らしてはいかん、それくらい美しいところです。
アルピニストの夢の山々はあいかわらずよくわからないまま。
でも、行って、自分の目で見て、初めて自分の意見が持てるのだ、と、
今回は強く感じたのです。
あまりにも有名な所なので、わかったつもり、でしたが、
これで、言えます、実に自然豊かな美しいところです、と。

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