冬休み2日目。
一乗寺にある恵文社で古書の催しをしているとの情報を得て、
出かけてきました。
個人的には恵文社は微妙な本屋さんで、
好きな作家の本については、
既読であるか、所持している場合が多く、
新しい発見がほとんどありません。
並べ方、置き方が面白いな、という感じなのです。
でも、ひととおり回って、
気になっていた現代作家の本を手にしてみたり、
欲しかったのに、保留していた本を眺めてみたり、
いつもの本屋さんとは違った時間を過ごしてきました。
古書は、「イギリス短編集24」集英社 を。
でも、帰宅してよくよく見てみると、
昔読んでいて、奥の方に片付けてある本でした。
カバーがなかったので、気がつかなかったのです。
ま、もう一度読むことにしましょう。
いい短編が揃っているのです。
恵文社に行くことが楽しみなことの一つに、
叡山電車に乗ることがあります。
あの手の小さな各駅停車の電車や、市電が大好き。
ゆっくり走って、持ち味があって、楽しいです。
大好きな電車を乗り継いで、
遠くまで行って、
大好きなイノダの本店と烏丸店で2回も珈琲をよばれて、
お正月用のお使いを少ししたのですが、
ちょっとばかし歩いただけで、
身体が冷え冷えになりまして、
これ以上うろうろしたら風邪をひく!と慌てて引きあげました。
京都は実に奥が深くて、
皆がひいきのお店を持っていたりして、
こじんまりしたよいお店がたくさん潜んでいます。
訪ねてみたいお店はいくらでもあるのですが、
時間と懐に余裕が無いと難しいですね。
京都で学生生活を送れればよかったのになぁ、と
今頃になって思います。
古書店もたくさんありますし、
落ち着いたたたずまいは、学問をするのにふさわしい。
でも、勉強、嫌いやしね、やっぱり無理やわ。
雰囲気を味わうだけで終わる、京都へのプティ旅でした。
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