2013年9月11日水曜日

秋の入口


グリーンカーテンの内側をのぞいてみると、こんな感じです。
ふうせんかずらがもしゃもしゃと伸びて、
まるで温室の中みたいです。

庭は雑草たちも少しずつ秋のものが伸びてきて、
猫じゃらしはもうおしまい。
穂が出るタイプのものが中心です。
もう少し涼しくなったら、
庭仕事のシーズンですね。

昨日はちょっと早めの通院日でした。
用事をすませて、
後は読書。
勉強道具も一式持っていたのですが、
未だ手つかず。

以前から気になっていた川上未映子さん。
このたび川端康成賞を受賞されましたね。
それをきっかけに文庫になっていた「乳と卵」を。
思っていたよりもノーマルだったので一気読みできました。
とってもいい小説。
流れるような思考と行動を一緒くたにした、
関西弁まじりの文章もすごく読み手に近づくことができると、
好意的に感じました。
女性ならではの感覚も現代的な生々しさがあって、
他のテーマの作品があるのなら読んでみたいと思いました。

続いて読んだのは上野千鶴子さんの「ひとりの午後に」という
エッセイ。単行本でも読んでいるので、2回目ですが、
今回の読後感はまったく違うものになりました。
私も歳をとったからかもしれません、とても共感できる部分が多かったし、
わからないところはそれなりに受け取ることができました。
「ミッドナイト・コール」から20年以上たち、
ようやく上野さんの姿が見えるようになった気がします。
すごくいいアイデアもキャッチ。
これは一事業にできる!、
さすが、おっしゃることが一歩先に進んでいます。

そして今とても気になっている作家の本を入手しました。
その作家のことはほとんど知らないので、
手元にある本を読んでからお話しいたしましょう。
とっても楽しみです。

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