久しぶりに本のお話をいたしましょう。
「少年少女のための文学全集があったころ」 松村由利子著 人文書院
出版されたばかりの本です。
借りて目を通してみました。
子供の頃、親しんだ本がいっぱい。
アンやローラやジョーやジュディがあちらこちらに登場します。
同じように思いながら読んだなぁと、
懐かしく感じながらの読書でした。
児童書に出てきた食べ物、習慣、言葉、表現など、
多岐に渡るテーマに沿って、
最近の新訳にも目配りしてあり、
今になって振り返ってみたら、という視点で書かれています。
大人になってから、再読したりすると、
とても大切な思い出のよみがえりと、新しい事実の発見。
子供の頃に本が大好きだった人には、
嬉しい一冊ではないかと思います。
今になって、再読したらどう感じるだろうか、と思います。
あのときのときめきは、もう無いかもしれません。
それくらい本を読むことにわくわくしながら、
毎日を過ごしていた小学生の頃。
周りの人々だけでなく、
本にも守られていたのかもしれません。
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