積んである本をどうにかせねばという思いと、
これだけの本のエッセンスを少しは知っておきたいという思いで、
少しずつでも広げてみることにしました。
今日から毎日一冊ずつ斜め読み開始です。
気になる本は手元において、
また読むことにします。
まず今日は、
「醤油と薔薇の日々」 小倉千加子著 いそっぷ舎
借りている本です。
小倉さんのことは以前からチェックはしていますが、
ほとんど読むことはありません。
この本はタイトルとなっている冒頭の章は攻めの姿勢ですが、
全体はエッセイとなっています。
いつも感じることなのですが、
小倉さんは頑固な自分というものを持っていらっしゃる。
社会をしっかり見据えて、現在の状況を把握されています。
起承転結の起承までは身近な話題から出発していて、
なじみやすいです。
が、展開の部分が弱く感じられます。
もう一ひねり欲しいところです。
一歩先に進んで、新味のある部分が必要でしょうか。
そして、エッセイとして書かれているからか、
少しソフトに、気持ちの部分で括られています。
それがちょっと歯がゆく感じられました。
どこか考え方が異なるからなのか、
世代の違いで視点が違うのか、
問題解決をわざと避けておられるのか、
なんとも落ち着かない読後感です。
0 件のコメント:
コメントを投稿