土曜日。
自分としてはいつもと変わらないつもりだけれど、
バスも電車も人の気配が違っている。
もう後わずかで今年も終わりだからか、
なんだかせわしない感じがします。
暦や世の中に逆らうわけではないけれど、
マイペースに動いています。
今日は「1941年パリの尋ね人」を読了しました。
この難しいテーマを、時間をかけ、心を砕いて書き込んでいる、
その姿に心が打たれます。
ホロコーストというあってはならない事件を読むのに、
いつどの本との関わりでも、恐怖から逃れることができません。
人間が背負っていかなければいけない罪だと思っています。
思いやりの深い、悲しい本です。
そして今ベストセラーとなっている「その女、アレックス」も、
読んでみました。
ミステリとしては、まずまず。
読み方を代えれば、こちらも悲しい本です。
私としては、もう少しセンスを感じるミステリの方が好きです。
モディアノの本は暗い内容が多いのかな・・・?
暗いのは、苦手なのです。
悲しいのも、苦手です。
もう少し探ってみましょう。
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