定期的に読みたくなる作家の一人に、
マルグリット・デュラスがいます。
実は読んでいてもよくわからず、
掴み切れないところも多く、
良い読者とは到底言えないのですが、
行き場の無い愛と感情の捕えがたい感覚を
時々味わいたくなるのです。
愛と狂気とも言われていますが、
行き場の無い感情は狂気とも呼べるのかもしれません。
それらは声の無い叫びとなって、
文章から聞こえてくるのです。
なぜだか、どこかわかるような感情なのです。
その感覚だけをたよりに読んでいます。
昔は集英社文庫からも文庫がたくさん出ていて、
その後には河出文庫からも出ていましたが、
最近はあまり見かけることも無く、残念です。
先日店頭でインタビュー本が置いてあったので、
読んでみたい熱が再びあがってきました。
amazonで古書を探してみようかな、
それとも、馴染みの古書店に探してもらおうかな。
読みたい本は続々出てきます。
それが困った悩みです。
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