額田駅の下りホームに立っていました。
大阪からの帰り電車でお腹イタイタに見舞われ、
慌てて降りたのが額田駅でした。
大阪難波から奈良への下り電車に乗ってゆられていくと、
少しずつ山登りを始めます。
石切駅から先の生駒山のトンネルに入っていくのです。
その山登りの途中にあるのが額田駅。
落ち着いて1番ホームから眺めていると、
目の前に緑一色の生駒山が押し迫ってきています。
駅の北側はその生駒山を中心にあちらこちらに緑が見えていますし、
駅前付近も住宅地も山坂にあるわけですが、
落ち着いた昭和の香りがしています。
線路を見ればゆったりとカーブを描きながら、
左に向かって登っていっています。
夕方の夕陽が当たって暑いはずなのに、
地形のせいか、風がけっこう吹いていて、爽やかです。
こじんまりとした小さなホームで、
坂道のあるところっていいなぁと思っていました。
濃い茶色に覆われた屋並みも古めかしくて、
どこかしら懐かしさを感じさせるものでした。
思いがけない楽しい途中下車となりました。
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