今日は番外編で、
女性向けの部屋です。
この3日間読んでいたのは、
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 ELジェイムズ著 ハヤカワ文庫
映画公開もあって、
ハードな部分がクローズアップされている、
確かにハードな内容満載の小説です。
主人公アナスタシアの一人称語りなので、
女性にはとてもわかりやすく、親しみやすい恋愛小説。
女性の深層心理を知りたい男性にも受け入れやすいかもしれません。
あり得ないと言い切っていいほどの人物設定、環境設定、筋、展開。
これらは本来、よい小説とは呼べない部分です。
ジェットコースターに乗っているようなスリリングさ。
この感覚が最後まで読ませる秘訣の一つでもあります。
わざわざここにUPしているのは、
主人公アナが正直でウイットに富んだとても素敵な女性で、
すっかり気に入ってしまったからなのです。
イギリス文学好きで、大学でも専攻し、
就職先はレアな出版社、と、本好きには嬉しくなる設定です。
女性にもいろいろなタイプの人がいますが、
この本がベストセラーになるところを見ると、
女性が男性に求めることや、恋愛については、
かなり等しく同じような秘めた希望があるのではないでしょうか。
恋愛漫画が好まれるのも、
このあたりが共通するのでしょう。
この本は3部作になっているそうで、
この先はどうなっていくのか、
気になっております。
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