あぁ、ついに辿りつきました。
見出された時がやってきたのです。
ここを読むために、ずっと何巻も読んできたのだと、
ようやくわかりました。
プルーストが書いている“私”の言葉に、
すべて同感するわけではありませんが、
作家、芸術家の創作の意味には納得がいきます。
作家によって、書かれる作品はそれぞれ意味が違い、
目的も違い、きっかけも異なることでしょう。
でも目指すのは真実、作家の見る真実を書くことに、
違いはないと思います。
真実の表し方は様々で、
文体もテーマも好みが違ってきますから、
さらに読者も好きな作家の作品を選ぶのですね。
単純に言ってしまえば、そういうことかと。
この12巻は他の訳でも読んでみましょう。
さらに興味深いことがわかるかもしれません。
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