「闇屋になりそこねた哲学者」 木田元著 で、
中高校生向けのわかりやすい本を読みましたので、
続けて、
「自分の中に歴史を読む」 阿部謹也著 を
再読しました。
阿部さんは社会歴史学といっていいのでしょうか、
私にも比較的親しみのある分野を、
わかりやすく説いておられます。
で、いまだ「ハーメルン」を読んだことがないのです。
ヨーロッパ文学を好む人間としては、
阿部さんの本は読んでおいたほうがよいでしょうか。
そういいだすと、知識はいくらあってもよいのです。
たくさん読んで吸収して、考えて、自分のものにしていかないと
いけないのですが。
先日のクンデラの本も、歴史をしらないと読めない、
できれば、音楽理論も知っておいた方がいい、
という筆頭でしょう。
クンデラの評論は一般の人にも読めるものですが、
やはり理論で攻めてくるのには、圧倒されます。
評論等を読む勉強はしたことがないので、
私は斜め読みに近いところでしょう。
先日の「無意識の祝祭」の読書があまり楽しかったので、
「出会い」も読んでみたくなりました。
ちなみにクンデラは熱狂的なファン以外には、
日本ではあまり売れない本だそうです。
(古書屋さん談)
楽しい本が読みたいなぁ。
手ごたえがあって、感心させられる、
読み応えのある本。
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